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白血球を増やす目的で投与するG-CSFとアンサー20とについて
これらを使ってもよい症状や保険の適用範囲など教えてください。

放射線治療していなくてベルケイドを皮下注射している場合、アンサー20を使うことはできますか?

A 回答 (1件)

医師です



放射線科に属しており、どちらも(特にアンサー)よく用います

恐らくアンサーは放射線治療中でないと使えないと思います。
僕としては、放射線治療中のみに限定する意味が良く分からないのですが、
アンサーは少し特殊な歴史のある薬なので(危険という訳では全くありません)、
そういった縛りが設けられているのかもしれません。

GCSFについては、特定の病気以外は、好中球数と発熱の有無で適応のあるなしが決まります
http://www.e-pharma.jp/sp/allHtml/3399/3399405A1 …
ここの用法用量 3の3)をご覧下さい。多発性骨髄腫ではこの適応になると思います

GCSFは非常に効果が早く、しばしば劇的に好中球が増えるので慎重な投与が必要です。
決まった条件以外では使えないと思います。

対してアンサーは、正直言って効いているのかいないのか分からないといった印象です。
ただ、この薬も前述した通り適応が限られています
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この回答へのお礼

放射線治療でないとアンサー20を使用できないのですね。
いただいたURLの説明書によるとグラン注射液75の場合は
「好中球数1000/mm3未満で発熱(原則として38℃以上)あるいは好中球数500/mm3未満が観察された時点から」使用できるということでした。
回答とてもわかりやすくて参考になります。ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/27 14:22

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