大腸がんの転移性肺腫瘍が見つかり手術するかもしれません。
切除範囲についてやや不安があります。
転移性肺腫瘍の場合は、一般的に「鏡腔鏡下手術」による「部分切除」のようですが、
下記の対談では、「部分切除の場合、その近くに再発する確率は非常に高い」と
国立がんセンターの院長が述べています。
http://chugai-pharm.info/gantomo/pdf/gantomo3_01 …
現在は
国立がんセンターでは「完全腹腔鏡下手術」による「部分切除」が一般的なのでしょうか?
それとも原発性肺ガンのように「開胸での葉切除や区域切除」が一般的でしょうか。
~~~~
部分切除のほうが再発率が上がるという点が気になります。
肺に転移すると予後は厳しいということは理解しておりますが、
少しでも再発率を下げたいです…
再発率を極度に恐れる場合は区域切除以上が無難でしょうか。
腫瘍径は2cm以下です。
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
たとえば、原発性の肺がんがあったとします。
すると、他に転移の兆候がなければ、
その周囲を切除すれば(たとえば、葉切除)、
がんを完全に切除できたとする可能性が高いです。
しかし、転移性の肺がんの場合、
1ヶ所に転移があったとしても、その1ヶ所だけという保障は
どこにもありません。
むしろ、1ヶ所に転移があれば、目に見えなくても数ヵ所にあると
考える方が合理的です。
となれば、拡大切除をすると、もしも、別のところで転移が
見つかると、そこも切除しなければならないのに、
肺機能の低下のために、切除を断念しなければならない
ということが起きてしまいます。
それを避けるためには、モグラ叩きと言われようが、
転移した部位だけを部分切除する方が、リスクは小さいのです。
例えば、左の肺には、上葉と下葉しかありません。
最初の転移で上葉、次の転移で下葉を切除すれば、
結局は、左肺を全摘したことと同じになってしまいます。
それなのに、右にも転移が見つかると、今度は、
どうしようもない……ということになりかねません。
「転移性肺ガン部分切除は再発率が高い」
のは、上記のように、1ヶ所だけと言う方がむしろ、ラッキーであり、
目に見えなくても、すでに数ヵ所に転移していると考えるのが
普通です。
だから、一ヵ所を叩いても、別のところで大きくなるという
モグラたたきにならざるを得ないのです。
また、1ヶ所だけに見られた場合には、そこが転移をしやすい場所
と考えることも可能であり、その周囲を切除すれば、
目に見えていない周囲の転移も取り除くことができる
という考えも成り立ちます。
なので、どうするかは、本当に、ケースバイケースであり、
ある意味、賭けでもあるのです。
この回答への補足
まだ目に見えない転移巣があり、
「目に見える転移巣の切除の際」に
目に見えない【腫瘍部分を傷つけてしまった場合】、
どうなるのでしょうか?
癌細胞が飛び散って胸膜播種や脳転移など
全身に転移するのでしょうか?
もしくはその断端に局所として再発するのみで
他に転移が無いようであれば
そこを切除すれば済むのでしょうか。
不明な点を丁寧にお答えくださり有難う御座います。
部分切除が妥当ということがよく理解でき
今後の方針に迷いがなくなってきました。
そういうことであればたとえがんセンターでも
部分切除が多いかもしれませんね。
仮の話で申し訳ありませんが、上記の補足について、
ご存知のようでしたら教えていただければ幸いです。
No.2
- 回答日時:
質問者様ご自身が参考にされている文書にも、
「40歳代でしたから、体力や肺機能には問題がないと思いました」
と、書いてあるように、切除範囲というのは、
単純に決められるようなものではないのです。
例えば……
2cmの大きさだから、こういう手術をする
という単純なものでもありません。
まず、場所が問題になります。
中枢側(つまり、気管支側)なのか、末梢側なのか。
左右のどちらか? 上葉・中葉・下葉のどの部位か?
などなど、色々な条件を考えます。
さらには、放射線の適用はないのか?
経皮的肺がんラジオ波焼灼療法はどうなのか?
などなど、色々と考えなければなりません。
それだけでなく、他の部位に転移がないかどうか、
PET検査をするかどうか、などなど
これらの情報を総合的に判断することになります。
しかも、質問者様の場合、
主治医の先生がなんとおっしゃっているのか、
という最も肝心なことも書いておられません。
まずは、主治医の先生と話し合うことをお勧めします。
回答くださり有難う御座います。
担当の先生は消化器外科で、
肺の手術のことは呼吸器の先生に相談しないと
手術できるか等詳しく分からないという状況です。
正直申し上げて今は詳しい結果待ちで、
不安な気持ちで押し潰されそうな状況です。
そんな中、セカンドオピニオンの予約や
ネットで情報をかき集めている段階です。
原発肺ガンの場合は葉切除が一般的で、
転移性肺ガンの場合は鏡腔鏡での部分切除が
一般的という事を知ったのですが、上記の対話では
「転移性肺ガン部分切除は再発率が高い」となっていた為、
そのがんセンターでは、どのような手術方法が
一般的なのか知りたかったのです。
個数や場所、大きさなどにより手術方法が変わる事は
理解しました。
No.1
- 回答日時:
ご体調、如何ですか? ご心配ですね。
何とか治したくて、いろんな情報を集めたくなる気持ちもわかります。
成功した例も失敗例も、主治医とは異なったり、曖昧だったりすると、迷うもんですよね。
自分でも、こんなに一生懸命やってるのに、何で?!っていう気持ちもおありになれば、なおさらですね。
でもね、そこはもう一度、冷静に、考え直された方が良いかと思います。
あなたの主治医は、部分的な医学的なテクニカルなことを含めて、あなたの全体、全身状態を、実際に診ておられるんですよ。たった一つしかない繋がった命の全体を。いろんな検査を通して。
もちろん、ご担当医の先生のご意見を書いていただき、レントゲン等のこれまでの資料をお貸しいただき、あなたの信頼し、ご意見を受けたいセカンド・オピニオンを受けることも可能だと思います。
ただ、実際には、このセカンド・オピニオンを受けることすら、とても時間がかかる場合があると思います。それは、嫌がるのではなく、物理的な面接の時間が、なかなかとれないようです。
お急ぎの場合には、日本対がん協会で行っているお医者様による電話相談を受けたり、可能であれば、お伺いして面接をお受けになることもできます。ただ、これも、予約等がいっぱいで、直ぐにご相談できるかどうかは、実際に、お電話をなさられないとわかりません。
下記にそのHPを掲載しておきますから、もし宜しければ、ご参考に、ご高覧下さいね。
ここのご専門の先生は、豊富なご経験をお持ちですが、やはり一般的なご助言になります。
ですから、これを基に、ご担当の先生と、よくお話しなさられることが、とても大事かと思います。
セカンド・オピニオンの場合、はっきりと違う場合には、きちんと仰って下さいますよ。それによって、患者さんとの関係が悪くなるような医者は、今は、いないと思います。何故ならば、そういう医学の教育をしてきているからです。あくまでも、患者さんが、診て下さるお医者様を、普通に、ご信頼なさられておられれば、それで良いと思います。大事なあなた様のご人生とお命ですから。
患者さんの命をどう診るか、これはとても大事なことであり、医者だって、責任のある孤独な決断を迫られるんですね。命預けられちゃうんですね。手術中、どんなリスクが発生するかはわかりません。
医療事故で無くても、生身の体ですから。100%の保証なんて、神技でしょ。しかも、その命を運んでおられるのは、まぎれもなく、あなた様なのですから。
命を良く運び明日を拓くことを、良い運命を拓くというのではないでしょうか。
運は、自分で切り拓いていく。決して負けない。大丈夫という気力。これが生き残り、癌を克服した人に共通したもののようですね。実際、前向きな命は、本当に、素晴らしいエネルギーです。周りで協力する方々に、感謝して、元気パワーを発揮する方もおられます。あなたにも、そのチャンスはあると思います。
ですから、ご心配の点は、誠実に、今回、ご質問者の方のご懸念を、素直に、ご担当医のお医者様をご信頼してご相談なさられ、どうしてその手術法が良いのかを含めて、教えていただくのが良いように思いますが、いかがでしょうか?
ご担当の先生も、いろいろと迷いのある中でのご提案かもしれませんが、それなりのお考えは、おありになると思いますので。
そして、一度お決めになられたことは、くよくよと迷わない事。このストレスって意外にしんどいですからね。患者様だけでなく、医師も、医療スタッフも。
大丈夫、与えられた命、大事にしたいのは、誰でも同じです。そう思えたら、良いですね。
精一杯、生きましょう。どうか、あなた様のご健康が守られますように。
どうか、あなた様のご心配が、ご軽減なさいますように。お大事になさって下さいね。
参考URL:http://www.jcancer.jp/
現病院では結果待ち段階で、少しでも早く動こうと思い、
セカンドオピニオンも含めまして検討中でした。
早く手術をしたいという焦りの気持ちと、
急いで情報を集めないといけないので
不安な気持ちで落ち込む日々が続いておりました。
予約待ちでなかなか思うように相談が出来ない中、
電話相談が出来ることを知り、
おかげさまで早めに情報を集められるかもしれません。
精一杯の努力をしてみたいと思います。
有難う御座いました。
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