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黒田日銀総裁は、最後の会見で、

「アベノミクスの3本の矢だが、金融緩和、機動的な財政運営、成長戦略はそれぞれに行われてきたと思う。金融政策に過度の負担がかかったとは思わない。さまざまなことが行われ、それがプラスの影響を持ったと思うが、かなりタイムラグがあり、すぐに効果が出るようなものでもないので、そのあたりは考慮する必要がある。3本の矢でアベノミクスを進めたこと自体は正しかった」と述べています。

また、10年にわたる大規模な金融緩和によって国債やETF=上場投資信託といった資産の買い入れが進み、これを日銀が抱えることになったことについて、負の遺産で反省すべきではないのかと問われたのに対し「何の反省もありませんし、負の遺産だとも思っていない」と強い口調で反論したそうです。

※日銀 黒田総裁 10年振り返る 最後の会合終え会見
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230310/k10014 …


一方、画像「円安でも増えない輸出」の通り、2013年から10年間の金融緩和による「円安」誘導にもかかわらず、日本の輸出は増えていません。
また、この間、名目賃金・実質賃金とも、増えていませんし、GDPも、米国は日本の4倍、中国は3倍の規模になっているのに、日本は停滞したままでした。

※一人当たり名目賃金・実質賃金の推移
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je22/h06_hz0201 …

※成長しない日本のGDP、停滞の20年で米国は日本の4倍、中国は3倍の規模に
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2104/1 …


ついては、黒田日銀総裁の10年間を、どのように総括しますか?

「黒田日銀総裁の10年間の総括」の質問画像

A 回答 (5件)

>「金融緩和によって、就職氷河期と呼ばれたものを解消したの」は、数少ない功績ではないでしょうか。



見掛け倒しですね。

その結果、若者の7割は人生で一度も正社員として働いた経験がない。総貧困社会になっただけ。派遣や有期雇用の奴隷労働に人が回っただけ。

30年で、国際競争力1位から30位。
先進国で給与が上がらないのは20年日本だけ。

これがすべてを物語っています。
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

◇「若者の7割は人生で一度も正社員として働いた経験がない。総貧困社会になっただけ。派遣や有期雇用の奴隷労働に人が回っただけ。」は、おっしゃる通りで、私の周辺でも、それで苦しんでいる人を見かけます。

※国が見捨てた就職氷河期世代の絶望…バブル崩壊後の30年間で何が起きたか
https://gendai.media/articles/-/87729

ただ、ご指摘の件は、日銀の責任よりも、
手厚く権利が保護された正規雇用の解雇規制を放置したまま非正規雇用の拡大を実施した小泉・竹中構造改革の責任が大きいのではないでしょうか。

※正社員と非正社員の格差 「新しい資本主義」では解決しない
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/25415?page=3


また、第2次安倍政権後の2013年1月22日、政府と日銀は共同声明を結び、日銀が「2%」目標を掲げるとともに、政府は日本の成長力強化と持続可能な財政構造を向けた取り組みを推進するとされ、双方の役割が明記されたのに、
日銀が金融緩和をしている間に、政府は「日本の成長力強化と持続可能な財政構造を向けた取り組みを推進すべき」であったのに、金融緩和の「一本足打法」に終わった政治の責任が大きいのではないでしょうか。


◇「30年で、国際競争力1位から30位。先進国で給与が上がらないのは20年日本だけ。」は、日銀の責任もあるが、政治家の責任も大きいのではないでしょうか。

ただ、政治家には期待できそうもないので、
東大理学部で数学を専攻・卒業した後、経済学部に学士入学し、故・宇沢弘文教授の下で数理経済学を学んだのち、米国のMITに留学して、後に世界銀行チーフエコノミストとなったスタンレー・フィッシャーや、国際金融論で天才的な冴えを見せたルディガー・ドーンブッシュの指導を受けた、植田新日銀総裁には、御用学者ではない、気骨が感じられるので、当面は、新日銀総裁に期待するしかなさそうですね。

※「ポスト黒田」に「植田新総裁」が望ましい訳──世界最高の経済学を学んだ男の正体
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b5873f8b30903 …

お礼日時:2023/03/12 22:22

>政治家は、自分の選挙の票ばかりを優先する人物が多く、日本の将来のことを真剣に考えている人物は、ほとんどいないのでしょう。



その通りですね

自民党が長期政権になっているのも
政策が良いからではなく選挙に強いからですね
しかも、国債の発行によるばら撒きです

消費税が10%になったのも年金が65歳給付になったのも
借金返済がきついからですす
そろそろ国民も、自分の足を食べていることに気づくべきでしょう
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この回答へのお礼

何度も有難うございます。

◇「自民党が長期政権になっているのも、政策が良いからではなく選挙に強いからです」は、おっしゃる通りかもしれませんね。
それもあるが、野党が"だらしない"ので、国民にとって、他に選択肢がないからもあるでしょう。
民主党は折角政権を取ったのに自滅してしまったので、国民としては、野党に政権を託す気にはならないでしょう。


◇「そろそろ国民も、自分の足を食べていることに気づくべきでしょう」は、おっしゃる通りですね。
ただ、その前に、国会議員が気づかないと、どうにもならないですね。

※少子化対策で「国債発行も」 財源について自民・世耕氏
https://news.yahoo.co.jp/articles/534a34b6346ad5 …

※防衛費の財源、「当面は国債発行」で 自民の「保守団結の会」が提言
https://www.asahi.com/articles/ASQC86J07QC8UTFK0 …


◇東大理学部で数学を専攻・卒業した後、経済学部に学士入学し、故・宇沢弘文教授の下で数理経済学を学んだのち、米国のMITに留学して、後に世界銀行チーフエコノミストとなったスタンレー・フィッシャーや、国際金融論で天才的な冴えを見せたルディガー・ドーンブッシュの指導を受けた、植田新日銀総裁には、御用学者ではない、気骨が感じられるので、当面は、新日銀総裁に期待するしかなさそうですね。

※「ポスト黒田」に「植田新総裁」が望ましい訳──世界最高の経済学を学んだ男の正体
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b5873f8b30903 …

お礼日時:2023/03/12 22:17

安倍元総理が亡くなる少し前に「日銀は政府の子会社」発言がありました



日銀総裁は子会社の社長ですから親会社の指示に従うのは当然でしょう
黒田総裁は「全て政府自民党の指示ですので、私は悪くありません」
と言いたいのも当然でしょう
同じようにNHKも日本学術会議も東京電力や全国の電力会社も
政治主導ですので、もし問題があるとしたら政府自民党に責任がる

しかし、政府には金融に詳しい政治家はいません
2世、3世のおぼっちゃまだけです
日本経済が良くなる筈がありません
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

「日銀は政府の子会社」と言うなら、親会社がしっかりすべきなのに、親会社である政府は「日本の成長力強化と持続可能な財政構造を向けた取り組みを推進すべき」であったのに、金融緩和の「一本足打法」に終始したのは、政治家が無能力であることを証明するようなのですね。

ただ、「日銀は政府の子会社」に関しては、
新任の植田日銀総裁は「政府が日銀の株、出資券の過半を保有している。しかし議決権はない。そのうえで日銀の業務については日銀法で自主性が確保されている。そういう意味では子会社ではないと考えている」と、否定しているのは、さすが学者ですね。

政治家は、自分の選挙の票ばかりを優先する人物が多く、日本の将来のことを真剣に考えている人物は、ほとんどいないのでしょう。
それにガーシー議員のような人物を国会議員に選出する国民がいては、国民の責任でもあるのではないでしょぅか。

お礼日時:2023/03/11 21:54

お気楽な人ですよ。



安倍くんが選んだわけですから、安倍くんの望むことをし続けたのです。

大企業に空前の内部留保をもたらしましたが、大企業はそれを下に流そうとはしませんでした。

結果としてトリクルダウンは起きずに、労働者の所得は実質的に下がったのです。

国力の低下も明らかなのです。

借金1000兆円はどうやって返済するのですかね。

これ以上、国債という借金を増やせないのなら、大増税ですよ。

最初から、国民目線ではない上級国民ですから、大事故を起こしながら最後までトヨタの車のせいだ、と言い張っていた人と被ります。

ひどい話です。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

「安倍くんの望むことをし続けた」のは、おっしゃる通りかもしれませんね。

発端は、
第2次安倍政権後の2013年1月22日、政府と日銀は共同声明を結び、日銀が「2%」目標を掲げるとともに、政府は日本の成長力強化と持続可能な財政構造を向けた取り組みを推進するとされ、双方の役割が明記されたことですね。

日銀が金融緩和をしている間に、政府は「日本の成長力強化と持続可能な財政構造を向けた取り組みを推進すべき」であったのに、金融緩和の「一本足打法」に終わったのが誤りですね。

「日本の成長力強化と持続可能な財政構造を向けた取り組みを推進すべき」であったのに、「YCCによって、円金利が低く抑え込まれているため、財政コストを『ゼロ』と誤認してしまった」のは、政治家が無能力であった証拠ですね。

※「一本足打法」に終わったアベノミクス 政府・日銀は共同声明の再確認を
https://forum.j-n.co.jp/narrative/5661/


それにしても、
大変な負の遺産を残して、日本の将来はどうなるのでしょうね。

結果が判明するのは、まだ先になるでしょうが、マイナスの結果が判明すれば、日銀総裁や政治家は遡って責任を負うべきですね。

お礼日時:2023/03/11 21:53

コミットを果たさず、ただ安倍の戦略なき緩和策を受け入れ続け、それをどうたたむかも考えず引退。

だがやってもできた。たぶん、俺がやってもできた。だって、何もしないから・・・史上最低の日銀総裁。

日本を奈落の底に落としたよね。
会見を聞いても、自分がやらかしたことの自覚さえない。
馬鹿な政治を野放しにすると、関連する機関も劣化する典型。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

「史上最低の日銀総裁」とのご指摘ですが、
「金融緩和によって、就職氷河期と呼ばれたものを解消したの」は、数少ない功績ではないでしょうか。

それにしても、賞味期限は、最初の3年間程度で、それ以降は、負の遺産を積み重ねるだけで、後任の日銀総裁が気の毒ですね。

お礼日時:2023/03/11 21:50

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