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約20年間、気候変動の問題に関わってきて、いまだに不思議に思うのは、正式な学術会議で議論され、国連から報告されてきたIPCCの報告書が、知識の浅い一般国民や金儲けに奔走している企業人ならいざ知らず、専門知識外とは言え、高学歴の元東大教授などが批判し、これをマスコミの多くが取り上げて、日本中に温暖化懐疑論デマがはびこったことです。

なぜ、日本人は先の大戦で300万人も戦死するような国民的狂気に突っ走ったのか疑問に思いましたが、これと同じことが目の前で繰り返されているのではないかと思いました。

最近、予測通り気候変動が少し顕著になってきたので、正気を取り戻してきたマスコミもあるようですが、これでは、ムチを打たれて方向を変える家畜と知的レベルが変わらないではないでしょうか。

氷河期が終わって約1万年間で最も気温の高かった時期が約6千年前の縄文海進期で、その時の気温は+2.0℃でした。これを超えると現在の生態系や気候が激変すると言われてきましたが、ほとんど本格的な対策を講じてきませんでしたので、CO2の濃度はかなり高くなってしまいました。
ここに至って、+2.0℃以下を順守しようとすると、今世紀後半にはCO2排出量を100%削減し、その上で+2.0℃に相当するCO2濃度まで下げるため、大気中に拡散してしまったCO2を人為的に回収しなければならない。
このことは、9月に発表されたIPCC第5次評価報告書を読めば理解できる内容です。

現在起きている「地球温暖化」とはこれほどまでの事態なのに、NHKの解説委員までもこの「温暖化懐疑論デマ」に流されてきました。
日本人はどうして巨大なデマに弱いのか不思議でならないのです。

A 回答 (21件中21~21件)

CO2削減には原子力利用が必要ですが、マスコミ知識人は原発が大嫌いなので


その問題を無かったことにしたいのです。

CO2が問題ないならシェールガスでいいではないかというのが彼らの言い分です。

地球を守るためにはもっと数多くの原発を作る必要があるのです。
日本は率先してそれを示すべきです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「原発が嫌いという感情」が、「温暖化という科学的事実」を否定するという現象は愚かな群集心理なのでしょうか。
しかし、「温暖化防止」即「原発」と言うのも短絡過ぎないでしょうか。
私は、地震、原発、温暖化の各リスクを一面的ではなく、多面的に捉えるべきだと思います。そして、レーザーチャートなどで下記4分野に分けて総合評価すれば、国民的合意形成に役立つのではないでしょうか。
・時間(被害が及ぶ時間的長さ)
・空間(被害が日本全体に及ぼす空間的規模)
・生活(被害による国民生活への影響)
・確率(大規模被害が発生する蓋然性)

これらの尺度で、東日本大震災、福島原発事故、2℃の温暖化 の各リスクを評価すると、自ずから第3の道が見えてきます。すなわち
1. 原発を過渡的なエネルギーと位置づけ、脱温暖化手法(※1)に基づき期限を設ける。
2. 科学的安全性の高い原発を即刻稼動させる。
3. そこで浮いた化石燃料代(3兆円)を低炭素社会造りのための整備資金に回す。

これによって、新しい雇用が生まれ、同時に大気中に排出したCO2を人為的回収(※2)する莫大な無駄が軽減します。

※1:国立環境研究所 脱温暖化2050プロジェクト
http://2050.nies.go.jp/s3/index_j.html
※2:(財)海洋研究開発機構 研究資料(IPCC第5次報告書に採用)
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/2 …

お礼日時:2013/11/30 07:10

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