“タイと金魚 仲良く同居”という見出しの新聞記事を昨年末読みました。
青森県八戸市の水産科学館で、
<海水魚と淡水魚も生息できる「好適環境水」の水槽が展示され>
ているそうです。好適環境水とは、
<ナトリウムやカリウムなど、淡水魚にも海水魚にも最低限必要な成分を真水に溶かし込なだもの>
だそうです。
ところで、タイは海水魚であり、海水の塩分は3.5%程度ですね。一方、金魚は淡水魚で、塩分は0%ですね。
タイと金魚が仲良く泳げるのは、どのくらいの塩分濃度のところなのでしょうか? ナトリウムとカリウムの成分量に関係しており、それらが構成する塩には、関係がないのでしょうか?
No.1
- 回答日時:
回答にはなりませんが、愛地球博を思い出しました。
今から9年前に開かれた愛地球博でも、金魚と鯛が同じ水槽で展示されていました。
http://www.yamaguchi.net/archives/001242.html
「1%程度の塩分濃度は淡水魚や海水魚にとって厳しい環境」との記述がありますが・・・
早速の回答ありがとうございました。
<「1%程度の塩分濃度は淡水魚や海水魚にとって厳しい環境」>
なのですね。しかし、引用して頂いた説明によると、ナノバブルが、有力な助けなのですね。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
「海水魚にしても淡水魚にしても体液の塩分濃度はほぼ同じなので, その『生理食塩水』を作ればいい」だけみたいですね. 具体的には, #1 にもあるように 1 % くらい.
「πウォーター」だの「ナノバブル」だの「好適環境水」だのといった仰々しい名前とはあんまり関係ないみたい.
参考URL:http://www.cml-office.org/atom11archive/wwatch/i …
早速の回答ありがとうございました。
<「海水魚にしても淡水魚にしても体液の塩分濃度はほぼ同じ>
なのですか! 利口になりました。動物が初めて誕生した際の塩分濃度が、種分化しても引き継がれているのですね。したがって、大雑把に言うと、
<『生理食塩水』を作ればいい」だけ>
なのですね。なお、引用して頂いた水商売の説明のように
<仰々しい名前>
には警戒の必要がありますね。
最後に、Tacosan様の守備範囲に敬服しています。
No.3
- 回答日時:
ある海無し県で,岡山理科大のご指導の元に養殖しました,地元産のヒラメとフグを料理屋でご馳走になったことがあります。
大変美味しかった記憶があります。しかしながら,その水産会社は,現在は養殖を中止しています。理由について漏れ聞くところによりますと,何週間か死なない程度に飼育してるだけのケースと養殖で育てなければならないケースでは全く違うようです。水管理と養殖方法であまりにもコストがかかるものですから止めたのですね。
どのくらい調整した人工海水かにつきましては,当然のことですが特許がらみで外部の者には知らされていません。
早速の回答ありがとうございます。
<何週間か死なない程度に飼育してるだけのケースと養殖で育てなければならないケースでは全く違うようです。>
ですね。人工海水ですから、塩分濃度はおそらく3.5%程度なんでしょうが、他の微量な成分が必須なのでしょうね。そして、養殖というビジネスとしては、他に見えないノウハウが必要なのでしょうね。
No.4
- 回答日時:
徐々に慣らしていけば、同居は可能です。
昔からある技術と言うか知識ですが、要は汽水にすればいいだけです。
汽水の定義は「0.05 - 3.5%」ですが、1%程度で混泳が可能です。
あ、でもタイはどうでしょう?
ちょっと試した話を聞いた事が無いです。
好適環境水は永続的に飼育が可能な環境と言う事で、汽水とは根本が違います。
好適環境水の参考に・・
http://windofweef.web.fc2.com/library/pattent_ro …
早速の回答ありがとうございました。
<徐々に慣らしていけば、>
<1%程度で混泳が可能です。>
ですね。魚たちに、今
<汽水>
で泳いでいるのだよ、と教えれば良いのですね。引用して頂きました説明のように、いろいろな細かい扱いが必要でしょうが。
No.5
- 回答日時:
論文というか細胞・組織レベルの研究情報を求める再質問をされたらどうですか。
馬鹿の一つ覚えみたく塩類細胞で行うという、変化の解答として意味を成さないネット情報ばかりです。濃度と生存率を観察するような研究しかされていないのでしょうかね。その程度なんです。自衛隊もそうですが予算は食い扶持なんですよ。ぜんぜん実践的に進歩していない。1%にまとめすぎない方がいいと思いますよ。やはり純海水魚の方が血清の電解質濃度は高めのように思います。
よくわからない文脈内でテキトーに見つけたのは、ある海水魚は海水の4分の1から10分の1の濃度でいけるようです。血清の電解質濃度より低い濃度での研究がなされています。つまりその例だけ考えれば淡水魚にとっては血清の電解質濃度に近い環境ではなくそれより淡水に近い濃度の環境になります。
全く分かりませんが海水魚を淡水で飼育するような方向性で逆ではないような印象を持ちました。
体内から水を奪いとられる生活環境の海水魚は水分補給のために海水を飲み、電解質を吸収し、薄くなったら水を吸収しという吸収活動をし、電解質の方はエラなどの塩類細胞から捨てるというサイクルにエネルギーを使います。そのエネルギーロスが不要になればその分成長するだろうという話があるみたいです。
ご指摘の塩とは何でしょうか。質問者さんは何からその観点を思われたのですか。
関係すると思います、消化管内で。むしろ環境対応の最初はその塩が主役に思いますが研究資料などが私には見つけられませんでしたから自信なき別観点をご紹介する目的価値です。
魚の腎臓は陸棲動物のような機能性がないみたいです。肝腎ではなく肝心。動物学エッセイならウィットな見出しになりますね。
思えば動物博士ビジネスは畑正憲がパイオニアでした。畑正憲さんはプロ麻雀十段で日本一らしいです。そういう人らなのです、動物ビジネス関係者は。生キャラメルの畜産大業者も街の獣医師も。科学者という感じではなく野心家。
回答ありがとうございました。
前回も、長らくお世話になりました。
丹念に調べて頂いたきました。電解質のレベルで、考えなければならないのですね、
<純海水魚の方が血清の電解質濃度は高めのように思います。>
<ある海水魚は海水の4分の1から10分の1の濃度でいけるようです。>
<海水魚を淡水で飼育するような方向性で逆ではないような印象>
ですね。なお、塩は、難しい塩基などのことでなく、食塩のつもりで使いました。海水の塩分濃度という点から、塩を使っただけです。
No.6
- 回答日時:
これはトンデモかどうかを問う感じの質問だったのですかね。
私は普通に読解してしまい、すいません。山本教授はどんな経歴(出身大学の専攻や学位)なんでしょうか。経済ニュース的な事業を立ち上げた教授という位置付けですよね。だから話題として生物学ではない。この山本教授と比較して普通の学者が馬鹿だという事です。つまり無能なのです。トンデモの対極にある大量の無能科学者も怖いですね。1%の議論は、体液の電解質だけでは浸透圧は分からないという事です。
私は、現実の物体の仕組みを考えない秀才らに驚いています。つまり模式図的な思考に終始する人らです。
塩をエラから出す海水魚はその仕組みを変えなければなりませんよね。電解質濃度が体液と同じだから何もしなくていいという短絡が不思議です。
なぜエラから排泄するかは海水を飲むからです。淡水魚はエラから吸収などとあります。これら細胞の活動です(浸透圧に逆らう現象です)。その細胞が調節されなければなりません。役割は特化(分化)していますから特化した細胞の増減になります。淡水魚の取り込む細胞が排泄する細胞に変わるのは無理ではないかと。残酷な表現をするとその細胞は邪魔でしかないから死んでもらう、その細胞君を生かしたまま更正し適応させるより殺して新しい細胞です。ロスであり現在の組織の萎縮ないし廃絶です。そこから作り直しが遺伝子的に・組織的に可能かです。そしてエラだけではないので、都合が良くも悪くも全身的な調整になります。エラが変わるかどうかは知りません。そういう事実を報告するのが本来の研究です。
一方、(生物学ゼロ?の)山本教授は理屈抜きにコロンブスの卵を「宣伝した」業績でしょう。つまり出来そうならさっさと白黒はっきり世の中に示せよです。一体誰が最初に空を飛んだかというのに似ていますね。
全国のエラ研究者が予算をつけてもらいやすくなります。だいたいですね、マスコミが癌だ活性酸素だ健康機能食品だ万能細胞だと騒いだからみんな便乗して予算がつくという、仕組みで、海水魚淡水魚同居よりも結果の出ていない研究ばっかりですよ。癌なんかいくら税金投資されたことか?ぜんぜん治せてないじゃん。((統計のマイナスになる原因である)全く癌を気にしない人を巻き込んで)みんな癌を気にしだした癌キチガイになったから生存率が上がっただけで研究は全く関係ないのです(癌バブルです。癌を気にしていた人の生存率は変わりません)。
再度の回答ありがとうございました。
<電解質濃度が体液と同じだから何もしなくていい>
というわけには、いかないのですね。
<塩をエラから出す海水魚はその仕組みを変えなければなりません>
ですね。特化されている細胞・組織の役割が大きく変わらなければならないのですね。その細胞などは、死んでもらうこともありえるのですね。そして細胞などが
<作り直しが遺伝子的に・組織的に可能かです。>
ですね。
言うまでもないことですが、難しい話なのですね。
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