プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

戦闘シーンなどを描く際に、人を上手く動かせるようにしたいのですが…
なかなか上達しません
描いてもぎこちないポーズになってしまいます

アタリの時点でおかしいのか、または骨の仕組みがまだまだ理解出来ていないのか…
もしよろしければ、動きのある人物のアタリの描き方など教えて頂けるとありがたいです


また…
今までで何回か、動きのある絵の描き方について質問をして
大体の回答には「映画を観る」などがあるのですが
映画を観る際に、どういう風に映画を観ればいいのか分かりません
映画を観ると言っても、ストーリーに集中してしまいますし…まさかとは思いますが
いちいち人物の動きを重視して映画を観ているのでしょうか??
そちらの方も出来たら回答お願いします!

説明不足があれば補足しますのでお願いします!

A 回答 (5件)

以前、自分もなかなか上達しなかった時期がありましたが、(自分で言うと自慢になるので恥ずかしいですが)今ではかなりしっかり描けるようになりました。

そこから考えると

「骨の仕組みがまだまだ理解出来ていない」
「どういう風に映画を観ればいいのか」

こういった疑問の中に上達へのヒントがあると思います。
自分のアドバイスは、動きのある絵のアタリの取り方というより、デッサンの基礎知識を応用する(それにより、動きのある絵を描けるようになる)ためのアドバイスになります。



自分の場合、一番力がついたのは、ペン入れしながらトレーニングをしたときです。

ペン入れをすると輪郭線が一本になりますが、そのときに下書きではあいまいだった「いびつな箇所」が明確になります。それを見て

1. 「いびつな箇所」に赤ペンなどでチェックを入れる。
2.「なぜいびつに感じるのか」を考える。

手始めは、線のきれいなイラストレーターさんの絵をわきに置いて、その人の絵をさっと見た後、隠して、自分もそのポーズをとった絵を描いてみました。
完成後、自分の絵と上手い人の絵を比較することで、自分のデッサンの狂い(誤答)と、どう描けば良かったのか(模範解答)を考えることができます。

また、写真を見ればなんとかしっかり描けるレベルなら、写真のポーズを参考にして、短い時間で全体を描いた絵(明らかにデッサンの狂った絵;誤答)と、じっくり時間をかけて出来る限り上手に描いた絵(自分なりにまだ納得できる絵;解答)を比較して見てみると良いと思います。

これがすごく力になりました。


また、人間以外の生き物を描いたり、複雑な立体などを描いていくうちに人物イラストを描くだけでは気づけなかった「3D感覚」に気づきました。

>人物の動きを重視して映画を観ているのでしょうか
そうですね。映画やアニメを見るときだけでなく、日常も3D的に見ています。
具体的には回答No.3のlazydog1さんが仰ったようなことをいつも注意してます。

で、この感覚は、okuyama828様ご自身で気づいて頂くのが一番だと思います。
自分は、これに気づいたとき頭がすっきりして嬉しかったと、非常に大切なものなので、苦労を味わった後に力づくでつかみとってほしいんです。

というのも、自分はその後すぐ、酷いスランプに陥ったので…。


以下、少し話が逸れますが…

3D感覚がついて急に画力が伸び、喜んだのもつかの間、今まで中途半端な画力で築いてきたものではあるけど、長年大事にしていた作風が一気に壊れた感覚になりました。
たとえ上手にいろんな動きがつけられようとも、目の前の絵には個性が無く、本当に描きたいものがどんどん描けなくなりました…。
また、「受け狙い」で描いているんじゃないか等の葛藤もありました。(受け狙いでも、見る人の楽しさのために描くには良いと思うんですが、ただただ注目してほしいといったような、主体性も無くダメなものです。)

この状態は、2~3年続いたと思いますが、本当に辛かったです…。

3D感覚が無くとも、ご自身の絵を丁寧に模索することで、デッサンをしっかりやった人間には思いもつかないような唯一無二の絵柄を持たれる方々もたくさん居ます。
デッサンで変な苦労して、絵描くのを嫌いになってしまいそうなら、たくさん描くことで直感を養いながら乗り越えていく道もあるかもしれません。
(自分では試せなかったのであまり自信を持っては言えませんが、一昔前までは、たくさんの人がセンスだけでも素敵な絵を描いてました。)

しかし、こちらは知ってしまった分、これまでを無駄にしたくなかったので、頑張りました(笑)。

自分は、子供の時に好きだった作家さんの絵をもう一度見直しながら、自分が本当に描きたい絵を少しずつ考えていき、デッサンを崩していきました。
また、画力の成長を通して、自分自身の弱さや傲り、強さや良さを見つめながら、いままですごく好きだった絵描きさんを人として尊敬する気持ちが生まれたり、自分は絵を通して何をやりたいのか、こんな思いまでして、自分は本当に絵を描きたいのかどうか…。いろんなことを考える機会ができました。

今はやっと「これが自分の絵柄」と呼べる絵が出来た状態です。
納得いかないイラストを2、30枚、ラフやを何百枚?か描いた後だとは思いますが、画力が伸びた後にスランプに陥ったとしても道はあります。(自分の脱出が遅すぎたかもしれません…。)

okuyama828様が自分のようにスランプに陥るとは限りませんが、ご参考までに。



脱線してしまいましたが、まとめると

1. ペン入れして違和感を感じる理由を考える
2. 3D感覚を持ちながら日頃生活する

「2.」が絵描きにとって技術的に一番大切なことですが、「1.」 と並行してトレーニングしていくことによって、より画力を伸ばしていくことができます。


最後になりますが、自分の使っていたデッサン書、ジャック・ハムの「人体のデッサン技法」を紹介させてください。

リアルで精緻な絵を描きたい方には情報不足かもしれませんが、これ一冊を頭に入れながら、観察力などの応用力を伸ばしていっても動きのある絵を描けるようにもなります。
その本を通じて、今の時代はデッサン書や動き方の資料があふれている分、「ピン」ときた一つの上達法をやり通しながら、知識や技術に隠された意味を噛み砕き、デッサンの基礎知識を自分のものにすることが大切だと感じました。


自分も修行の身ながら、長文アドバイス失礼しました。
ただ、少しでも、お互い楽しく描いていけると良いですね。
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「コントラポスト」でググってみましょう。


人物が魅力的に見えるポーズの解説や、重心の捉え方に関する参考画像が沢山出てきます。

下手にリアリスティックな人体解剖図とかを眺めても、自分の描くキャラクターにスムーズに落とし込めるとは限りません。
自分に近いor理想とする画風で上手な方の絵を見本にしましょう。
構造に関する理解は"らしく"描けるようになってからでも決して遅くはありませんので、まずは気負わず、好きな絵を眺めて楽しみながら分析力を養っていくのが良いかと思います。
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 動いている人物を描けるようになるには、動いている人物のデッサン練習をすることです。

静止した人物デッサンについては既知としておきます(骨格・筋肉等の解剖学の初歩などの知識面を含む)。

 大きく動いている人物から始めるのがいいでしょう。歩く人よりは走る人といった感じですね。走るにしても全力疾走がいいでしょう。

 便利なのはスポーツですね。ネットで探せば、静止画だけでなく、動画や分解写真があります。まずは、走る、跳ぶ、投げる、打つ等々の基本的で特徴的なものがいいでしょう。それでだいたい分かったら、体操、格闘技などの技巧的で複雑な動きも取り入れていきます。

 そのときのコツというほどでもないですが、人体の重心がどこにあるかに注目するといいでしょう。歩くときですら、重心はほとんどの時間、身体を支える足(の裏)から外れています。重心が外れているというのは、動きのある人物の特徴的な状態です。

 さらに身体は動いているため、慣性の法則が働きます。走っている人が急に止まるとき、重心をしっかり支えた安定な姿勢を取ることはあまりありません。それをよく見かけるのは、走るよりもスキーでしょうか。

 スキーの急停止では、進行方向に対して90度横を向いてスキー板に最大の制動力を発揮させ、体は進行方向と反対に傾いています。重心はスキー板から外れています(静止写真で見て、倒れかけていると勘違いすることがあるくらい)。

 腕や脚といったパーツにも、それぞれ重心と慣性がありますが、まずは身体全体が大事ではないかと思います。

 身体に付属して動きを表すのが髪の毛ですね。こちらは、慣性と風です。例えば全力疾走する人なら、無風状態であっても走ることによる向かい風が生じ、かつ一歩ごとに上下動があるための慣性があります。それが髪の毛の状態を決めます。

 衣服は髪の毛ほどでないことが多いですが、同様の動きになります。

 一連の動きの中を取り出すわけですから、イラスト化する状態の前後をきちんと想定することが必要です。

 それにさらに省略・強調・デフォルメといったイラスト特有のものを加えていくわけですが、それを行っているものがアニメになります。身体だけでなく、髪の毛や衣服も動かしていますので、そこも参考になります。実在の動く人物のデッサンの次の練習題材の一つとして、デフォルメ等の加え方なども参考になります。BD・DVDあるいは録画したものを、止めては少し動かし、を繰り返して観察したり、模写してみるといいかと思います。

 ただ低予算・技術力不足などで、動きが不自然なものもあります(そもそも身体の描き方がおかしかったりも)。原画・作画がいいものを選んで行う必要があります。ジブリはいい動きを出していますし、格闘やスポーツが題材のものには動きがしっかりしていることが多いようです。
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全体のバランスを上手く把握するということでしょうか


動きのあるポーズはやはり全身のバランスが合ってないと
不自然におもうことがおおいですね

頭の上から足のつま先まであってないとやはり
ぎこちない絵になるとおもいますので、手先がどうとか足先がどうとか
1つのポーズをみたときに足先・手先・腕の角度~足の角度、重心などがどこに
かかってくるのかをしっかりとみる事だと思います

最終的には描きまくって掴んでいくということだとおもうんですが
動くものすべてに敏感になること、動いているものの詳細をしっかりと
一瞬で写真のように掴めるようになるという事は必要だと思います(日頃のトレーニングがいります)

私の場合ですとダンスも最近はじめてきてから身体のポーズや力の入り方重心などを
より意識できるようになりましたので自分の身体を使うと動きというのをとても
意識出来るのはありますよ

人間同士の格闘なら自分自身が格闘技を習うのも楽しいかもしれませんし、
力がどこに入るのか、重心がどこへかかるのか

足はどのくらいまで開けるのかなどは動かす中では自然と身に付いてくるもののと思います
(実際にポーズをしてみるとわかる点も多いかと思います)



映画もいいですよね、客観的に全体をみれますから
見るところは魅力的なシーンだけをしっかりとみていればいいのではないでしょうか

このポーズいいな、何度見てもかっこいい、みたいなシーンのポーズを
一瞬で全体をみてチラッとなんでかっこいいのかを意識するくらいでいいとおもいます
(重心・表情・動き・手足・足の開き具合・腕の位置・角度をおおまかに)

そういうのを繰り返すと自然と絵に反映されるとおもいます
こう描かなければというより、自然に反映されます。イメージが頭で
しっかり定着するとそれを後は書き出すだけですので描く事自体より
イメージ力を普段の観察から頭に入れる事だとおもいます

意識しすぎると絵が固い印象になるおもうので
夏場はジュースや麦茶を片手に飲み物を楽しみつつといったかんじで

肩の力は抜いて、ゆる~いかんじで楽しんで描いた方が
自然なかんじになっていいと思います
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この回答へのお礼

自分が経験をするというのはイイ方法ですね、一応剣道をやっているので剣を使った動きのある絵は描けるかも?と思いました。

長い間が空いてからのお礼で申し訳ないです。
その間にいろいろと映画を見て、練習した結果少しコツを掴めた気がします。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/31 13:23

 ポーズ集とか見ても分かるけど、構図も大切。

真横だけだとなんだか動いて居るな。でも、その対象物が貴方に迫っているという構図だとすると、顔が大きく足が小さいという迫ってくる感じになります。
 視点をどこに持ってくるかで変わってきます。同じ対象物をデジカメとかで撮影してみて下さい。上から下から遠くから、近くからなど。止まっているようでも迫力のある構図も出てくると思います。
 表情も目の視線はどこを向いて居るかとかもある。

 ある有名な画家の方が見る側の視点はどこにあるのかと考えて構図を考えて居るようです。プラネタリウム作品でもそれは意識されていたようです。

 それと筋肉の動き方など。走ってるのなら前方姿勢になっているとか。

 それと映画は一度目はストーリーを楽しみ、二度目から絵など見ていくことも多いですよ。実は結構いろいろな仕掛けをしている作品もありますからね。実際のモデルなどの動きを撮影したりして作成する方も多いです。
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この回答へのお礼

視線がどこへ向いているかはあまり意識したことなかったので、これからはいろいろと工夫してみます。

長い間が空いてからのお礼で申し訳ないです。
その間に映画等を沢山見ていろいろ構図などを学び、少しコツを掴めたような気がします。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/31 13:20

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