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境界性人格障害の人は何か苦しいのでこのような行動をしているのでしょうが、何がそんなに苦しいのでしょうか?それが病気だとは分かっていますが、初歩的なところで考え込んでいます。

境界性人格障害だった妻と離婚しました。
元妻は感情の起伏が極端で、包丁を持ち出しては死んでやるとやっていました。
人恋しいと言っては飲み屋通い。月に10万円近くは飲み代になくなりました。
精神科に通院していましたが、薬を処方するだけで何も解決にはなりませんでした。薬だけでもかなりの量を飲んでいました。毎日眠れないと言って明日仕事がある私に深夜でも話しかけます。
こんな妻と離婚しました。皮肉なことに離婚してようやく第三者的に元妻を考えるようになりました。

元妻は42歳です。薬のせいか若いときは痩せていたのに今では若かったときの体重の2倍以上は太っています。このまま放置するのは私自身は苦しいです。離婚したと言っても住居費や生活費を渡して面倒を見ています。
何とか助けてやりバイトでもコンスタントにできるまでは面倒を見てやりたいのです。

A 回答 (9件)

参考意見です。



以前、関連質問に回答した者です。
つい最近読み終えた本なのですが、精神科医の岡田尊司さんがお書きになった『母という病』(ポプラ社)をお読みになると、元奥さまの苦しみがリアルに想像できると思います。こちらの書籍はAmazonでも購入できますし、おそらく図書館でも借りることができると思います。
幼いうちに母親との安定した愛着関係を築くことが出来なかった人たちの苦しみ、その不安定さはどこからくるものなのかを、一人一人の人生にスポットを当てながら、精神医学と生物学的なレベルで解き明かすべく書かれたのが、この書籍です。

私事で申し訳ありませんが…この本を知るずっと以前のことです。
私自身が二児の母となった三十代の初め頃、重い鬱状態になりまして…。
過去もそして今も、自傷行為は一切ありませんが(ただ、小学生の頃と高校を卒業した頃に、摂食障害手前になってしまったことがあります)、その頃は何もかもが楽しめなくなり、起き上がることもままならず、自分には何の価値もなく思えて消えてなくなりたい気持ちばかりが押し寄せ、いつ終わるのかさえ分からない辛い日々を送っていました。
誰一人知り合いのいない土地へ引っ越したこと、慣れない家事と育児、父親との死別、遠く離れて住んでいる、私の父を亡くした悲しみから鬱病になってしまった母、そして仕事の心労から鬱病手前にまでなってしまった夫のことで、悩み事が次々と津波のように押し寄せて、知らず知らずのうちに過労になってしまっていたのがよくなかったようです…。

その後、とあることを切っ掛けに、私は重い鬱状態から回復できたのですが、回復して冷静に物事を考えられるようになると、私は子供を連れて里帰りなどで母と長期間過ごした後にグッタリと無気力になり、いつも寝込んでしまっていたことに気が付いたのです。
「もしかすると、私は母にとても気を使っている? 母の私たち きょうだいや孫たちとの対応の露骨な違いに、幼い子どもにさえ容赦のない母の言動に深く傷ついている?」と、それまで、どこの家にでもあることだと、疑問さえ抱かなかった母親との関係について考えるようになったのです。

驚いたことに、この本には私の体験とよく似たことが、発端から気付き、そして母親とどう向き合ったのか迄が書かれていました。
母親を愛したい、愛されているのだと信じたかった子供ほど、怒りを封じていたので、怒りを爆発させずにはいられない、そんな日が突然やって来るのだということが書かれていました。愛情を欲していた、その強さの分、怒りもまた大きくなるのだと。


私の半生は、『母という病』に登場する人たちのように壮絶ではありません。
幼い頃にしっかりと確かに愛されているのだと信じていた時期と、それほど年月を置かないある日を境に、まるで手の平を返したように突然冷たい態度を取るようになってしまった母と、どちらの顔も私は知っているので、何も疑わずに母を慕い信じていた頃の記憶を頼りに今を踏ん張れている状態です。

愛された記憶があった私でも、激しく自分を卑下したり、世を儚んだりしたことがあったのですから、幼い頃に母親から愛された記憶が一切ない、もしくは微かにしか持たない人たちの悲しみは、どれほど深く耐えがたいものなのか、この本を読んで思い知った気がしています。


この本には、父親と子の関係についてはあまり触れられてはおらず、母親に責任を求め過ぎている感を個人的に感じております(自分が母親だから余計にそう感じてしまうことは否定できませんが、同じ著者による『父という病』という本が今年の3月末頃に発売される予定なので、こちらを読むことで、そのあたりの疑問が補完できるかもしれません)。しかし、全体によく纏まっているし納得させられる事柄が多く、全部読み終えると今なお残る自分の中の問題が見えてきます。
それだけに辛いものがありますが、ご質問者ご自身も、この本を通して元奥さんのこと、そしてご自身のことが見えてくるのではないかと思うのです。

共依存ということを通して愛とは何なのだろうかと考え、そして自分が目指し求める愛の在り方を模索する。
それは、ご質問者に突きつけられている現実だと思いますが、この本を読むことで、ご質問者はご自身を許すことができるのではないかとも思うのです。

一方的に決めつけてはいけませんが、奥さんは育て直しをしてくれる方を求めているのではないでしょうか。
実母に甘えた経験がなくて、母親に添い寝をせがんだ娘さんの話が この本には載っていましたし、本では紹介されていませんでしたが、世間では女性のセラピストが赤ん坊を世話する母親のように、クライエントに接する治療法が存在します。
母親の慈愛を知らない女性には、男性パートナーだけではどうしても埋めつくせない悲しみがある、それはたった一人の力だけではどうしようもないこと。そのことを知るだけでも、ご質問者の自責の念、そして心の傷が薄れるのではないかとも思えるのです。

母親にほんの少しでも愛された記憶があるのなら、ご質問者はこの本が読めると思います。そうでない場合は辛くなるかもしれないので、無理にはお薦めできませんけれども。
ご参考になれば…。
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この回答へのお礼

さっそく母という病という本を購入しました。これから熟読して勉強してみます。大変につらい生き方をされたのですね。苦しかったでしょうね。私にはとても参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2014/04/14 04:51

境界性人格障害の傾向が極めて強い、と診断されている者です。


女性です。

境界~については、私の思うところでのお話になるので、当たっているか、境界~の人万人に当てはまるかはわかりませんので、ご参考までに読んでくださいね。

何が苦しいのか、多分ハッキリとは本人もわからないと思います。
なんとなくいろいろ不安になります。
私は認知行動療法に通っていますが、その治療を通して思ったのは、自分を信じられないから、という理由が大きいのかもと感じています。
自分を信じられない理由は、自分の感情を自分が守らないで無視し続けてきたことにあると思っています。
自分の感情を無視する技は、幼少期に身に付けたのだと思います。
それに、自分は死ねばいいと思う人が、自分を信じられるはずないですよね。自分にとって、一番危険な存在は自分なんです。生きていくことが不安になるのも当然かな、と思いました。

ただ、この「私は死にます」の相手を試す行為は、ごく身近な人にしか現しません。私は、ですが、元奥様もお友達は多いと書かれていたので、おそらく私と同じように、友達とは普通なんです。身近にいて受け止めてくれるだろう人に対してのみ、顔を出す行為だと思っています。ある意味、信じてる人にしか出さない行為と言えると思いますが、自分を信じてないので相手を100%信じることができず、だから試すのかもしれないですね。何度も何度も、100%信じられるまで繰り返すのに、信じられない。100%か0%かしかないので、そこでまた苦しんでいるのかもしれません。

でも、試す相手がいなくなると、それは0となるので、試す必要がなくなり、今は落ち着いていられるのかもしれないですね。私も離婚を覚悟しもう誰とも深く関わらないぞと考えたとき、落ち着いていました。皮肉ですよね。離婚せずにまだ続いていますが、その感覚を忘れないでいたら、一緒にいても試さずにいられるかもと自分に期待しています。

私の経験では、薬は対処療法でしかないと感じています。対処療法では根本的な解決はできません。
認知行動療法は、私にはとても有効です。考え方の癖や歪みに気付いて、対処方法をアドバイスをもらいながら自分で見つけていきます。
時間はかかります。かかりますが、少しづつ良くなってると主人に言われました。私自身も、自分について知ることができて気付くことがたくさんあります。カウンセラーとの相性もあると思いますが、もしよければ探して見てください。でもこれは本人の治したい意思が大切なので、ご本人が望めば、というところでお願いします。

ちなみに私は、自分の気持ちに余裕ができて、歪んだ癖が緩和したら、認知行動療法について勉強しようと思っています。

奥様が独り立ちできるまで面倒を見たいというのは、とても優しいですね。
ただ、他の方もお話されているように、気を付けてください。私自身も、私と関わらせてしまった主人に対して、とても申し訳なく思っています。もし離婚となったら、しばらく一人で暮らせる分のお金だけ一度に工面してもらって、その後の関わりは断つと思います。主人は見捨てた罪悪感を感じてしまうかもしれませんが、見捨てたわけではないんです。仕方が無いとしか、私は思いません。限界ギリギリまで耐えてくれた、理解しようとしてくれた、でももう限界に達してしまった。そうさせたのは自分。それが全てだと思います。

心理系の資格を持つお医者様でも難しがる、歪んだ癖の強い人格障害です。心理系に素人の人が対処できないのは当然だと思います。だから、ご自身のことを、まずは労い、癒してくださいね。

ただ、理解しようと思ってくれる人がいることは、とてもありがたいと思っています。ネット上で目にする境界性人格障害についての書き込みは、気持ちはわかるけど傷つくことも多いです。迷惑な存在であることは否めないけど、自分に絶望しながらどうにかこうにか生きてるのも事実です。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。大変に悲しい気持ちです。元妻は自分にとっては最愛の人だったので・・・。大切にしていたのですが、限界になったのです。私も一度しかない人生なのでやり直したい気持ちもありました。元妻には私が何でもしてあげるので、かえって病気を悪化させているのではないかと思うようになったのです。アドバイスを参考にさせて頂きます。

お礼日時:2014/06/30 09:32

はじめまして。

true-vineと申します。私も似たような立場で、苦しんできました。普段はこういうところは、目を通したりコメントをすることがありません。私の経験で参考になるところがあればいいのですが・・・

奥様が、境界性パーソナリティ障害だと、ご存じだったとのことですが、私の場合、別居をして1年たってから、もしかしたら、妻は、界性パーソナリティ障害だったのではないかと思うようになりました。kami55さんの場合、病名はご存じでも、どうして奥様が不可解な行動を取るのか、理解できなかったとのことですが、それは、旦那さんが何か落ち度があったからだとは、私は、思いません。一般の人で、心の病気のこと、精神医学の知識を持ち合わせている人はいないのですから。また、一緒に暮らしていたときは、家計のこと、奥さんの健康のこと、ご自身の健康のこと、家庭のトラブルで、手一杯だったと思います。落ち着いて奥様の、病気のことを学んだり、理解する余裕などなかったと思います。緊迫した家庭の様子はよく分かります。夫婦間の緊張が高まり、刺すか、刺されるかそういうところまで行ったことでしょう。その最悪の事態を避けることができたということだけでも、立派なことだと思います。

私は、妻と離婚はしていませんが、別居をして7年が過ぎました。別居をする前、夫婦間の緊張が一番高く、私はうつ病になりました。刺すか刺されるかそんな状況でした。その後、別居となったのですが、家庭が崩壊したことは、とても辛いものでした。幼い子どもたちもいたのですが、私は、一人で別居することになったからです。しかし、私にはこの別居が恵みであったと、後になって分かりました。一つは、妻と離れて暮らすことで、うつ病の回復が早まったこと。また、妻が、境界性パーソナリティ障害を持っていたのではないかと、思い至ったことです。それまで、妻に心の病気があるとは思ってもみませんでした。

もしかしたら、kami55さんは今、この時期にいるのではないかと思うのです。ひとまずは、ご自身の体調を整える、いい時期だと思います。お仕事もあることでしょうから、お体を回復させる時期だと思います。その上で、もし奥様のことを気遣いできる余裕があれば、境界性パーソナリティ障害について、時間をかけて学ばれたらいかがでしょうか?奥様の生活費をみるということも、立派なことだと思いますが、それよりも、奥様を理解することの方が、価値あることだと私は思います。境界性パーソナリティ障害は、その症状が複雑なため、誰からも理解されないということがあり、医師でさえ、偏見を持つ方がいるくらいです。奥様を理解することは、旦那さんにとっても、奥様にとっても価値あることだと思います。

ここで、こと細かく説明できないので、もし良ければ私のブログを参考になさってください。
http://blog.goo.ne.jp/true-vine 『妻が境界性パーソナリティ障害を持つのではなかと思い至っています。私はその夫でクリスチャンです』というブログです。『目次』があるので、興味がある記事を読まれたらいいと思います。

私は別居をした後、境界性パーソナリティ障害について学んできましたが、それと同じくらい、自分自身というものを、学ばされたという気がしています。奥様を責める気持ち、また、自分自身を責める気持ちも、おありでしょうか?私自身、心の中の葛藤は、減ってきてはいますが、今でもあります。自分も相手も責める気持ちがあっては、冷静に考えることはできないと思います。できることであれば、『信頼できる』カウンセラーか、精神科医にかかり専門家の、アドバイスを受けることをお勧めします。自分のブログを紹介しておきながら、こういうのもおかしな話ですが、くれぐれも、インターネットの情報を鵜呑みにはされないでください。

それと、気になるところがあるのですが、kami55さんは、とても優しいお方だということが、文章を読んでわかります。『奥様を助けたい』『自分に何かできないだろうか』というご自身のお気持ちを、冷静になって見つめてはいかがでしょうか?簡単にできることではないかも知れませんが、とても大切なことだと思います。奥様のために何かしなくては、いけないんではないか、というお気持ちが伝わってくるのですが、そのエネルギーを自分自身を見つめるということに、向けていただきたいのです。そうした優しい心遣いが、結局はお互いのためにならないどころか、自分も相手もダメにしてしまうということがあるからです。奥様にとって必要なのは、べったりとした関係ではなく、ちょっと距離を置いて、でも、旦那さんが揺るがないお気持ちで、奥様を見守るような関係ではないかと思います。関係を切るということではありません。そのためにも、ご自身を見つめ、境界性パーソナリティ障害について学ぶことは有意義だと思います。これは、個人的な意見です。専門家が、何というかは分かりませんが。

もし、kami55さんが、私のようにうつ病にかかっていらっしゃるなら、大きな決断は絶対にやめましょう。お金のこと、仕事のこと、ご自身の命のことなど、絶対に投げ出すようなことはしないでください。私もうつ病になり、つらい経験をしました。でも、今こうして生きています。今日は、娘たちと会って、大きな笑い声をだして遊んできました。娘たちも、両親の別居という辛い経験をしてきましたが、普通の子にはない、思いやり、やさしさ、共感ができる、いい方向で育ってきてくれています。神さまは人の思いを超えて、すべてのことを、恵みと変えてくださるお方です。渡辺和子さんが書いた本の中で『価値があるから、生きてるんじゃない。生きてることに、価値がある』少し記憶が不確かですが、こんなことを書いていました。慌てず、腰を据え先のことをお考えください。

当人の事情を知らない人が、他人の離婚についてコメントすることに、私は賛成できません。私はクリスチャンで、できることなら聖書にしたがって生きていきたいと望んでいます。聖書では、結婚を尊い関係として大切にしています。結婚や離婚というのは、二人だけの問題ではなく、二人を取り囲む社会のとの関係もあります。二人の好き嫌いで、簡単に、結婚、離婚をすることが、人にとって幸せなことではないと思います。自分のこどもが、そのような価値観で結婚し離婚して構わないと思う親がいるのでしょうか?結婚も離婚もそんな軽薄なものではないと、私は思います。私は、離婚を選択せず、別居という形で来ました。7年が過ぎ、自分はこれでよかったと確信しています。でも、家庭によっては、やむを得ない事情で、離婚をされるご家庭もあります。そのことについて、他の人が、良し悪しをいうのは控えるべきだと思います。他人の良し悪しを、裁くことができる人は一人もいないはずです。当事者にしか分からない事情があると思うからです。最後は、少し熱くなってしまいましたが、ご容赦ください。

できることなら、境界性パーソナリティ障害を治療ができ『信頼できる』専門家に相談されてください。自分自信を冷静に見つめてみてください。今の辛い時期をのり越えることができるようお祈りいたします。
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この回答へのお礼

 いろいろとご親切にありがとうございました。ブログ拝見させて頂きました。大変辛い思いをされたのですね。私の場合には元妻は既に精神科にかかっていて、アダルトチルドレンとかの本を読まされましたが私には理解しにくかったのです。この私の無理解が病状を悪化させたのではと後悔しています。ご回答者さんの奥様は魅力的な人ではないでしょうか?救いたくなるような性格を私の元妻も持ち合わせています。この病気を持つ人の特徴なんでしょうかね?またDVなんかも私も同じような体験でした。
 
 元妻はカトリックでマリア様の像を部屋に置いていました。純粋な人なんですが、この病気というのは正反対のようなことをしてしまうのです。怒りが混じっているというか、家の中はいつもめちゃめちゃでした。

 しかし離れてしばらくぶりに会うと落ち着いていて、あれだけの肥満も大分よくなっていました。私がいないと食べないのだ言います。私にできる仕事を見つけたいとも言っています。私は悲しいですが別れて良かったのではないかとも思っています。生活が安定するまでは私の責任だと思います。その間この病気の原因とか勉強して見たいのです。

お礼日時:2014/01/05 21:26

No.4です。



お礼をいただきまして、ありがとうございます。
若干、補足をさせていただきます。

まず、境界性人格障害は、心身症ではありません。
心身症は、その発症や増悪に心理的要因が深く関わっている身体疾患をいいます。
Wikipediaの記述などをご参照ください:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E8%BA%AB% …

また、境界性人格障害も含め、いくつか「人格障害」といわれるものがありますが、それらは、精神疾患というよりも、人格の歪みと考えられています。
この辺りは専門的な議論になりますので、詳細は割愛します。

境界性人格障害も含め、人格障害の治療については、素人ではほぼ不可能とお考えください。
というのは、精神科医や、臨床心理士であっても、専門的な訓練を受けた専門家が、チームを組んで事に当たらないと、巻き込まれ、振り廻されてしまうこともよくあるからです。
日本でも、専門的な訓練を受けた精神科医などが専門的な治療をし始めてはいますが、まだそうした治療が受けられる医療機関は、限られています。

現在も医療機関を受診していらっしゃるようですが(「薬のせいか……」という記述から)、受けていらっしゃる治療はおそらく、抑うつ状態など、二次的な症状に対するもので、人格障害そのものに対する治療的アプローチはなされていないかも知れません。
というのも、人格障害そのものは、薬物療法では治らないと考えられているからです。

以下、質問者様にとっては、不快に思われる可能性のある内容ですが、質問者様ご自身の安寧な生活や、メンタルヘルスの維持という観点から申し上げることとご理解の上、お読みくだされば、幸いです。

「何とか助けてやりバイトでもコンスタントにできるまでは面倒を見てやりたい」と書いていらっしゃいますが、何かのきっかけでまた、関係が近くなりますと、また振り廻される結果となり得ますので、その辺りは十分にご注意になることをお勧めします。
「心苦しい」と書いていらっしゃるのは、質問者様の優しさのなせる技だということはよくよく分かりますし、結婚していらっしゃったという経緯も否定できないものがありますので、第三者が勝手な意見を申し上げるところではありませんが、一般的に申し上げて、安易な同情や、過剰な配慮は、むしろ大けがの元になる可能性が高いものです。

このサイトでも、私自身、これまで境界性人格障害の方にいくつかアドバイスを書かせてもらってきましたが、距離を置き始めた方にはそのままそっと離れ、別れることをお勧めしてきました。

一度、検索して、他の境界性人格障害についての質問と、それに対する回答もご覧になってはいかがでしょう。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。薬で治すものでないとしたら、今の薬は減薬してもらってアドバイスのような専門機関をまずは探してみたいと思います。また、適度な距離をとり過剰な配慮は一切しないようにしたいです。別居と必要最低限の生活費の振込み程度にしたいのと、本当に弱ってきたときだけ一時的に様子を見る程度にしたいです。

お礼日時:2014/01/05 21:30

Abandonment-depression 難しいんですよね。


瞬間、瞬間の《愛》が必要な心的スタンスが、めぐりの
人たちに絡んできて、ネットリした関係を形成しつづけるのですが、
対応方法としましては、距離を置いた接し方を採用して
ex-奥様のペースに乗らないようにし、安易に親切にしたり
同情などをしない感じで、ネットリではなしに、アッサリ、スッキリ、
サッパリとしたスタンスをキープすることを基本スタンスにすると
宜しいのではないでしょうか。
ex-奥様が《バイトでもコンスタントにできる》ようになる状況には、
時間が必要であることを知りましょう。
たとえば……BPD(=境界性人格障害)は、難しく、
数年前までは、日本には治せるドクターが2人しかいない
と言われていました。以前、BPDの女性から質問があり、
ドクターから《BPDは治らない!》と言われて、落胆したものの
《限りなく症状を落ち着かせることならできる》と言われて
その質問者さま自身で、いろいろお試しになられて、その質問文に
見る限りでは私にはBPDと感じられないほどに症状が減衰されている
ケースがありました。 極めて難しいBPDをセルフ・コントロールで
克服したのは驚嘆すべきことであると思ったのでしたが、ex-奥様にも
《限りなく症状を落ち着かせることならできる》という
セルフ・コントロールの方法を採用していただきまして、
自身を落ち着かせてみて貰うようにしてみませんか。

By the way、併症はないんですよね。有るとしますと、
ちょっと別のことも考慮しませんと
うまく参りませんので……

私は他の人の回答を一切見ませんので、
重複した部分があるとしたら、ごめんなさい。
《奇跡は、少し、時間がかかるの》
とは『シンデレラ』のFairy Godmotherの言葉ですが……ex-奥様に
奇跡が起きると、いいですね。

自殺未遂の繰り返しや
《死んでやる~》といった自殺脅迫などは、
ex-奥様の心の中で
Abandonment-depression が
それだけ烈しく暴虐を極めていると
解するようにすれば、理解できるのではないでしょうか。
どのような原因がex-奥様をBPDにしたのでしょうね。
それが明確になりますと、今後の対応への参考になるのではないか
と思われます。

お大事に!
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
先日会ってみたところ、飲み屋狂いは解消されていて落ち着いていました。穏やかな感じです。近所の食堂の年配の女性が母親の年齢に近く、その人と友人のように付き合っているのがよかったみたいです。元妻はきれいな人でとても40歳には見えない純粋な人です。早く改善して良い人生を送ってもらいたいのです。

お礼日時:2014/01/05 21:35

心理士です。



境界性人格障害の方には、きわめて強い「見捨てられ不安」があるといわれます。

すなわち、健常発達をしていれば、乳児期に親または、親に変わる養育者との間に、「基本的信頼感」が形成されます。
かなり精神分析的な自我心理学の考え方になりますが、人間が健全な発達、とくに精神的な発達をしていく上では、この「基本的信頼感」が形成されていることが、必須であり、出発点であるとされています。
境界性人格障害の方では、この基本的信頼感がきちんと形成されていませんので、他者と安定した人間関係を結ぶことが難しいと考えられています。

この強度の見捨てられ不安があるために、身近な人々を、いわば振り廻し、コントロールすることによってその不安を埋めたり、見捨てられないことを確かめたりしていると考えられます。

境界性人格障害の方に、心理的に近づけば近づくほど、当人には、見捨てられ不安が高まりますので、極端な振る舞いを引き起こし、振り廻されてしまいます。

離婚されたということで、心理的にも距離を置くことができたと思います。
質問者様も、ご本人も、二者の関係だけを考えれば、こうしたホドホドの距離を置いていることが、お二人の安定した関係をもたらしてくれるものと考えられます。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
私自身は振り回されていますし他者も振り回しているとは思いますが友人がとても多いのです。基本的信頼感なんですね。心身症になるほど大きいのでしょうか?幼いときのことでしょうが、いろんな方法で修復すれば良くなるのでしょうか。かわいそうに思いますがどうしてよいか途方に暮れています。

お礼日時:2014/01/04 20:38

まず、私は医師ではないことをご留意して頂いた上で、過去に心の病で入院していた経験上での意見として聞いて頂けたらと。



何故か男性の境界性人格障害の人は見かけたことがありません。みんな女性でした。普段は機嫌が良くても、何かのキッカケで人が変わったように怒りの感情を露わにします。また、常に孤独感や寂しさのようなものを心に持っていますので、ご質問文にもありますような「包丁を持ち出して~」「人恋しくて飲み屋に通う」「深夜でも話しかける」などの典型的な行動をとってしまうのです。
病気の原因は育った環境であったり、人それぞれだと思いますが、自分で消化することをせずに周りの人間を巻き込んでいきます。家族であった質問者様なら尚更のことだったでしょう。

そのような行動が理解できずに耐えきれなかったから離婚されたのかも知れませんが、元奥様を一人にしてしまうのは、非常に危険な気がします。もしかすれば、質問者様に見捨てられたという気持ちになって、何か衝動的な行動をしないかと心配になります。
精神科に通院されているようですが、可能であれば入院した方が安心かも知れません。ただ、入院しても勝手に退院してしまう人もいますので、慎重な対応が必要でしょう。

また、周りから見れば想定外の行動をしているように見えますが、本人にすれば苦しいと思います。常に孤独感や絶望感といったものが心の中にある訳ですから、それを怒りや依存心という形で吐き出さざるを得ないのでしょう。

私は躁鬱病を持っていて、今はほとんど治っていますが、主治医に人格障害を持った女性とのお付き合いは禁止されています。理由は、変にそのような病気を持った人の気持ちが分かるので、依存されてしまって私の病気の完治に悪影響するからということ。そして、もう一つの理由は、人格障害を患っている人の結末の多くは自殺するということらしいです。

質問者様を脅かすつもりは毛頭ありませんが、元奥様の面倒を見てあげたいと思っておられるのなら、自殺だけはしないように十分に気を付けてあげてください。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
離婚時はどうしてもいやでしょうがなかったので分かれましたが、今ではこのような人を捨ててしまったという自責の念が強くなりました。周囲の人間はいろいろ言いますが、元妻が仕事をもって生活できるようになるまでは責任をもって見守ろうと思っています。

躁うつ病をお持ちだったそうですが、どのようにして治されましたか?薬は今でも服用されておられますか?

お礼日時:2014/01/04 05:02

サイトで調べて見ました かなり複雑な病気ですね 一言では表せれないし サイトをコピーして添付すれば膨大な量なので「境界性人格障害」

で調べて見て下さい
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親子関係のゆがみ 成長過程が最も関係してると言われています。



神経症と精神症の境界にあるみたいで薬では治せないので本人の意思で解決していくしかないようです。

周りが振り回されて大変かと思いますが、離れて見守るがベストだと思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
離れて見守るのが良いと思いました。私と一緒に暮らすと私がかまいすぎてお互いによくないと思うようになっています。

お礼日時:2014/01/04 05:03

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