![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/pc/qa/question_title.png?5a7ff87)
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
これは難しい問題を孕んでいますが、東京高裁昭31年1月17日の判例によれば、賭博罪の要素として、「偶然の支配によつて財物を得或いはこれを失う」ことが存することと判示されています。
完全情報ゲームであったとしても、実際に実力がある程度伯仲している者同士の対決であれば、将棋も囲碁も勝ったり負けたりのはずですから、そういう意味では偶然の支配と言えると、一般的には考えられていますが、明快な判例は存在しないはずです。
ただし、あまりにも実力がかけ離れている場合、例えば将棋界のトップである羽生先生と私(将棋の素人)が仮に金品をかけていたとしても、それは私が負けることは第三者から見ても、当事者から見ても明白であり、名目上は「賭けたお金」であったとしても、実質上は「指導料」であって、賭博にはあたらないと判断されることは有りうるのではないかと思います。勿論勝敗が拮抗するように、ハンデ戦であれば、賭博罪に該当するでしょう。
No.10
- 回答日時:
>そもそも、いかなる勝負事にも何かしらの偶然性が介在することが自明であるならば、旧刑法に偶然の輸贏云々という文言で定義されていたのは何故なんでしょう?
ちゃんと書いとかないと、質問者さんみたいな人間があ~だこ~だと言い始めるからです。
![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/common/profile/M/noimageicon_setting_02.png?5a7ff87)
No.8
- 回答日時:
確かに囲碁将棋というゲーム自体には偶然の要素はないでしょう。
サイコロを振ったり、ルーレットを回したりして駒の行き先を決める訳じゃないからね。しかし、対戦するのが人間である以上偶然性に左右されます。プロ同士、素人同士など実力が似たものであれば、ちょっとした思考ミスが勝負を左右するし、(相手がどう対応するかでも変りますけどね)どういう思考方法をしてどう展開していくかという部分には偶然性がある。
多少の実力差があっても、例えばプロの公式戦みたいに時間制限があると、うっかりミスも起りやすくなるから必ず格上が勝つとは言えない。そのミスを犯すかどうかというのは偶然としかいえない。(実際に公式戦で「二歩」の禁じ手なんて超初歩的ミスが何度も起きてるし。対局数から言えば微々たる割合だが、絶対100%起きないではない)
これが、プロ棋士対最低限の駒動きしか知らないド素人の平手対局だと勝負の結果は100%決まっているという言い方は出来るだろうが。素人がプロに対してミスを誘うほど厳しい手を指すとは思えず、プロ棋士が勝つのが必然であるとして賭博罪は成立しないかもしれない。(ここまで極端だと賭け自体が成立しないだろうけどね)
たとえ偶然の要素がないゲーム(将棋等)であっても賭の対象となる試合の対局者によっては偶然性がある、つまり金銭(現金・商品券等換金容易なもの)を賭ければ賭博罪に問われる可能性がある。
昼食代とか缶コーヒーを賭けて自分が対局したような場合は「一時の娯楽に供する物を賭けた」として賭博罪は成立しない。というのが私の考え。
No.7
- 回答日時:
”偶然の要素が存在しない完全情報ゲームである囲碁や将棋で賭けを
行っても賭博罪にならないのでしょうか? ”
↑
残念ですが、賭け将棋は賭博になる、という
判例が出ています。
その理由ですが、質問者さんの見解と異なり、
技量が100%ではなく、偶然の要素があるから
ということです。
しかし、偶然の要素が無いモノなんて、現実に
あるのでしょうか。
科学的に突き詰めると、疑問が出て来ます。
しかし、法律というのは科学とは異なります。
科学的にどうあれ、歴史上、社会通念上、将棋とは
そういうものだ、ということになっている以上、
法的には、賭け将棋は賭博であるということに
なるのです。
ここら辺りが法律のインチキ臭さです。
No.6
- 回答日時:
囲碁や将棋や麻雀というゲームは、対戦が始まるまでは、相手の力量が図りかねます。
・手を抜いてる
・わざと負けてる
・本気で弱い
・運がない
かどうかだなんて、事前には分からないのです。
だから賭けが成立するのです。
羽生であっても同じA吸棋士と対戦して、100戦して「100勝するわけではありません。
あくまでも勝率です。
羽生自身、今よりは何冠も取っていた時期の方が強いと言われるのは腑に落ちないでしょう。
いつでも今最強なんです。
No.5
- 回答日時:
>偶然性の有無の部分による犯罪の構成条件を深く論じた回答はないようです。
を語る前に
>偶然の要素が存在しない完全情報ゲームである囲碁や将棋
って前提に誤りがあるので、結果として「囲碁や将棋も賭博になり得る。実際に検挙されるとしたら、掛け金が大きくなった時だけ」って事になります。
因みに、囲碁も将棋も、人間が打つ限りは「うっかり打ち間違える可能性」が排除出来ません。
「うっかり打ち間違える」のは、言うまでもなく「偶然」であり、囲碁将棋で「賭け」をするのは「うっかり打ち間違える偶然性に賭けている」と言えます。
もし「打ち間違い」を完全に排除して「コンピュータ同士で対戦させる」などとした場合、偶然性は排除されるので「賭博」になりませんが、賭博になる以前に「何度やっても同じ過程を辿って同じ結果になるだけ」なので、賭けが成立しません。
この回答へのお礼
お礼日時:2013/12/24 16:49
そもそも、いかなる勝負事にも何かしらの偶然性が介在することが自明であるならば、旧刑法に偶然の輸贏云々という文言で定義されていたのは何故なんでしょう?
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- その他(ギャンブル) なんで賭け事って燃えるのですか? 1 2023/02/08 21:53
- その他(ギャンブル) ※これはやるとしたらの話です ジュース、アイス、食べ物などを賭けて ポーカーをしたり、賭け事をするの 4 2022/04/05 11:08
- その他(ギャンブル) 賭博罪や三店方式があまり理解できて無いのですが。例えばお金を賭けるのではなく、競馬で当たった券を賭け 2 2023/04/12 02:36
- パチンコ・スロット パチンコ屋は違法ですか? 9 2023/08/22 21:32
- 政治 山口県阿武町はネットカジノで損した4630万円のほとんどを胴元から返してもらったそうです 2 2022/05/25 09:40
- その他(教育・科学・学問) 賭博罪について。 大学一年生です。この言葉を今日初めて知ったのですが、どの場面で適用されるのか知りた 4 2022/09/19 19:31
- 競馬 賭博場の雰囲気に耐えられない(^_^メ) 4 2023/02/26 21:23
- 競馬 競馬依存症の人っていますか? 3 2023/05/13 04:35
- その他(税金) 税収を上げたいなら賭博罪を廃止すればいいのでは? 6 2023/07/16 13:07
- 囲碁・将棋 9歳でプロ囲碁棋士って、99%は才能ですか? 努力は1%ぐらいか 4 2022/08/17 18:34
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
社内コンペって違法?
-
何故世の中の人はコロナ前とコ...
-
負けた方が言う事を聞くという...
-
お祭りでの有料抽選会は違法?
-
じゃんけんで、現金をかけてゲ...
-
大学生で、友達とのかけで勝っ...
-
ギャンブルの心理的
-
どのくらい賭けたら罰せられま...
-
100円ジャンケンは賭博なの...
-
これって賭博ですか?
-
これって賭け事になりますか?
-
昔の家業が質屋
-
トトカルチョが禁じられている理由
-
がちゃがちゃの景品にしたら違...
-
ゴルフでOB500円のペナルティを...
-
違法賭博について、最近のニュ...
-
娯楽は必要なのか?矛盾してい...
-
芸人が発案したスリルというゲ...
-
参加費を募って優勝者に総取り...
-
やりすぎ
おすすめ情報