プロが教えるわが家の防犯対策術!

タイトルの通り 参考書についてです。
古文 最強の古文 50
漢文 実践演習 標準 漢文
英語 英文読解の透視図
グラマスター
上智の英語
世界史 山川一問一答
山川詳説世界史(さらっと読む程度)

これらの本の2~3程度しているのですが、ここで自分が足りないと思ったのが漢文と世界史です。

漢文の現在使っている参考書のレベルだと上智の過去問に比べて幾ばくかレベルが低い様な気がきますので、上智の漢文のレベルにあった参考書(演習)を教えて下さい。

次に世界史なんですが、過去問を見る限り教科書や一問一答だけじゃ対応しきれない問題が幾つかあります。そこで何か対策になるものを教えて下さい(用語集を見て覚えるしかないのだろうか)。それと世界全体の盛衰(世界を縦ではなく横で見られる)を纏めたものを教えてもらえると嬉しいです。

それともう一つ追加で使ってる参考書を見て他に上智には不相応な参考書があれば、指摘し代案を頂きたいです。

P.S 上智のどの学部に行くかは決めておりません。多分、入りやすい所を狙って行こうと思います。
BY 来年の受験生からの質問

A 回答 (2件)

元塾講師です。



 まずは現状分かる範囲での回答をし、その後不明な部分も書きます。不明な部分を回答のお礼などに書いていただければ再度回答いたします。

 世界史に関してですが、やはり山川の参考書の細かい内容も覚えるのが前提で、それでも答えられない問題も存在し、それはしょうがないとあきらめ、そこを取れなくても合格するように他を頑張るしかありません。世界史の問題というのは、その時代・地域の専門家が作成しています。そのため彼らの常識と、受験生の常識がかい離して、受験生にとっては「超難問」が誕生します。ただ、これを得点できるようになるには各時代・各地域の詳しい知識が必要になりそれこそコスパが悪くやるべきではありません。入学後勉強したい時代・地域に関して少し勉強するのは構いませんがそれ以外は止めた方がいいです。しかし、用語集等に小さく書かれているものは、作成者としても「参考書に載っていれば受験生にも常識だよね」となり、そこを勉強していない人との差異も生まれやすく出題されます。上智って日本でも有数の難関大学なのでさすがに全問題が太字だけっていうのはないでしょう。
 
 英語に関してはグラマスターですがこれはZ会のものですよね?もしそうであれば、今はいいですが、この後に「英文法・語法のトレーニング」もやるべきです。グラマスター自体は入試の基本を押さえていていい参考書ですが、上智という高レベルの入試に対応するには少し物足りません。またグラマスターは解説が少し少ない部分があり(ダメな選択肢の理由が書かれていない場合も多い)ので、「英文法・語法~」を参考にその個所を理解していくという方法もアリです。グラマスターを完成後に「英文法・語法~」に取り組むのは出版社も同じなのでお勧めです。

 他の参考書に関してですが、できれば基礎的なもの、単語帳や文法書も書きましょう。文章読解の参考書を書かれてもそちらが何をやっているかでアドバイス内容も変わってきます。
 また、学部の決定はできるだけ早くした方がいいです。というのも、漢文が出題されなかったり古文も融合問題の場合等もあり、勉強内容も大きく変わってきます。「とにかく上智」というのであれば、科目はすくないほうがいいです。
 さらに、現代文に関しての参考書が全くないですが、現代文はどうするのでしょう?上智の失敗パターンの一番多くが「現代文の失敗」です。直前まで対策を一切せず直前になって解けないことに気付き、結果全滅は結構あります。過去問を解いていないなら解いて見てください。また解いたことがあるならどの程度解けるのかも書いていただけたら幸いです。現代文は(特に上智は)過去問をいっぱいやっても点数は伸びません。かなりの文法事項の習得を求められています。
ご参考までに。

この回答への補足

単語帳はduoを使っています。
文法書に関しては学校の授業で使っている英文法問題精講です。

現代文に関しては授業で河合模試の過去問を解き次の授業で解説するという感じでやっているので手を付ける必要は無いと言われてます。河合模試での現代文の偏差値は大体57~60程度をうろちょろしてます。

残念ながら古文漢文の過去問は解いた事があるんですが、現代文はありません。
一応書きますが、古文漢文の結果を書きます。古文11問中7問正解、漢文8問中5問正解でした。(2013年の問題だったような)

漢文のある学部を先生が勧めてるので、多分使う学部を受けます。(外国語学部英文科以外、例えばドイツ語学科)

補足日時:2014/01/26 17:33
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この回答へのお礼

現代文は授業で過去問を解きます。
英文法に関しては英文法問題精講を使い、問題を解きながら、先生が解説をする感じで、それ以外の事はやってません。
英単語帳はduoのみです。
古文単語は565手帖を使ってます。
漢文に関しては受験で使います。
漢文の基礎知識に関しては早覚え即答法のみです。
出来れば、漢文に関しても何かコメントを頂けるといいんですが……

更に詳しい事は補足で書かせてもらいました。

お礼日時:2014/01/26 18:08

NO1の元塾講師です。



 質問に「上智のどの学部に行くかは決めておりません。多分、入りやすい所を狙って…」とあります。もしそうなら、単純に「漢文がない所がいい」と言えます。通常の入試では科目が少なかったり範囲が狭かったりすると、出題箇所でのレベルが上がりますが、上智に関しては「漢文が含まれる学部=範囲が広い≠難易度が下がる」であり、他の部分の難易度が下がることなく範囲が広がり、そこで学内のレベル分けをしてると思われます。あなたの先生がどのような理由で漢文ありを薦めているか知りませんが(漢文は対策がしやすく高得点率を出せるなどの、現実とかい離したメリットを見出しているのかもしれません。聞いてみてください)、漢文を含む学部(日程)を受験する人は「漢文がない所を滑り止めとして、漢文があるところが第一志望」の人です。難易度に関しては基本、漢文アリが難しくあなたの期待するものではありませんよ。大学としては、「漢文までやる=かなりの上位層しかいない」と踏んでいる部分もあります。特に東大には評論と同じ配点文の漢文が出題され、間違って東大に不合格になる人を拾う目的もあると思います。

 漢文に対する具体的なアドバイスとしては、正直あまりありません。いい加減に書いているのではなく、実際に入試ではそこまで難しい問題がないというのが実情です。大学入試で漢文を出題する大学は限られている為に、受験で使う人自体が少なく、出版社(や予備校)がそこまで力を入れて参考書を書いたり授業をしていないのです。英語等は受験生も多く、そのため専門家も多くなり必然的にいい参考書ができたりして競争が盛んですが、漢文はそこまでではないという状況です。すると入試問題自体もそこまで難化しにくいので、そこそこの対策で事足りるということです。恐らくですがセンターと東大の入試の難易度の差が一番小さいのが漢文だと思われます(次は地学)。上智の漢文自体にそこまで特徴があるというわけでなく、真っ当な漢文を勉強するという意味で一番いいのは「センター対策」の参考書です。世界史と違い奇をてらった問題を出すと誰も答えられないので問題の意義がなくなってしまいます。センター対策の参考書に関しては、正直見やすいものを自分で決めた方がいいです。
  
 英語に関しては、文法問題精講は悪いものではありませんが、上智クラス志望者としては足りません。また、書かれていなかったのでこちらが書きますが、熟語・構文(語法)の参考書がないのは非常にまずいです。大学受験の入試問題は「英語」でありますが、上智で大きなウェイトを占めるのは「英文」です。文章を速く・正確に読むには熟語や構文の力が必要です。現時点でやっていないのであれば、遅れていることを自覚して始めた方がいいです。
 
 現代文に関しても、少し厳しい書き方になりますが、「学校の先生の言うことをそのまま聞いて、受験を失敗するパターン」でしょう。学校の先生はあなたがどの大学に行こうが関心ありません。先生が関心あるのは「早めに仕事を切り上げて早く帰ること」で、受験に本当に必要な学力を生徒に教え込もうとしている人は稀です(というよりそうした能力がある人はほとんどいません)。「過去問解いて解説だけ」等というのは典型で、毎年同じ問題を演習していれば、先生は予習の必要性がないので楽ちんなのです。仮に、先生が、もっと進んだことをやったほうがいいと生徒に言おうもんなら、その後始末を先生はしないといけなくなります(採点や添削など)。そうしたことをしても給与も上がらないのでそういうことをしなくてもいいようなアドバイスをしているのです。「手を付ける必要はない」、これと「手をつけない方がいい」は全くの別物です。「手を付ける必要はない(手をつけたって先生のオレにはメリットないから)」であり、受験生の成功を考えての言葉であるはずないのは誰でも理解できます。もっとも、国語は教える側の能力が非常に必要で、そうした能力がない人が教壇に立った場合、感じているのは「やっても意味はないな、ならやらないで他のことした方がいい」になります。
 
 上智の現代文・英語(のレベル)に関しては、高校生が何となく勉強した延長線上にありません。単語や熟語・文法(現代文もですよ)を覚え込んで対応できるレベルではありません。正直そうしたものは80%終わっていて、長文の演習に1年ぐらい使うのが合格する人の標準パターンです。塾や予備校等に通って専門的な対策をすることをお勧めします。
 過去問に関しては、本番同様の時間・範囲でやらないと意味がありません(特に得点率を出す場合には)。時間かけていいのであれば、時短テクニックの存在意義がないからです。そこに意義があるのは、「制限時間内に解かないといけない」のが入試であり、不得意な範囲ほど時間がかかります。現代文は解けば分かりますよ、「話の意味が分からない」や「マーチとはレベルが3つぐらい違う(これ、冗談じゃないです)」って…。マーチはフィーリングで解け8割取れる人でも、上智は2割なんて人普通です…。上智に合格したいなら専門の対策をすべきです。上智の問題ができるようになると、マーチの問題は入試のアラが見えてきますよ。
ご参考までに。 
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