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チェルノブイリ原発事故の後に
そこで放射能に対して耐性がついた子供が産まれたという例はありますか?

A 回答 (4件)

>ならその耐性を持った奴がなんで生まれたかどう説明する?



 放射線だろうが、激しい運動だろうが細胞の損傷に差があるわけじゃない。

 多細胞生物の体は、恒常性が保たれています。体を構成する細胞には寿命がありますし、怪我や薬品で死ぬこともある。そうすると、周囲の細胞が増殖してその穴埋めをする。指を少し切ったぐらいだと跡形も無く元通りになる。
 細胞が放射線を浴びたとき、それが強力だと細胞が死にます。それは細胞ひとつひとつが持つ遺伝子DNAが壊されるために、その細胞が活動を続けるために必要な様々な酵素を作るRNAが複製されなくなるからです。このあたりは、生物の教科書をご覧ください。

ここで、三つのパターンが考えられますね。
(1)広範囲に強力な放射線を浴びたため、すべての細胞が即死してしまう。
  放射線よりも赤外線などによるやけど!!!として現れることが多い
(2)広範囲の細胞のDNAが壊される
  この場合は、とりあえずは細胞は死にませんから、しばらく生存できますが、
 その細胞が死んでも、周囲の細胞の増殖で穴埋めが出来ないために細胞死が進むと
 死にます。---超臨界でなくなられた東海村JCO臨界事故( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7% … )が記憶に新しい。
(3)いくつかの細胞が死んでしまう。
 この場合は、周囲の細胞が穴埋めをします。

 放射線被爆は、一過性ですから、「(3)いくつかの細胞が死んでしまう」状況は、運動をして筋肉細胞が死んだら、それを穴埋めするために周囲の筋肉細胞が増えて穴埋めをし、度重なると筋肉量が増える。・・と全く同じことが置きます。
 「放射線への耐性」というのは、他の細胞が壊されることと全く同じ現象なのですよ。
>その耐性を持った奴がなんで生まれたかどう説明する?
 体を構成する細胞の一部が壊されたら、その穴埋めをするというのは、多細胞生物が持って生まれた能力なのです。
 かって地球に生命が誕生した当時は!!!、いまよりはるかに、環境放射線量は多かったのです。数万倍とも言われている。そのために多細胞生物は放射線ごときへの耐性は端から持っているのです。
 カンブリア紀に生命が誕生して爆発的に進化がおきて地上に拡散していったのは、放射線によってDNAが変化して突然変異が盛んに起きたからです。今の生物は、そんな放射線に暴露されていませんから、過去の遺物である遺伝子をつまみ食いしている状態。

 微量の放射線を浴びると平均余命が長くなるというデータも沢山あるのです。ラドン泉とかの放射線を浴びる温泉もありますし・・
https://www.google.co.jp/search?q=放射線 平均余命
 短期的には、(1),(2)および、環境に排出された放射性物質からの放射線で余命は低下しますが、長期的には、被爆が少量ですんだ人は、一般人より寿命は延びるはずです。

この回答への補足

補足日時:2014/01/28 20:30
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この回答へのお礼

お礼日時:2014/01/28 20:03

結論から言うと発見されていません。

恐らくは産まれていないと思います。

もともと人間は放射能に対してある程度は耐性を持っています。自然界にも放射線や放射能は存在しますがそれには十分耐えられます。
程度の問題ですね。
一般人が即座に死んでしまうような高濃度の放射能に耐えられる人間はどうあがいても生まれないでしょう。耐性云々の前に人体を構成するたんぱく質やDNAが物理的に修復不能なレベルまで破壊されますから。
いくら銃撃戦が活発な地域でも銃に対する耐性を持った子供が生まれることはありません。

人間の放射能に対する耐性も恐らく個人差はあるだろうと思いますので放射能の影響を受けた地域では放射能への耐性が弱めの子供が淘汰されてしまう可能性はもしかしたらあるかもしれません。
ただ、個人差レベルの差で人が死ぬような放射能濃度であれば放射能耐性の高めの人も重大な障害を受けている可能性が高いかと思います。10歳で死ぬか20歳で死ぬかという程度の差ではないでしょうか。

あるいは放射能の影響でDNAが変化して放射能に一般人より高い耐性を持った子供が産まれる可能性はもしかしたら、もしかしたらありえるかもしれません。
しかしながら、放射能への耐性は代謝速度だとかDNAの修復機能や肉体を構成するタンパク質の構造などで決まりますが、これらはどれも生命維持の根幹に関わる重要なファクターですので、これらが大きく変化し、なおかつ人間としての身体機能を正常に維持できるようにDNAが変化するというのは天文学的な確率ではないかと思います。

そして、仮にそういう子供が産まれていたとしてもそれを確認するには放射線なり放射能なりを浴びせて耐性を観察しないと発見できない訳でして、
「放射能耐性を持った子供がいるかどうか調べたいから子供たちを被曝させますね」
なんて実験をやったらナチスドイツの悪夢再びですね。そして実際にそういう実験をしたとしても死なないレベルの放射能であればその影響が出るのは時間がかかりますし、個人差もあります。
「一般人なら1週間で死ぬレベルの放射能を被爆させても3週間も生き延びた!放射能耐性人間の出来上がりだ!」と言えるかどうか。
つまりは発見することも困難な訳です。
まあ即座に影響の出るレベルの放射能を浴びても平然と何年も生きている人がいたらわかるでしょうけれども。そういう報告は寡聞にして聞いたことがありません。
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この回答へのお礼

なるほど確かに
実に筋が通っています

ありがとうございました

お礼日時:2014/01/28 20:00

 ラマルクの用不用説(

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A8%E4%B8%8D% … )じゃあるまいし。
 進化は目的をもって起こるのではなく、環境や競争の負荷があったとき、それに耐性を持つものが生き残ってきたという結果でしかない。
 そもそも、過去の地球は天然原子炉( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AF% … )が存在しえたように、いまよりはるかに環境からの放射線は多かった。それが生物の進化に大きく寄与してきた。
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この回答へのお礼

ならその耐性を持った奴がなんで生まれたかどう説明する?

お礼日時:2014/01/28 17:50

進化とは淘汰ですから、環境の変化によって耐性がつくわけでは無いです。


耐性があるものが生き残るのです。
その結果生き残った物を進化したと言うのです…。

チェルノブイリでこれが起きてるかはわからんですが、あの環境下に置いて何も影響が出てない人は耐性があるのでしょうね。
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この回答へのお礼

でも恐竜の時代に人類はいなかったのでは?

お礼日時:2014/01/28 20:15

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