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インドに住んでいます。
スーパーで「ロングライフミルク」が売っています。
これを買っては飲んでいるのですが、

「牛乳で半年近くも常温保存できる」なんて、おかしいのではないか?
なにか、人体に有害な保存料でも使っているのではないか?

・・・と友人に言われて不安になってしまいました。

ロングライフミルクというものは、日本にもあったような気がするのですが・・・。
これは、大丈夫なものでしょうか? 

A 回答 (1件)

「牛乳を数ヶ月常温保存しておく」というと、現代日本人の感覚ではちょっと腰が引けますが、海外では珍しくないようですねー。



日本は乳等省令という省令で乳製品の規格が決まっており、ロングライフ牛乳も消費期限が3ヶ月程度だったはずですが、
海外、アメリカだと1年とかざらにあります。

社団法人日本乳牛協会のロングライフ牛乳についてのFAQがご参考になると思います。
Q「常温保存可能品」と表示された牛乳は、要冷蔵の牛乳とどこが違うのですか。なぜ、常温で長期間もつのですか。
http://www.nyukyou.jp/dairy/milk/milk08.html

これは日本のロングライフ牛乳についての説明ですが、海外でも製法は同じです。
ポイントは、「最初の段階で無菌にしておく」「パック内に空気を入れない、光も遮断」の2点です。
なぜ牛乳が悪くなるかというと、菌による腐敗と、光(熱)と酸素による酸化です。
これをできる限り抑えることで数ヶ月から1年ほどの長期保存が可能になります。
牛乳は栄養豊富な液状ですから、なまじっかな保存料ではどうにもならないです。
これを菌が繁殖しやすい室温で腐敗を抑え、味も変えずに安価に商品として使用可能な「保存料」など存在しない・・と思います。

どうしても不安なら、開封して二日ほど室温においてみればいいです。
保存料が入っているのなら、開封後も腐らない、ということになりますよね?

もったいないと思うなら、ヨーグルトを作ってみてはいかがでしょう。
これはこれで雑菌が入らないようにきちんと衛生管理をする必要がありますので、作り方もぐぐってくださいね。
インドはヨーグルトの消費量が多い国ですから、種類も豊富だと思います。プレーンなものならなんでも種に使えます。
ヨーグルトは発酵でできるものですから、牛乳が腐らないつまり発酵もできないほどの「保存料入り」なら種ヨーグルトを入れて1日かそれ以上温めた後も牛乳のままのはずです。
現地の方のお知り合いやお友だちのご家庭ではしょっちゅう自家製ヨーグルトを作っていると思いますから、ロングライフ牛乳ではできないかどうか、お聞きになってみては?


インドって少し前まで停電がしょっちゅうという社会だったように覚えています。
こういう場所では「冷蔵ケースに並ぶことを前提の牛乳」」よりも、「最初から長期保存が可能なように無菌・無気充填の牛乳」のほうがはるかに安全性は高いと思います。
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この回答へのお礼

このロングライフミルクは、どうしてロングライフなのかということを知りたかったので、
とても助かりました。

インドならでは…という点も、しっくり来ました。

ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2014/06/03 09:59

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