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モンテスキューが唱えた三権分立はと権力分立論とどう違うのでしょうか?

それとも、権力分立論のモンテスキューverが三権分立ということでしょうか?

回答宜しくお願いします

A 回答 (4件)

ジョン・ロックの権力分立思想は、


国民をを代表する立法権(議会)が優位に立ち、
君主の 統括する 行政権
執行権(国内行政、いわゆる内政)及び連合権(国外行政、いわゆる外交)が
立法権に従属する形で、権力を分立すべきとするものです(「市民政府二論(統治二論)」、1690年)。
ジョン・ロックの権力分立思想は、司法権に触れてませんが、
権力を分立するという新たな権力構造を提唱したところに意義があります。
そして、この権力分立は
常に国民をを代表する立法権(議会)が優位に立ち、
君主の 統括する 行政権が従うという上下関係です。


これに対し、モンテスキューの三権分立は、
立法権(議会)、行政権(いわゆる政府)、そして司法権(裁判所)を独立した機関に分担させ、
各機関相互に抑制及び均衡の関係を設ける形で、権力を分立すべきとするものです(「法の精神」、1748年)。
モンテスキューの三権分立は、権力から自由を保護するために、
立法権、行政権及び司法権の分立が必要であることを明らかにしたところに意義があります。
こちらは上下関係でなく、正三角形をイメージすると、わかりやすいでしょう。
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KazumotoTakuyaさん、NO.2 です。




権力分立論の中に三権分立は含まれると思います。
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KazumotoTakuyaさん、こんばんわ。



政治権力をすべて握るということは独裁であるということです。
モンテスキューは著書「法の精神」で政治権力は行政、立法、司法の三つに分け、互いに牽制させないと政治的自由がなくなってしまうと説きました。これが三権分立です。
権力の分立というのは何も3つではなく、2つでも4つでも権力の分立になります。つまり、必ずしも3つにこだわらないということでしょう。
特にイギリスや日本における一元議院内閣制などは内閣と議会(特に与党)が協力関係にあるので、2権分立という形になります。ただし、権力基盤が強いか弱いかは与党の議員の数に比例するので、必ずしも強固とは言えません。

詳細は下記のURLを参照ください。




モンテスキュー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3% …


議院内閣制
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B0%E9%99%A2% …

この回答への補足

権力分立論の中に三権分立があるという考え方でよいのでしょうか?

補足日時:2014/06/02 20:27
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

これからもよろしくお願いいたします。

お礼日時:2014/06/02 20:28

権力分立というのは、要するに、権力が集中すると


独裁になるから、分離させ、互いに牽制、抑制し合う
ようにしましょう、ということです。

だから権力分立には二権分立も四権分立もあり得る
訳です。

しかし、一般には権力は、立法、行政、司法の三つ
に分けられますので、三権分立が、権力分立の中では最も
代表的、典型的だ、ということです。

余談ですが。

日本でも三権分立を採っていますが、政党制の導入と
議院内閣制の導入により、立法府と行政府が一体化しており
司法VS立法、行政
という二権分立的様相を帯びている、と指摘する
学者がおります。

これとは逆に、独立行政委員会のような存在を指摘して、
これは行政を二分しており、事実上四権分立状態になって
いる、と主張する学者もおります。

この回答への補足

権力分立論の中に三権分立があるという考え方でよいのでしょうか?

補足日時:2014/06/02 20:27
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

これからもよろしくお願いいたします。

お礼日時:2014/06/02 20:29

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