遅刻の「言い訳」選手権

日本人が結婚指輪をするようになったのはいつごろからなのでしょうか?
終戦後からですか?

A 回答 (4件)

再度失礼致しますm(_"_)m



先にNo.3前回投稿の西暦訂正から

(誤)1878(明治6)年の雑誌記事では…(中略)…金銀の指輪を掛ける者多く、
(正)1873(明治6)年の雑誌記事では…(中略)…金銀の指輪を掛ける者多く、

続きましては、下記URL題目では指輪全般の事ではありますが、文中には、
小説での(結婚)指輪の登場『女学雑誌/1891(明治24)年1月1日』「こわれ指環/清水紫琴」、
基督教徒の結婚指輪『東京風俗志』(明治32年刊)、
明治37年、植田商店は、初の結婚指輪広告を『服装新聞』に掲載など
結婚指輪関連の断片情報も含まれますので、
…余り決定的な情報ではありませんが…
お時間の許す時にでも御一読頂ければと思います。

◇ジュエリー文化史研究会
http://www.j-bunka.jp/article/articletop.html
「指輪の普及とその要因の探求ー明治期から大正初期を中心にー」
(鈴木さんの京都造形芸術大学芸術学科 卒業論文(2012年度)です。)
http://www.j-bunka.jp/article/data/suzuki_harumi …

第1章 日本の指輪着用の過程
第2節 小説・広告における指輪
1.記事における指輪の登場
<6/19>
『東京風俗志』(※明治32年刊)には、次のように結婚の儀式が記載されている
(※参考文献:山本駿次郎著『報道画家 山本松谷の生涯』 青蛙房 1991 年)。
基督教徒の結婚の如き爬、その式簡潔にして、会堂に於いて行ひ、婿は右に、娵は
左に立ち、牧師その間にありて、まづ夫婦たるの本旨を説き聴かせ、互ひに手を執ら
し偕老の誓をなさしめ、婿の指環を娵に授け、神にその霊護を祈りなどす。

2.小説における指輪の登場
明治24年の清水紫琴『こわれ指環』…
※初出『女学雑誌/1891(明治24)年1月1日』「こわれ指環/清水紫琴」
http://www.aozora.gr.jp/cards/001146/files/43515 …
…私がこの指環を私の手にはめる事となりましたのは、今よりてうど五年前のことで、
私が十八の年の春でありました。私はちようどその春結婚致しましたので……
夫から贈られたものなんです。…

第2章 指輪の普及の社会的要因
第1節 金工作家の活躍
1.媒体広告にみる専門店と指輪デザインの発展
<12/19>
明治 37 年、植田商店は、初の結婚指輪広告を『服装新聞』に掲載する。
それには結婚指輪や婚約指輪と共に金銀杯・簪がイラストで描かれている。
ダイヤモンドは、中心から放射線状に光を放ち輝く様が表現され、
当時の人々の目を惹きつけたことがうかがわれる(図16)。
※図16/明治37年6月植田商店初の結婚指輪広告は、下記URL<9/10>
http://www.j-bunka.jp/article/data/suzuki_harumi …

以上 お騒がせしましたm(_"_)m
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/02 20:50

全体的な普及・定着の時期までは定かではありませんが、


下記URL等を見る限りでは、
1878(明治6)年の雑誌記事では(結婚指輪ではありませんが)金銀の指輪を掛ける者多く、
1916(大正5)年頃の結納時の「(婚約?)指輪」、
1926(昭和元)年の実例、
1934(昭和9)年の書籍、1939(昭和14)年の新聞記事などから
遅くとも大正前期には結納時「指輪」の認識があった様子が伺え、
富裕層など階層によっては昭和初期には普及していたと言えそうです。

◇『明治事物起原/石井研堂著/橋南堂/(※1908年)明41.1』
<247/297>(441頁)「指環」
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/898142/247
明治六年三月〔雑誌〕八十一号に、府下当時見聞の儘として挙げたる風俗中
『金銀の指輪を掛る者多し』とあり。…

◇『故実と新式日本婚礼式.上巻/玉置一成編/岡田文祥堂/大正5(※1916年)』
「◎結婚指輪に就いて」
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/926875/76
<76/88>(113頁)
欧米各国の風習我邦にも漸々移伝し来り、其結果として結納に、
第一位を置くものは指環である。…我邦では之を結納として婚礼前に贈て居る。…

◇「戦前生まれの女性の暮らし/生井知子」
『同志社女子大学 総合文化研究所紀要 2005年 第22巻/2005-03-31』(125-144頁)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004496977

明治四十一年九月に兵庫県加西市の農村部で生まれたAさん、
家業は農業で村会議員の父、母と姉、兄の末っ子で五人家族、
Aさんの学校生活は8歳から、尋常高等小学校、小学校の計8年間、
その後、裁縫学校に4年間。
Aさんの結婚は昭和初年(※1926年)で、結婚式は着物、結婚指輪もあったそうです。
(※婿養子、親と別居戸建のようで、比較的裕福な様子)

◇『思春期男女の性教育/上村一仁著/三友社書店/昭和9(※1934年)』
「第八章 婚約時代を如何に過ごすか/第三節 結婚指環の知識」
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1442981/115

◇新聞記事文庫 金・銀(15-023)
・大阪朝日新聞 1939.7.2(昭和14)
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentVi …
起きた『居眠り金』 サア申告・一つも洩れるな
…“金ペンや万年筆やバッジは申告無用です”
“恩賜品や重要美術品は摘要欄に書いて下さい”
“ホワイトゴールドやグリーンゴールドの結婚指輪も金ですから申告願いますよ”
“現在はめている金歯はよろしいが使用中でない金歯はお書き下さい…”と…

・神戸大学附属図書館・新聞記事文庫
(※1911<明治44>年10月~1945<昭和20>年7月の間の主に経済関連の切抜記事)
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/sinbun/index.html
上記検索「結婚指輪」では前記1件ヒット、
他「結婚指環」2件(内1件はイタリアの事)に過ぎませんが、
「指輪」141件ヒット、「指環」101件ヒットで
「結婚指輪」限定でなければ、戦前でもソコソコの需要が伺えます。

以上 疑問解消の糸口に繋がれば幸いです^^
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/02 20:50

戦後であることは間違いありませんが、終戦直後ではありません。


私が結婚したのは、1970(昭和45)年でしたが、その頃になるとほぼ習慣化されていたと思います。
戦後の復興に従い、日本人の生活様式が急速に西洋化していく中で、徐々に定着していったものでしょう。
私の場合は神前結婚式でしたが、結婚指輪の交換は式次第にありました。
多分、昭和40年代以降というのが、目安ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/02 20:50

戦後みたいですね


http://www.perfumy-online.info/0004.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/02 20:50

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