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SFCの志望理由書の書き方について分からなくなってきました。
僕の通っているAO入試塾ではSFCが評価するのはこれまでやってきたことではなく問題を自分で見つけ出し自分で解決できる力があるかどうかだと言っています。しかしここでの回答でこれまでの実績がなければ受からない、というものがありました。僕はそれなりにスポーツの実績がありそれをもとに志望理由書を書くことは可能なのですが、それと今考えている志望理由書の実現したい未来をリンクすることが出来ません。しかしそういった経歴があるならそれを武器にした方が良いのでしょうか?塾の方ではまだあまり話していないので分かりませんが、自由記述の紙にこれまでの実績などを書いて志望理由書は問題分析解決策を主に書こうと思うのですが間違っていますか??

A 回答 (1件)

前回も回答した元塾講師で慶應のOBです。



 今回は塾の講師が今までの実績ではなく問題解決能力が重要だと主張する理由を書きます。
 
 簡潔に書くと「講師が改善できる(合格率を上げられる)要素がそこしかないから」と、「今までの実績で勝負が決まると言ったら受講生がいなくなってしまうから」です。
 先にも書きましたが、慶應のAOで合格するには相当な特殊能力がないと合格しません。しかし、そのように合格できる人間は限られていますが、塾の講座を受講できる人はお金さえあれば全員です。その彼らにハナから「特殊能力ないと無理」なんていったらキャンセルやクレームの殺到です。塾も企業であり、お金儲けをしないといけません。その観点からすれば「合格しなさそうでもお金を払ってもらえる人」は経営的に必要な要素になります。「不合格なら返金」の制度があれば別ですが、そうでないなら受講生は多いほど塾にはおいしいわけです。

 こうしたある程度匿名性が確保できる事情からこうしたことが書けるわけで、私が講師でもあなたの講師と同じことを言いますよ。なぜなら「お金を払ってくれるお客様」だからです。洋服店に行って可愛くない・かっこよくない人に「その服買ってもたいして可愛く・かっこよくなりませんよ」なんてこと絶対に言わないのと同じように、講師も「対策しても今までの実績で勝負するから変わんないよ」なんて言えませんから…。
 私自身は講師時代に結構素直に言っていました。「無理」というのではなく、「その実績ならこの大学ぐらいがいい」とランクを下げる提案です。とくに推薦対策しかしていない生徒は一般受験の学力が低い傾向があるので合格率を上げないといけないのです。自分をよくいうつもりはないですが、私自身は「自分が感じた受験の達成感を味わってもらいたいため」の授業をしていたので人によっては厳しいと感じるものでした。ただ、その分実績はしっかり出ました(というより受験へ勘違いしている人は私の授業に違和感を感じいなくなり、自分が勘違いしていると気づくのは受験後=不合格後です)。塾は受講生はお客様なのでお客様に沿った感覚の授業をし、違和感を持たれなく最後までいてもらうことが主目的で、実績は特待生で出しています。
 あなたが、長年の付き合いの塾の先生を信じ、私のことを信頼できないことは当たり前ですが、前回と上に書いてある内容は考えれば妥当であるとわかるはずです。

 ちなみに、私の知り合いでSFCにAOで合格してる人がいますが、高校生でNGOの代表をしていました。また最近灘から入学した高校生IT社長(当時)がいましたが、こうした特殊能力(彼は飛びぬけていますが)がないとだめということです。ほかにも帰国子女で高校生でTOEIC900以上などが最低レベルです。野球などは例外もありますが、スポーツで推薦(AO含む)で合格するのは全国大会で表彰台にのるクラスです。県で1位でもそれだけで日本に47人いるわけで、それに種目数をかけるとSFCの定員を超えてしまいます。

 受験生として自分の強みで勝負する気持ちはわかりますが、慶應は私立では日本1です。宇宙飛行士がどんなに優秀でも目が悪いとなれないのと同じように、慶應のAOも弱い要素があると合格しません。特殊能力がないなら一般のほうがよっぽど楽であり、一般で合格できないような能力であればAOなんて夢のまた夢です。AOで合格する人は「特殊能力を発揮している活動時間を勉強に使えば慶應に余裕で入れる」人だけです。学力もなく、特殊能力もなく面接・小論文スキルだけで合格するような大学ではありませんし、入学後の知り合いにそのような人に会ったこともありません。

 ちなみに、前回の私の回答を踏まえて、再度質問するのはいいですが、その回答に対するお礼がないというのはどうでしょう。ないことに不満があるわけでなく、「そうした人への対応は試験でそのまま出る」とだけ書いておきます。
 また、慶應はいくら特殊能力が優れていても「基礎学力」がない人間は問題外のようです。野球のスポーツ推薦でも普通科の進学校からしかとらないといわれています。どんなに優秀でも工業・商業高校からとらないというプライドです。日本で一番単位が取りにくい私立大学と誰かが言っていましたが、卒業率が90%上以上でも、それは優秀な人間の90%で、普通の人にはかなり厳しいものでしょう。そうしたことから、面接でも「地頭の良さ」もみられていると思います(そのため、私は慶應は無理だと思った人は第一志望を他にするよう薦めていました)。
 これは致命的かもしれませんが、今までの実績がスポーツで、入学希望がSFCで、将来は臨書心理士って全部バラバラではないでしょうか?それを結び付けるのが自分でも難しいと感じているのであれば、面接時に「うち(慶應)じゃないでしょう」と面接官もすぐにわかるでしょう。ネームバリューで慶應を志望するのはいいですが、その考えで合格するのは一般です(私がそです)。塾の先生は(やめさせないために)色々知恵を出してくれるかもしれませんが、それはもはや「合格」ではなく「辞めさせないため」です。洋服屋さんもその人に似合うか以上に売りたいから誉めるのと同じです。
他にも突っ込むところはあるので(問題分析解決策など)、再度質問してはどうでしょう。
ご参考までに。
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