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何やら科学は常に進歩するものであると断定する風潮が見受けられます。
果たして科学は常に進歩していると言えるのか。
そもそも常に進歩し続ける文明なんて有り得るのか。
常に進歩し続ける文明なんて有り得ないと考えるのが真っ当ではないのか。
科学とて同じである。
進歩するときもあるが、後退するときもある。
科学も進歩と後退を繰り返しながら全体として進歩したり後退したりすると捉えるべきではないのか。
だから科学の歴史の中では一時的にドンデモ理論(ビッグバン宇宙論、ブラックホール、・・・etc)が出てきたりして、その時代の最新理論としてもてはやされたりして一時のトレンドになることはあるが、次の進歩によってそのよーなトンデモ理論は単なる計算ミス、観測の不備がもたらしたものであることが判明し、一瞬のうちに消え去ってしまうことなどは頻繁に起こることではないのか。
弁証法を生み出したヘーゲルはそれを見抜いていたはずである。
 

A 回答 (9件)

時の観点から見て


過去から現在そして未来と続く流れを
「進んでいる」と考えれば正に人類
というか世界は進歩している。
少なくとも過去には向かっていない。

しかし「進化」の対称に「退化」がある。
結果を良いとするならばそれに類するものは進化であり
類しないものは退化となる。
故に「進化」という言葉には多分に思い込みがある。
「白人は進化した人種であり黒人は劣っているから退化した人間だ」
と言った者もいたが
そういった例を見れば
自分達の現在を良しとした観点から進化を捉えるのは
大きな間違いだということが分かる。

ただし科学に関しては
今までの毛岸の中で検証された事実から
多くの仮説が砕かれ調整され
まるで大きな羊皮紙に式を書き連ねていくが如く
時に間違った式が書かれてもそれは後に訂正され
あるいは分からないまま空白や「?」を書かれて
人類によるこの科学という紙には
日夜新しい式が書き込まれている。

猿達が文字らしきものを
一生懸命砂に書いても
所詮波が来れば消えてしまうし
彼らも本当の意味でそれを使いこなせはしない。
地球の生命が何度も絶滅の危機を迎えたように
一瞬にしてこういった蓄積が失われることも
決して宇宙では珍しいことではない。
過程としては「進化」「退化」ともにある。

悠久の時の流れを捕らえた中でこれらの変化は
人類的好き嫌いから考えた見地からすれば進化とは言えないが
蓄積と痕跡
そして対応と昇華といった見地からすれば
科学
というか宇宙は進化し続けていると思う。
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現代科学は推論から検証、推論から検証です。


検証に役立つ機器、例えば、スパコンやリニアコライダー、宇宙望遠鏡などの観測機器を用いられる限り、科学は結果として、常に進歩するでしょう。電気を用いない観測装置が発明されるかもしれません。
科学は、哲学なのです。その先にあるものは。
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この回答へのお礼

 
dropyorkさん、ありがとうございます。

科学の進歩するためには観測機器を使って観測することは必要であるが、観測結果の解釈が正しいことがより重要であると考えます。

観測結果を間違って解釈すると科学は後退することになるとは考えないのですか。
 

お礼日時:2013/08/30 11:11

文明と科学を同一視するのが誤り。

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この回答へのお礼

 
Mokuzoさん、ありがとうございます。

たったこれだけなの、薄いな。

文明=科学とはゆーておらんが。
 

お礼日時:2013/08/30 11:30

「人類にとって真の幸福とは何か」という意味では、科学的進展は必ずしも進歩とは限らず、場合によっては退歩であったり、あるいは、単なる変化に過ぎないものであったりするのだと思います。

特に、ノーベル以降、そのことが一層切実な問題になったと言えるのではないでしょうか。ノーベルは、ダイナマイトが大量殺戮の兵器にもなることを知って愕然として、それでダイナマイトなどで得た金子を賞の基金にしたんでしょうね。

一般的に言って、科学者は「純粋に真理を探究する」わけですが、今日では、「科学者は同時に哲学者でもなければならない」、と私は思っています。そして、その研究成果が大量殺戮などに利用される恐れがあるとみなした時は、「発見・発明しなかったことにする」という選択をすべきかも知れないと思うのです。「発見・発明しなかった方が、人類は幸福だったに違いない」と言えそうなものがいっぱいありますね。その代表例が核兵器ではないでしょうか。

かつてマックス・ノルダウという生化学者が、「物質文明が進歩するほどに、精神文化は退歩する」("Degeneration"『退化論』、ただし邦訳はない)とか言いました。さらに、夏目漱石も、『ロンドン塔』の中で似たようなことを言っていたと思います。両者とも、物質文明の進歩をある種冷ややかな目で、批判的に見ていたんでしょうね。共感を禁じ得ません。

ご質問の主旨から若干それたかも知れませんが、くだんのビッグバン宇宙論等については、もちろん肩入れするつもりも信奉するつもりもありませんが、少なくとも知的好奇心はずいぶん満たされるように思います。さらには、ロマンを抱き、タキオンに乗って、銀河の果ての遠い宇宙に思いを馳せたりながら、想像をめぐらしたり、空想に耽ったりするのは結構楽しいです。

補足:アインシュタインは言ったそうです。「無限なものは2つしかない。宇宙と人類の愚かさだ。ただ私は、前者については確信がない」と。これって、「人類の愚かさが無限だということには確信がある」ということですね。さすが、大科学者!
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この回答へのお礼

 
Nakay702さん、ありがとうございます。

>人類の愚かさが無限

これはつまり日頃から世間に対しては安全だ、安全だ、安全だと言い続けてきたが、いざ事が起こると為す術もなく、自らは何の解決策も見い出せず、挙句の果てには想定外でしたなどと言って逃げ回るボ電力会社のこと言ってるんだよね。
 

お礼日時:2013/08/30 11:26

科学についての進歩あるいは後退という言葉は適切な説明ではないように思われます。

あえて 説明をつければ 科学の進歩とは科学知識の領域が拡大することであり、後退とは縮小することでしょう。ここでは科学の定義も重要と思われます。科学とは論理仮説を立て実証される論理構造体と思います。脱線すれば 科学の応用分野では 例えば人類にとっての進歩に寄与しているとか の議論は勿論大いにあるわけです。

質問者の主張されるトンデモ理論は ケプラー以後は実証されなかった仮説であろうと思われます。以後 ニュートン力学、電磁気学など多くの古典科学が確立され、20Cに入り量子力学、固体量子学など 近代科学が確立され今日に繋がっていると思います。問題のビッグバン理論は仮説なのか実証されたものかですが (1)ハッブル則に従う多くの観測事実(2)背景放射観測(3)軽元素の成分の観測 により実証されつつある というところと思われます。実証ゼロも 実証されつつあるものも 同じく実証されていないという観方にたてば ビッグバン理論は仮説ということでしょう。

ここから質問者さんのように仮説はペテンであるとか主張してもいいわけですが 科学的観察事実に基づかない主張ということになると思います。もう一つ 科学的観察実証を通して 仮説から格上げされ科学理論確立がされます。弁証法的発展の思考とは違ったものです。弁証法的発展思考が役立つのは仮説を立てる場面ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

 
ok9608さん、ありがとうございます。

ビッグバン理論は自らはその名の通り仮説ではなく理論であるとして振舞っています。
私はビッグバン仮説がビッグバン理論に格上げされることは決してないと思ってますが、ビッグバン仮説がビッグバン理論に格上げされるための条件とは何であると考えますか、どんな科学的観察実証が加わればこれが満たされると考えますか。
 

お礼日時:2013/08/30 10:52

科学という概念は人間がこしらえたものであり、科学にとっての進歩の概念はそれに付帯するもの、あるいは(人間が持つ価値観にもとづいて)科学に期待しているもの、端的にいえば科学が目的としているもの、それらに漸近するということが科学の進歩という概念になることは明らかだろうと私は思います。



また、質問者様のいわれる科学の進歩退歩は一般的に一人の人間の中での科学の概念というようなものではなく、世界の、人類全体の資産としての科学、あるいは科学オリンピックとでもいうような、人類のチャンピオンたちによる最先端の科学のリアルタイムにおける状況とした場合、その進歩はおおむね記述化されており、一旦文字化された以上はそこから後退するということは理論上ないと考えられます。
科学の進歩は倫理とは無関係ですので、核爆弾、遺伝子操作、心臓移植などなどみな進歩であると考えられます。また、公にされ公知となった先端理論が後年過ちだったというような例は、決して退歩ではなく、全体としてその分野においては進化していなかったということでしょう。

科学が究極の目的としていることは、何も人間の幸福などと言ったようなものではありません。それは完璧に世界を知り、利用し尽くすことだと思います。まあ、ある意味マッド菜園チスとの立場でしょうか。
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この回答へのお礼

 
komaas88さん、ありがとうございます。

>また、公にされ公知となった先端理論が後年過ちだったというような例は、決して退歩ではなく、全体としてその分野においては進化していなかったということでしょう。

一度は近づくことが出来た真理から、遠ざかることは後退ではないのかい。
 

お礼日時:2013/08/30 11:36

No.5です。



仮説から演繹される実証可能な予想を多方面で行い 予想を観察によって裏付け OKなら仮説は実証されたとなります。

ビッグバン仮説の第一は 宇宙は一様に膨張しており 過去に遡れば 宇宙サイズは極小空間に押し込められる、ということです。第二はこの極小空間は いかにして発生したか であります。

第一の問題は 一般相対性理論にハッブル則を考慮したものが ビッグバン仮説であります。観察事例は先に述べた通りです。補強すれば一般相対性理論はNASAなどの人工衛星によって多数の実証結果が得られています。第一のビッグバン仮説は 観測実証されたものと考える科学者は 多数派となっています。観測実証された理論から演繹して 観測不可の極小空間から宇宙が膨張したことを推定しているのです。理論とは一つは未経験域の出来事を推定する手段なのです。あとになり 推定が正しいと確認されることはよくあることです。

第二の問題は ホーキングなどの仮説の段階ではないかと思います。少なくとも基礎知識として 4つの力が統一理論として実証解明されない限り仮説は理論にはならないとおもいます。統一理論の実証は 素粒子の世界となり 大型施設の素粒子実験が実験場所となります。実験は相当な金を投入して日々行われています。

仮説をどう評価するか ピープルとして現実の科学実験結果をウオッチしながら評価するのも一つでしょう。あるいは 新たな仮説をたて実証努力する手もあります。ここまでは科学的評価ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

 
>観測実証された理論から演繹して 観測不可の極小空間から宇宙が膨張したことを推定しているのです。

これはただの演繹であり推定なのだから、実証とはいえませんね。

やはりビッグバン宇宙論は仮説から抜け出せないことになるね。

しかし流体力学でよく行われるように、船の模型を作り、これを実際に動かして、その船の挙動を物理的に観察して、流体理論の正しさを証明するのであればこれは実証と言っていいと思う。これをコンピュータシミュレーションしただけだと実証とはいえないとみなします。なぜならコンピュータシュミレーションの世界は全て計算であり推定であり物理的反応は含まれていないからである。
 

お礼日時:2013/08/30 13:10

>何やら科学は常に進歩するものであると断定する風潮が見受けられます。



よろしければ情報源を示してください。


>果たして科学は常に進歩していると言えるのか。

言えません。
例えば、古代中国は、羅針盤、火薬等、技術的には先進国でしたが、
明代には技術開発が禁止され、ヨーロッパ諸国の後塵を拝するようになってしまいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD% …

また、そのヨーロッパも中世のころの科学はイスラムからの輸入品であり、
古代ギリシャからの直接の影響はあまりないでしょう(あまりよく知らないですが)。
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この回答へのお礼

>>何やら科学は常に進歩するものであると断定する風潮が見受けられます。

>よろしければ情報源を示してください。

この質問に対する他の回答者の考えを見ればおよそ納得出来るのではないかと思う。

およそここでの質問に対する回答は世間一般の平均的な考えを示すものと考えられるからです。

回答者の多くは科学は常に進歩するものであるとの考えを示しています。

>例えば、古代中国は、羅針盤、火薬等、技術的には先進国でしたが、
明代には技術開発が禁止され、ヨーロッパ諸国の後塵を拝するようになってしまいます。

あなたが指摘するよーに科学が後退することは歴史を振り返ればすぐに分かることですよね。
そしてこれから先も科学が後退することはほぼ間違いないことだと思う。
なぜなら歴史は繰り返すからです。

あなたは別のアングルからいい指摘をしてくれました。
ありがとうございます。
 
 

お礼日時:2013/08/31 21:40

受容体・・・細胞に組み込まれている反応体で、タンパク質、酵素に反応して、当該細胞素体を変遷させる。

ウィルス、花粉等のアレルゲンが有名。
レセプターを閉じれば、変遷を防止できる。電子顕微鏡、原子間力顕微鏡にて、探る。
B型肝炎・・・ウィルス感染。感染者の10%が重篤な症状に見舞われる。効果的な治療薬なし。
2012年 中語人研究者がB型肝炎ウィルスに反応するレセプターを発見。日本人研究者がC型肝炎ウィルスに反応するレセプターを発見。
創薬は、7~10年ほどかかるので、薬は現在ありません。スパコンを駆使すると、1年ほど期間を短縮できる。

副腎白質ジストロフィー・・・極長鎖脂肪酸により、神経線維を覆っているミエリンを破壊されて、言語障害、歩行困難、意識混濁、発狂、5~10年くらいで死亡する。
1984年にALDに罹った患者の夫婦が論文を探り、ポーランド人と日本人の動物実験の基礎研究論文(オレイン酸に漬けた細胞の振る舞い)をもとにして、イギリスの化粧品会社の研究者が、オレイン酸:エルカ酸=4:1の精製油を抽出。全患者の根本治療には至らないが、早期投薬ならば、全快する。
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