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こんにちは。

梅干を今まで常滑焼の甕で漬けていましたが、今年から木の容器で漬けて保存したいと考えております。
木の容器とは、具体的に、吉野杉の漬物桶か漬物樽です。

梅干は500年前の梅干が出てきたり、200年前、100年前のものが出てきたりしますが、梅干は本来木桶で漬けるものなのでしょうか?木樽で漬けるものなのでしょうか?

ご意見をお聞かせくだされば幸いです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

梅干しは大陸から持ち込まれたもので、あちらも当時から壺でしょうね。


日本では紀元前の古墳から梅干しを入れていたと思われる壺も出土してます。
桶や樽より土器の歴史は古いです。

正確な木工には鉄の加工技術が必須で意外に新しいものです。
木の樽や桶を使い出したのは大量生産に対応させるために、大型化や輸送に容易に対応できる木製が使われた。というのがあります。
今時の醸造現場で琺瑯タンクが普及しているのは原点回帰と言えなくもないかな。

と言うことで、いまでは割と長期間液体を入れておける木製品はありますからお好きなものでどうぞ。
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実際には桶と樽と言う言葉が混乱しています。


慣習的に、
 桶とは一時的に物を入れる容器で柾目の物を言います。湯桶、寿司桶、・・・言い換えればバケツ的な用途に使われる。水を入れると吸水して膨らみ漏れなくなる。また吸水性を期待して寿司の飯台に使われます。--形状からは円錐形のものが多い--。板の幅が経年変化で小さくなるため、定期的に箍(タガ)を締めなおす必要がある。箍は一方に向けて叩かれます。
 櫃(ひつ)--炊いたご飯を入れる櫃(おひつ)も、貯蔵容器の米櫃も柾目です。乾燥しますから・・

 樽とは、長期的に保存する容器で板目の物を言います。酒樽、醤油樽、味噌樽、醸造樽・・言い換えればタンク的な用途に使われる。水を通さないため伸縮がないこと、内部との通気性がほとんどない--通気性があってはまずい用途に使用されます。多くは蓋をもつため形状は胴が太い物が多い。板の伸縮がないため、箍を締めなおす必要はないが必要なら中心に向かって叩き寄せてしめつける。

>梅干は本来木桶で漬けるものなのでしょうか?
 梅干は漬け始めの段階では結構頻繁に出し入れをしますから、蓋のない--桶状態のものを使いますから、始めは桶を使っても良いと思います。しかし貯蔵となると桶(柾目)だと水分が抜けていってしまいます。

 これは樹種によっても異なります。ウィスキーの貯蔵にはオーク材の樽!!が使われますが、オークは中心から円周方向に向かった放射組織があるために、板目のほうが透過しやすい・・そのために柾目が使われます。構造的には桶なのですが柾目でできた樽です。

 このように、素材的には桶なのに形状や用途から樽と呼ばれたりします
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 ので混乱します。
「昔の梅干は、木桶で漬けた?木樽で漬けた?」の回答画像2
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この回答へのお礼

ご回答くださいまして、ありがとうございます。

写真入りで丁寧な回答を感謝いたします。

和樽の漬物樽は、勿論、板目です。
漬物桶も板目で作られてきました。(酒、醤油、味噌の醸造は全て板目の大桶です。樽ではありません)

ここでは、一般の方が昔は梅干しを和樽の漬物樽で漬けてきたのか?漬物桶(板目)で漬けてきたのか?を質問申し上げております。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/23 12:25

桶はふた無し、樽は蓋付き。


という定義があるらしいですね。
私は、樽は板目 桶は柾目を使うから漬け物は樽という解釈です。
ということは樽ですね。
杉の樽でしょうね。

下記を参考に。

参考URL:http://www.supercom.ecweb.jp/magazine/oketaru.pdf
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この回答へのお礼

ご回答くださいまして、ありがとうございます。

樽は板目、桶は柾目、というご意見ですね。

http://homepage2.nifty.com/chi-ma/sakuhinpnedan/ … 
のように、漬物桶というものが昔からありまして、味噌桶も漬物桶も、用材は板目を用います。
味噌の醸造容器は元来桶屋の仕事で、味噌は味噌桶で仕込むのが正しいことでした。

醸造や漬物用の長期熟成・長期保存用の桶は、昔から板目です。

ですので、梅干は昔は桶で仕込むのが正しかったのか?樽で仕込むのが正しかったのか?分からなくて困っているのです。

容器としての堅牢性としては樽より桶の方が上回りますが(全国の味噌蔵・醤油蔵の桶は江戸時代から大正時代に作られましたから、200年~100年の樽が現役なわけです)、樽も50年以上使っても、まだまだ十分使えます。どちらも輪替えなど、適切な手入れをしながらのお話ですが。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/15 22:22

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