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私の友人は10年以上勤めていた会社が、主要な金融機関との関係がうまくいかず、その影響で会社で行っていた確定拠出年金制度を突然止めてしまいました。ただ、友人はその会社に継続して勤めています。そこで友人は個人向けの確定拠出年金の活用を検討しています。これまでの積立額は300万円程度のようですが、詳しいことは聞いていません。
相談する相手も限られているため、私に相談されましたが、私自身は会社の確定拠出年金は理解していても、個人向け年金制度に詳しくはありません。
そこで、
1.会社の確定拠出年金制度と個人としての確定拠出年金制度ではどのような違いがあるのでしょうか?
2.確か、確定拠出年金にはポータビリティがあり、転職した場合は年金制度のある会社ならば持ち越せるとのことのようですが、会社向けから個人向けの確定拠出年金に移った場合、このポータビリティは使えるのでしょうか?その場合にメリットはあるのでしょうか?
3.こうしたことの相談は国民年金基金に相談すればよいのでしょうか?それとも、身近な金融機関に相談すればよいのでしょうか?
友人と似たような経験の方でアドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

会社が確定拠出年金をやめてしまった後、その会社の退職金制度がどうなっているかにもよります。


会社で確定給付型の企業年金を新たに始めていなければ、個人型の確定拠出年金に入るのがベストです。何も手続しないと強制的に国民年金基金の運用指図者となって、あまり安くない運用管理料が毎年勝手に差し引かれます。自分で選択すれば、ここより手数料の安い運用機関は複数あります。
http://www.npfa.or.jp/401K/operations/
ただ、手数料自体はすでに回答のある通り個人負担です。もっとも自分で投資信託を購入するより手数料が割安なケースもありますし、課税が繰延になるメリットもあるので、ある程度リスクをとって運用する場合は一概に損とも言えません。

もし改めて企業年金制度を自社で始めている場合は、個人型の確定拠出年金(毎月積み増しを行うタイプ)ではなく、運用指図者(既存の残高の運用しかできない)になることになります。この場合でも手数料の安い運用期間を選んで自分で何に投資するかを選んだほうが望ましいと思います。

なお、300万も残高があるとそれを引き出すのは60歳になる(または障害年金の受給資格を得る)などしないとできませんから、上記いずれかの方法で残高を移管させることになります。
相談はお示しした運用機関のサイトを覗いてみてよさそうだと思った金融機関に問い合わせてみるといいでしょう。その際は手数料だけでなく、自分が運用したいと思う商品を取り扱っているかどうかや、運用指示その他の手続きが簡単にできるかどうかという点も確認するのをお忘れなく。

何も手続をしないと、最初に書いた通り強制的に国民年金基金に残高移行されてしまい、後で切り替えるにしても余計な手数料がかかる(そのうち手続きを忘れて、年金のもらい忘れになったりする)というデメリットだけがあります。
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この回答へのお礼

丁寧かつ実務的にご回答いただきありがとうございます。
特に取り扱い金融機関のリストのあるURLなどは参考になりました。
友人にこのアドバイスを見せて、検討してもらいます。

お礼日時:2013/12/30 12:19

1.会社の確定拠出年金であれば会社が掛金を拠出(マッチング拠出を導入している会社ならば会社拠出額を上限に拠出できる)しているはずですが、個人ですと全額自分で拠出することになります。

もちろん拠出金額は税控除されます。
2.会社から個人へと移動はできるはずですが、そうなると会社が負担していた口座維持手数料等も自分で支払うことになります。メリットとしては税控除の面を継続できるという点でしょうが、やはり費用や拠出金等を考えると会社>個人であることは間違いないでしょう。
3.個人向け確定拠出年金を取り扱っている銀行や証券会社などの金融機関に相談するのがいいと思います。
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この回答へのお礼

早速のご返答ありがとうございます。
やはり、取り扱いをしている金融機関に問い合わせることが一番なのでしょうね。友人にアドバイスをしてみます。口座手数料がかかることは念頭にないと思いますので、これも金融機関ごとに調べるべきですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/28 18:28

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