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初歩的な質問かとは思うのですが。。。

「経済的に乏しい国があったとして、その国の日本でいう日銀にあたる銀行が、貨幣を大量に無尽蔵に発行してしまえば、その国は裕福になれるのではないか?」

という疑問は「何かが間違っている」とは思うのですが、その理由をはっきりと答えられないので教えていただきたいです。

それとも国際法か何かで貨幣の発行を制限する決まりがあり、それを守らないと国際社会でやっていけないような決まりがあるのでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

 『経済的に乏しい国があったとして、その国の日本でいう日銀にあたる銀行が、貨幣を大量に無尽蔵に発行してしまえば、その国は裕福になれるのではないか?』



回  答
 国内市場と国際市場に分けて考えねば、ならない。
1. 国内市場
日銀が、貨幣を大量に無尽蔵に発行してしまえば、日銀は、現金を民間銀行に渡すだけ。
 日銀の政策は、公定歩合を下げて、民間銀行が日銀から、借金しやすくする。 預金準備率を下げる。国債の買いオペ。包括的緩和、異次元の緩和。です。

 だから、日銀が、貨幣を大量に無尽蔵に発行してしても、民間銀行が、それを受け取り、企業や個人の住宅ローンに貸し出ししなければ、その現金は市場に出回りません。
 安倍のミックスと黒田の異次元の緩和では、売れ残りの国債を、日銀がすべて買い取り、所定の金利を維持する政策で、マネーサプライを増やします。
  これは、受け取った現金を、政府は公共事業に使います。公共事業も現在はやり過ぎで、人通りのないところの橋を架けるようなもので、投資効率が低いところしか残っていない。
  だから、日銀が、民間銀行にお金を、現金を渡しても、民間銀行は、貸して金利も得られる企業が無いから、現金は市場に出回りません。
  だから、政府の公共事業しか、ありません。それで、マネーサプライが増えて、インフレになる。
  インフレになるから、円安になる。円安になるから、輸出産業の商品価格が安くなる。
  安くなるから、売り上げが増える。しかし、公共事業が、5年10年と増加できる訳はない。
  しっかりした消費が必要です、戦後の三種の神器(テレビ、洗濯機、冷蔵庫)、その後の 3C (カラーテレビ、クーラー、カー)
  と言った、市民の生活を画期的に豊かにする新製品が必要です。
  現在のところ、これがありません。
  こういうものを創ればいいのです。

2. 国際市場
   日本円のマネーサプライが増えれば、円安、世界の各通貨は、通貨高になる。
  今日は、ここまで。おやすみ。
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「経済的に乏しい国があったとして、その国の日本でいう日銀にあたる銀行が、貨幣を大量に無尽蔵に発行してしまえば、その国は裕福になれるのではないか?」



単純なやり方では不可能。もしそれが可能であれば子供銀行券が価値を持つことになる。

しかしそこにいくつかの騙しのテクニックを用いると可能になる。

「信用創造」というもっともらしい権威づけされた名称の制度があるが、この騙しのテクニックが理解できれば、子供銀行券も価値あるお札になり得る。

信用創造システムを理解するには、信用創造の解説とネズミ講の解説を読み解いて理解する必要がある。本質的にはこれは同じシステム。通貨が独占されコピーされてはいけない理由もそこにある。
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とにかく、最初に、「ジンバブエ 経済」 で検索してみてください。


経済が崩壊したのは、生産を担っていた白人が国内に居なくなったのがきっかけです。
その経済不況を補うために、大量の貨幣を発行した結果、国が破綻しました。

スーパーで買い物している間に、ものの値段がどんどんと上がり、レジにたどり着く頃には5倍の値段になっているという社会での生活を想像すればOKです。リュック一杯の紙幣で、パン1個が買える社会ですね。
みんな、0が20個も100個も付くお金を持っているので、とっても裕福な国でした。でも、そのお金ではパン1個も買えず、一晩経てば、価値はさらに10分の1になっていく。

日本はそういうことにはなりません。なにせ、アルミニウム1グラムの現材料費の価格が0.5円以上ありますから。政府が1円玉の製造を止めるといいだした時が怪しいときとなります。
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>貨幣を大量に無尽蔵に発行してしまえば、その国は裕福になれるのではないか?



この考え方の根底にあるのは、貨幣を発行したらそれを単に使ってしまうことができるということだと思います。
しかしそれは間違っています。

中央銀行が正しく運用された場合、
貨幣というのは、発行しされただけで直接その額面の価値を得たことになはならないのです。
発行する場合は例えば国債のような有価物を買い(買いオペ)、その代金として市場に放出します。
貨幣がだぶつくと今度は例えば国債のような有価物を売り(売りオペ)、その代金として市場から回収します。
こうすることで、価値を伴わない名目だけの貨幣で何某かの資産を得るようなことを無くしています。
ですから通貨の信認が保たれるのです。
このルールだと、貨幣をいくら発行しても、それ自体では誰も得をすることはできないでしょ?
このように通貨の信認が維持される様中央銀行が正しく運用される為に法律も定められています。
財政法や日銀法、その他にも色々です。

ですから日銀がいくら大量に発行しても誰も得をしません。ただ通貨が無駄にだぶつくだけです。
限度を超えてだぶつかせるとバブルが生じたり、株相場で投機が生じたり、
それがキャリートレードで海外の投機にも飛び火したりし、実際の生産も伴わない上混乱が助長されます。
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貧しい国の原因は、封建社会で起こります。

富みを奪うからです。農地を奪われ生活に困る現象に覚えがないでしょうか。さて、紙幣を増刷したら、原因が解決するなら簡単ですが、実際衣食住を揃え無ければ豊かに慣れない。富みだけ目指す論理は、破綻していて領土の奪い合い戦闘に利用されたものと思っています。そして、アメリカ大陸の歴史になってきます。だから、富みを止めると民族が消えるのです。
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根本的にお金(ここでは貨幣)の価値は、どこから来るのかということを考える必要があると思います。



もともとお金には価値はないんです。価値があるのは、モノやサービスです。
モノやサービスがどのくらい価値があるかを表し、かつ、購入・利用する手段としてお金があります。

1個100円のパンがあります。お金を10倍発行したら、お金は溢れまくって、そのパンは1000円になります。いや足りない、もっと発行せねば!と発行しまくったらどうなるでしょうか?
外国から見たら、無尽蔵に発行している円には果たして価値はあるのだろうか?という疑念が生じるでしょう。そうしたら円は国際的信用を失い、1ドル100円が、1ドル10000円になってしまうかもしれません。お金は紙クズになってしまいます。

以上より、お金を際限なく多量に発行することは、その国を裕福にするどころか、不幸のどん底に陥れることになります。

裕福にするのは、実際に役に立つ、モノやサービスです。そして、それは、私たちの営みから生まれるものです。
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>「経済的に乏しい国があったとして、その国の日本でいう日銀にあたる銀行が、貨幣を大量に無尽蔵に発行してしまえば、その国は裕福になれるのではないか?」



実際にやった国はあります
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%B3% …
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「 貨幣を大量に無尽蔵に発行してしまえば、その国は裕福になれるのではないか?」 については、 hekiyuさんと同意見です。



「貨幣(国の通貨)の発行を制限するのは何でしょうか? 」 について。

 通貨を発行するのは、政府ではなく、日本銀行(中央銀行)です。

ですから、貨幣の発行を制限するのは、日本銀行(中央銀行)です。

通貨をたくさん発行したいと思うのは、政府です。

政府は、選挙で選ばれた国会議員が、運営しています。

猿は落ちても猿だけど、国会議員は落ちたら、国会議員でなくなります。

だから、国会議員は選挙民の有権者の人気取りに、公共事業をしたがります。

あの先生が、道路や橋を作って、新幹線を作って郷土を便利にした。選挙で投票しょう、となります。

国会議員で構成される政府は、選挙に勝つため、公共事業をやりたがり、借金してでも、通貨を際限なく発行してでも、選挙に勝つため、公共事業をやりたがります。

だから、政府が、通貨を際限なく発行出来ないようにするため、別個の独立した機関として、日本銀行(中央銀行)が、あると言われています。

あなたの混乱の原因は、黒田日銀総裁の異次元の緩和にあります。

政府が、国債を発行して、売れ残ったら、日銀がすべて買う。

政府が通貨を発行しているのと同じではないか、それなら、国債なんて面倒なことせず、政府が通貨を発行しろと。

でも、これは、異次元で、例外だと定義しています、黒田日銀総裁が。

ですから、普通の場合、国の通貨の発行を制限するのは、日本銀行(中央銀行)です。

日本銀行(中央銀行)は、市場の物価の安定、景気の調整をしています。最近では、失業率を下げることも仕事となってきています。
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豊かになる、ということは物質的に豊かになる


ということです。

そして物質的に豊かになるには「物質」が沢山
存在することが必要です。

その物質はお札を刷っても増えません。
お札を大量に印刷して国民に配れば、所持する
お札は増えますが、物質は増えません。

農地を開発し、工場を造り、労働者が額に汗して
働いて、初めて物質が増えます。

もしも、そのお札が$のような基軸通貨であれば
そのお金で外国から物質を輸入できますので、
物質が増えるようにも思えます。

しかし、お札を二倍印刷すれば、お札の価値は
半分になりますので、輸入できる物質の量は
変わらないことになります。

かくて、お札を刷っただけでは、どうあがいても
豊かになることはできないのです。
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8倍くらい>4-5倍くらいでした。

訂正します。
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