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会社の仕組みについて、疑問に思ってることがあります。経理部を大きくする最大のメリットはなんでしょうか?
前に、会計監査を受けることができるようになり、融資を受けられると聞いたことがあるんですが、内容がさっぱりわかりません。会計監査を受ける規定でもあるのでしょうか?また、会社の融資と、株で集まった資金はべつなのでしょうか?
誰か、詳しくわかって、わかりやすく説明してもらえませんか。お願いします。

A 回答 (1件)

■経理部を大きくすることのメリット


経理部は経営全体の財務的なコントロール、経営幹部の意思決定をサポート、各部門の業務生産性を向上させる等の役割がありますが、経理部を大きくすることのメリットを一言でいうと「経営管理体制の整備・確立による経営体質が改善・強化」だと思います。

■会計監査を受ける規定でもあるのでしょうか?

会計監査とは企業の財務諸表を第三者の立場から公認会計士が監査し、財務諸表の信頼性を保証する制度です。会計監査には「任意監査」(自主的に受ける)と「法定監査」(法律で義務付あり)がありますが、法定監査の対象は、上場企業や商法上の大会社(資本金5億円以上または負債総額200億円以上)です。

■会計監査を受けることができるようになり、融資を受けられると聞いたことがあるんですが、内容がさっぱりわかりません。

会社を大きくして、事業を発展させるには資金が必要ですが、同族会社の株主等からの資金力では限界があります。そこで安定した多額の長期資金を得るために、株式を証券市場に公開することで多くの投資家から資金調達が可能にするわけです。

ちなみに株式を公開するには下記ような管理体制が要求されます。
・決済制度(稟議書制度)による意思決定制度
・適正な月次決算が行われている
・合理的な予算制度の確立
・中長期経営計画の立案策定
従って、経理部の組織を整え、管理体制を強化する必要がある訳です。

また、株式公開すると対外的に金融機関に対して信用力が増すので、有利な条件で借入が可能になることも考えられます。

■会社の融資と株で集まった資金はべつなのでしょうか?

性格が異なり、別物です。

会社の融資
→貸借対照表上「借入金」となり、他人資本ですので将来返済する義務があります。

株で集まった資金
→貸借対照表上「資本金」(額面超部分は法定準備金)となり、自己資本ですので将来返済する義務がありません。
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この回答へのお礼

明確なお答え、どうもありがとうございました。周囲の人に聞いても、はっきりと説明できる人がいなく、ずーっと気になっていました。つたない文章の質問だったのですが、説明もすごいわかりやすく、知りたいことが、ちゃんと全部知ることができました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/05/04 06:38

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