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国債を増発することは
「将来の世代に負担を強いて現役世代が潤う」という意見がありますが、よく考えてみるとそうでないのではないでしょうか?
なぜなら、国債を所有するのは主に銀行などの機関投資家が国民の預金を原資に購入し所有する。そして、それを返済するのは政府が税金から返すわけです、つまり国民が返済する。 要するに国民が 国債を所有し、国民が返す。この場合、将来の国民つまり、我々の子孫が、債務と、債権の両方を受け継ぐわけで、決して債務のみを受け継ぐのではなく、お金を返してもらう権利も受け継ぐわけです。債務を受け継ぐことはかり強調されて、国債増発は悪だと決めるのはおかしいのではないでしょうか?

A 回答 (13件中1~10件)

 広く考えると、そのような考えもあるでしょうが、債務は国民が広く税金という形で後年にも負担していただくことになりますが、債権は広く国民が・・・と言うことではありません。

税金を納めている人から見れば、ごく一部の方になるのではないでしょうか。今、子どもで、税金を納めていなくても、将来は何らかの形で税負担が生じます。が、それらの人の内、債権を持てるのはごく一部だと思いますが。

この回答への補足

債権を持てるのはごく一部だと思いますが。といわれますが、違うと存じます。確かに直接債権を持つのは銀行、証券等の機関投資家ですが、これらの原資は、銀行預金などの広く国民がになっていて、結局債権を国民が広く持っているのとおなじです。広く考えても、狭く考えても私の考えは正しいのではないでしょうか?

補足日時:2001/12/23 00:00
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将来の国民が債務と債権の両方を受け継ぐ、ということが問題ですね。



国債は「借金」で、しかも毎年使ってしまっているのです。
決して「預金」しているのではありません。
民間ですと貸借対照表があって、資金をどう使ったかが解るようになっていますが、政府の場合は解りにくい構造になっています。
普通は人から借りたお金を有効に利用して、元をとることが重要ですね。
また、借金するときには「担保」を供出させられますね。
しかし、国債は「政府の信用」という担保で発行し、それを何に使うのかというと、どうやらいい加減に使われているようです。
すると、将来「借金だけ」が残り、それに対する見返りがない、ということになってしまい、大インフレになることも予想されるのです。
政府はお金を印刷することができますから、返せなくなって通貨を増やせば、インフレになります。インフレとはお金の価値が下がることですから、そのとき国民の預金まで価値を失うでしょう。
国内はまだしも、国際化が進んでいる中、「円」の信用がなくなるというのは国民の生活そのものを困窮化させかねない問題です。
安定している外国通貨に国内の富が逃げ出すと「円」の大暴落となり、物価上昇に拍車がかかって、過去の世代を恨むしかない、という時代が来るかもしれないのが国債問題です。

親が借金して浪費した分(資産にはならず)の借金を子や孫が払う、ということで、債権を主張しようにも相手がいないことになります。相手が国ということは、ご説のように結局税金になります。
さてさて、そのときの税率は一体幾らになるでしょうか?
結局、その税金を支払い負担するしかない国民の暮らしが打撃を受けるのです。

この回答への補足

親が借金して浪費した分(資産にはならず)の借金を子や孫が払う、
といわれますが、確かに借金を子孫が払いますが、私の言いたいのは
親が残した預貯金も子孫が受け継ぐ ので、別に子孫は苦労はしないのではないか?ということなのです。 機関投資家が国債を購入できるのは国民(親)の預貯金があるからできるわけです。 つまり、いま日本国民の金融資産は1400兆あるといわれていますが、この額までは国債を発行しても何ら子孫は苦労しないのではないか?というのが、私の質問の趣旨です。

補足日時:2001/12/23 01:05
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この回答へのお礼

さらに、言いますと、子孫は親の持つ資産たとえば土地も受け継ぐ、インフレになれば土地の値段は上がりますから、別に土地持ちの子孫はインフレになっても損はしないのではないでしょうか?預金がインフレで目減りしても、政府の借金も目減りするのでインフレはこの議論では関係がないのではないでしょうか?

お礼日時:2001/12/23 01:18

 No1の追加です。


>これらの原資は、銀行預金などの広く国民がになっていて、結局債権を国民が広く持っているのとおなじです。広く考えても、狭く考えても私の考えは正しいのではないでしょうか。

 理論上はそうでしょうが、では、国民が持ってるのと同じであれば、どのようにしてそれらが還元されるのでしょうか? 税金を負担するように直接的な還元方法があり、過去にされているのでしょうか? 銀行が国債で儲かったので、預金利子を上げてくれたりの恩恵は、聞いた事はありません。
 そのようには、思えませんが・・・。

この回答への補足

還元とは借金を返すことだと思いますが、国債の借金を返せといわれる方がいれば、さらに国債を発行して(もちろん原資は親の預貯金などの金融資産です)これに当てればよいと思います。国民(親)の金融資産は1400兆あるわけですから、1400兆までは、国債を発行しても子孫につけは回らないのではないでしょうか?

補足日時:2001/12/23 01:22
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kisigennさん、こんにちは。



確かに仰る通りなんですが、一般に国債発行で敵視されているのは、「赤字国債の発行」だと思います。
つまり、借金の利子を払うために更に借金を重ねる事が問題視されているんですよね。こればっかりは我々の子孫に債務のみを残す事になります。
国債を乱発すると、当然、将来利子の支払が発生しますから、それを見越した発行をして行かないと、元本を返済できず利子だけを返済して行く事になりかねません。
国の収入である税収が減少傾向にあるにも関わらず、赤字国債は急激に増加しています。これは過去に発行された国債がもたらしたものです。
現在発行されている国債の実に半分は、この赤字国債です。

ということで、無計画な国債増発は赤字国債を発行する可能性を十分に含んでいるので、「国債発行は悪」との認識になっているのだと思います。
つまり、安易に国債を発行するのではなく、元本を返済を優先し、借金をするなら使い道をよく考え、今をしのげれば…では無く、子孫の事も考えて借りましょうってことカナ。

この回答への補足

確かに仰る通りと賛同していただきありがとうございます。osafuneさんの
一般に国債発行で敵視されているのは、「赤字国債の発行」だと思います。以下

のご意見はそのとおりと存じます。しかし、私の質問をもう少しくだいて申しますと、赤字国債でも、貸しては国民(つまり、国民が金を返してもらう権利を有する) 借りては政府(政府というのは結局国民から税金を徴収して返すわけで、国民が借金を返す)
家計とか企業とは違うわけですから、たとえ赤字国債であろうとも、金融資産にみあう額までは国債を発行しても、子孫は受け継いだ資産を取り崩して、払うことができるわけで、子孫につけが回るということにはならないと存じます。
この点にできれば反論していただきたいのですが。

補足日時:2001/12/23 09:48
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No2.のやりなおしです。



政府の借金を誰が負担するのか、という点で見解が分かれていますね。

インフレは関係ないというご指摘もありますが、将来少子高齢化によってこの国のGDPも下向きになると予想されています。つまり、国民所得が増えないのにインフレになる、ということを懸念しているのです。

なるほど、民間による金融資産と国債を比較されているのは興味深い議論です。しかし、この資産は個人資産であって、政府のモノではありません。
これをすべてはきだして供出せよ、ということに国民が納得するでしょうか?
国債を少額にして一般国民にも買いやすいものにしたい、という政府高官の話がありましたが、国民は国債を「金融商品」と捉えています。
安全性のない金融商品を購入するには、リスクに見合った「おまけ」がなければなりません。それが「利回り」となります。
国債利回りが上昇する事は、高金利にもなります。
所得が減って、インフレで高金利(通常の金融政策ではなく、国債の不安から)で、さらに政府財政が巨額の金利支払い負担で硬直化、という姿が想定できます。
kisigennさんのご質問には、一部の人の議論と全体の議論が混ざっているように思えます。
「インフレになれば土地の値段は上がりますから、別に土地持ちの子孫はインフレになっても損はしないのではないでしょうか?」という指摘も、では、土地持ちでない子孫はどうなるのでしょう。
インフレでかつて借金した人はある意味助かりますが、これから家を持ちたいという世代はどうなるのでしょう。

政府支出と民間支出の和が国民支出となり、それがイコール国民生産、イコール国民所得の三面等価の原則があります。
国債はあふれた政府支出を民間支出で穴埋めしていることなので、本来の民間支出を阻害します。あふれた分は下駄を履いて背を高く見せている、といえましょう。
下駄の段階ならまだしも、竹馬になり、さらに数メートルの竹馬になると、大変不安定な経済となります。民間支出部門の持ち出しは、かつて公共事業という形で一部の民間にフィードバックされましたが、それが資産にならなくて浪費となると、kisigennさんがいう親の資産があると思ったらなかった、という悲喜劇になります。なぜなら、国債は金融資産で、機関投資家が個人から集めたものだからです。
つまり、1200兆円を超える、といわれている個人資産に既に国債が含まれているのです。親が残した預貯金が、実はお国の借金証文だった、ということです。
赤字国債の無制限の発行とは、政府が国民から富を吸い上げる、と同じ事になります。
個人は現金で預貯金し、金融機関は国債の購入で現金を政府に渡すからです。

戦後、旧円から現在の新円に切り替えざるを得なかったのは、ハイパーインフレが原因ですが、そのまた原因は戦時国債の大量発行ともいえるでしょう。
円切り替え時に、この国の政府は戦時国債の償還を断念しました。つまり、あの世代の人々は、お国に供出したお金をとうとう返してもらえなかったのです。一方、当時の西ドイツ政府は、長期間にわたる償還を行い、フォルクスワーゲンの民営化にあたって、売却利益も償還にあてています。
イランイラク戦争が終結した直後のOPEC総会で、昨日の敵同士が手を結んで石油価格の値上げを主張したのも、両国ともに戦時国債の償還ができなくなる恐怖からです。
国民の富を吸い上げるシステムが崩壊すると、その国民経済は長きに渡って低迷を余儀なくされる前例はいくらでもあります。

この回答への補足

さらに付け加えます
>1200兆円を超える、といわれている個人資産に既に国債が含まれているのです
その通りだと思います。
私も、この点を言いたかったのです。一見借金のようでも、国債(国)のレベルとなると、これは債権でもあります。バランスが取れている。だから、国債が発行できている間は金利も現実に上がらないのだと思います。私はこの総額は1400兆と考えています。このレベルを超えると、金利も上昇し、インフレになると思います。

補足日時:2001/12/23 10:40
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この回答へのお礼

pachikuさん、時間をかけて丁寧なご回答を何度も頂きありがとうございます。
少し私の質問の意図が伝わっていないと思いますので、あらためて確認いたしたく思います。

私の質問は、国債発行の善悪を問うているのではなく、(私も赤字国債の発行はよくないと考えています)“国債をこれ以上発行すると子孫につけだけが回る“というのは少し偏った意見ではないかということです。子孫には付けだけが回るのではなく、親が残した資産も回る。
つまり、いざとなれば、つけは資産を取り崩して払うことができるので親の残した資産を千兆以上あるとすると、ここまでは借金(国債発行)ができるので、まだまだ実質的に余裕があるのではないかということです。
こういうと、pachikuさんもおっしゃるように、土地を持っていない人も増税されたら不公平ではないかということになりますが、ミクロでみれば誠にそのとおりですが、私の質問は、マクロ国全体のことを考えてつけだけが回るような言い方はおかしいののでは?というものなのです。

お礼日時:2001/12/23 10:21

なぜ、国債が必要になるかというと、税収が少ないのでという理由になると思うのですが、本来は、国の運営費は税金で賄うものだとすると、国債を発行するのではなくて、増税すべきだったと言えるかもしれません。


もし、増税で賄っていたとするなら、国民の金融資産は、1400兆もたまらなかったはずです。10年ぐらい前の国債発行残高が160兆円ぐらいでしたから、この不況下の10年で、三倍ぐらいに増えています。国の全体としては、対外債務ではないので、1400兆円まで増やしても文句は言われないかもしれませんが、日本のGDPが年間500兆円ぐらいですから、会社でいえば、売上が、500兆円なのに、借入金が、440兆円ぐらいあるわけで、財務内容としては不健全であるのは明らかです。公的部門の国債を同列には語れないにせよ、一般の企業なら、支払利息に苦しむのを避けるためにも、資産である1400兆円で返済すると思われます。しかも、その支払利息を支払うために国債を発行している状態とも言えますから、問題の方が多いと考えるのが正しい見方です。
国としての健全性という観点から見ると、国債発行が可能だとしても、よくないことがあると言えると思われます。ただ、30兆円にとどめるべきかどうかという点では、もう少し増えても、すぐには、問題は起きないと思われますが。
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既に回答された方の意見とあまり変わりませんが、私は以下のように整理します。



政府の役割を、国民から税金を受取り、その対価としてサービスを提供するもの、と考えます。道路など、長期間に渡ってその便宜が享受できるものはこの際横において考える(*)と、政府財政の赤字とは、今の世代が、自ら払っている税金以上のサービスを受けている事を意味します。なぜそんな事ができるかというと、今の世代が収入の一部を貯蓄に回して、それが国債の形で政府に流れているからです。
(*:No.4の方のように、赤字国債と建設国債を分けて考える必要があると思います。その区分がどれほど厳密に行われているのかは別として…)

さて、どこかの時点で政府が借金を減らす事を決めたとします。今度は、その時点の国民は、払う税金よりも少ないサービスを受け取る事になります。当然国民全体としては、受けるサービスの基準は下がらざるを得ませんが、「世代間のツケ回し」にならないようにする為には、それまでに払った税金以上のサービスを受けてきた人だけが、特に低いサービスを受け、そうでない人は払った税金分だけのサービスを受ける、という事が必要です。
結局、現時点で支払う税金以上にサービスを受けている人が、いつかの時点で逆の目にあわない限りは、世代間のつけ回しは起きてしまいます。

「債権と債務が継承されるからいいんだ」というのを言い返れば、政府のサービスのレベルが下がっても、それを国債の満期で受け取る金で自前でやれるから、国民全体としては世代間のつけ回しにはならない、という事になると思います。(あるいは国債そのものを債務不履行にしてしまうのも同じ効果がある)
今の世代の人は、そのような前提で国債を貯蓄の一部として持っているわけではありませんから、そんな事をしたらものすごい大騒ぎになるでしょうが、それでも理屈上は帳尻があうのは、質問者の方が考える通り、事実だと思います。

この問題の原因は単純で、税金で賄われるべきサービスの一部が、税金でなく政府債務(国民から見れば債権)の形で賄われているからです。これの帳尻をつけ回しなしにあわせようとしたら、今の世代だけが、将来に、増税されるか、サービスの低下を受け入れさせられる、のどちらかしか方法がありません。(でも、実際、税金以上のサービスを受けた人は徐々に亡くなって行くんで、もう完璧にやるのは無理ですね。)

尚、政府が借金を減らそうと決意せずに、借金の残高の増加をストップさせようとだけ決意したら、過去に税金以上にサービスを受けた人達の分は永久に政府債務として残るので、サービスレベルは下がっても、「つけ回し」にはなりません。

1400兆円との関係について
既に別の方から指摘があった通り、1400兆円は政府の財政赤字が累積して行った結果でもあるので、数字自体には意味は無く、質問者の方の意見も「政府の債務が日本国民の債権である限りはOK」という事と理解します。
しかし、仮に国民の金融資産がすべて政府への債権になったとすると、民間企業は一切借金をしていない、という状態になってしまうので、これだと経済が破綻してしまいます。どの時点に起きるかは事前に予想する事は困難ですが、国債の増加が、民間企業への資金供給に悪影響を及ぼし(いわゆる「クラウディング・アウト」、そのまま行くと経済が破綻するおそれがあります。

以上を纏めると、赤字国債の発行が、将来の世代のつけ回しにならない為には、

・ どこかの時点で、財政を均衡させ、かつて払った税金以上にサービスを受けた人の分は、政府債務として「根雪」にしてしまう。

あるいは、

・ どこかの時点で、税金以上のサービスを受けた人だけに増税(あるいは提供するサービスのレベルをさげて)、つけを払ってもらう。

の2つが考えられ、これを、上記のクラウディング・アウトや、国債そのものに対する不信から金利の上昇が起きてそれが経済を破綻させる前に、行う必要があると思います。

この回答への補足

赤字国債の発行が、将来の世代のつけ回しにならない為には、
どこかの時点で、財政を均衡させ、かつて払った税金以上にサービスを受けた人の分は、政府債務として「根雪」にしてしまう。
あるいは、
どこかの時点で、税金以上のサービスを受けた人だけに増税(あるいは提供するサービスのレベルをさげて)、つけを払ってもらう」
とTuihutiさんの言われるとおりだと私も思います。
そして、その、“どこかの時点”までは国債を増発しても、子孫にツケを回すことにはならないと考えます。この景気が悪く、民間の消費が落ちているときに政府までが消費を制限したらますます景気は悪くなり、財政再建どころではなくなります。その“どこかの時点”までは国債を発行しつづけ、景気をじりつ反転にもっていく事だけが日本を救う道とおもいます。30兆の国債を増発しても金利が低下しているのが、“どこかの時点”にはまだ余裕がある証拠だと思います。

補足日時:2001/12/24 00:45
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日本人のみが国債を買っていれば、


ほかの皆さんの論議で間違いないと思います。

問題は、外国人が国債を買っている場合です。
この場合では国債満期時に、

 日本人 ---->  外国人

というお金の移動が起こり、
我々の子孫に、お金を返してもらう権利は
ありません。

この点が国債発行についての問題点
ではないでしょうか?

この回答への補足

これは、大丈夫なのではないでしょうか。日本は外国人が日本国債を買う以上に外国債(ドルが多い)を買っていていざとなればこれを売れば十分足りると思います。

補足日時:2001/12/23 18:01
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kisigennさん、こんにちは。



えと、国債そのものの価値についての議論が抜けてましたかね?
kisigennさんの質問は他国との関係無しであれば成立すると思うのですが、他国との貿易が不可欠な現在ではcappu97さんの回答にもあるように、他国の評価が日本国債の価値に影響します。
10年ものの国債を保有していれば、10年後には元本+利子が帰ってきます。しかし、現実には10年後の償還を待つ事無く実勢価格で売買されています。
今、100万の国債を保有していたとしても、1年後に100万の価値があるかどうかは判りません。

そして国債の増発は、国債そのものの価値を下げる事にもなります。借金体質の国の健康状態は良い評価を受けません。現に日本は不健康な状態になってきているため、既に他国ではそれを敏感にキャッチしています。
先日ムーディーズが日本国債の格付けを下げましたよね。
kisigennさんの質問文にある通り、我々の子孫は債権と債務両方を引き継ぎます。しかし国際的に額面以下の価値しか持たない国債を引き継いだ所で、国際的には紙切れでしかないと言う事も考えられる訳です。
これは子孫に負担を強いているといえますね。
(当然、その国の国債の価値は、通貨の価値と連動します。当然日本の通貨である円の価値も下がります。)

「赤字国債の発行が国債自体の価値を下げる」この事が、国債増発は悪だと評価される理由では無いでしょうか?

この回答への補足

Osafune様 私のつたない質問に真摯に回答いただきありがとうございます。
>我々の子孫は債権と債務両方を引き継ぎます。しかし国際的に額面以下の価値しか
>持たない国債を引き継いだ所で、国際的には紙切れでしかないと言う事も考えられ
>る訳です。
私もそう思うのですが、国債の価値が下がったときは、当然金利が上がっていると思います、インフレになっていると思います。そうであるならば、借金の額も実質的に下がっていることになります。であれば、やはり子孫には、ツケが回らないことになると思うのですがどうでしょうか。
 私も、自分の意見がなにか変だとは思ってはいるのですが、どなたも明快な理由で反論いただけないので、国債を増発することは子孫にツケを回すだけだということにならないのではないかと、思ってしまいます。

補足日時:2001/12/24 00:41
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実際に今のペースなら20年後には国債は預貯金に追いつきます。


その時になって一気に増税すればいい訳ですか。

それが大事態ではないのでしたら、来年から一人30万円ずつ増税しようよ。

結局都合の悪い事は次世代へ先送り、という悪の精神がはっきりとあるでしょう。

この回答への補足

20年も余裕があれば、その間に国債を増発して、内需を興し、構造改革を行い、消費を刺激し、経済を自立反転に向かわせることが十分できると思います。それこそ、子孫にツケを回さない理想の姿です。私は、20年も余裕がないとおもいます。前回答者のように ”ある時点”としか今はいえませんが。

補足日時:2001/12/24 01:09
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