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ダイズを育てると収穫期にはさやが茶色く乾燥します
これを刈り取って星徳をさらに乾燥が進んで、たたくとさやから豆がとれます

1.このとき干して放置した大豆もさやが開いて飛び出しているのですが、どうしてこのように開くのでしょうか?

2.さやがくっついているところ(割れ目?)が固くなっているのに関係しているのでしょうか?

3.干しとくと割れやすい割れにくいのがあるらしいのですが、違いはなんなのでしょうか?

A 回答 (1件)

鋭い観察力ですね。


乾くと開くのが当たり前で終わるのか、なぜ開くのか疑問に感じるのか。
この差は結構大きいです。

それはさておき、
植物が実をつけるのは子孫を残すためですが、
成熟しないうちに外部に出ると保存ができません。
成長に必要な条件、湿気や温度、日照時間がそろう季節、春まで持ちません。
また、成熟するまでに鳥に食べられても困ります。
そこで成熟するまでは莢に入っているという手段を身につけ生き延びました。
さて、中身が詰まり越冬できるように水分も少なく堅くなると、
春になってすぐ発芽できるように莢から出て地面で待っていなくてはなりません。
そこで実の条件がそろうと生理的に莢が開いて実が落ちるようになっています。
長くてすいませんが、これが(1)です。

(2)はその通りで、莢の皮と筋の部分の厚さが違うと、
乾燥したときの収縮率が違うので割れやすくなります。
割れるために筋だけが厚く堅くなっています。

(3)きちんと成熟した莢はすぐ割れます。
割れにくい物は、実が十分に大きくなっていないとか虫に食われたりで、
成熟が不十分な物がほとんどです。
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