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なぜ「路」は「ろ」と読ませるときと、「じ」と読ませるときとに分かれるのですか?なぜ道路や経路は「ろ」で、大路や小路は「じ」なのですか?どういうルールで読み分けているのですか?

A 回答 (3件)

既にNo.2の方の回答で答は出ているのですが、もう少し敷衍しましょう。

読み分けるというより、読ませているように読んでいるのですね。小路(こみち)が古い京都ことばで「こうぢ」になり、大路が「おほぢ」なったのですね。(「ぢ」は旧仮名遣いです。)今の京都では「通り」ですが、いまでも「都大路」などと呼ばれことがあります。更にその通りの名あるいはその模倣から人の姓も生まれ、俳優の芸名にも使われ、「武者小路実篤」「北大路欣也」「大路恵美」「綾小路」等があります。「小路」に限れば「こみち」が「こうぢ」に変化したのですが、最近また「星影の小路(こみち)」とカムバックを果たしました。「こうぢ」は現代仮名遣いにより「こうじ」になりました。
 一方、漢字音は「道路」・進路など「ろ」と読むのは今も変わりません。
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 路の音読みが「ろ」ですね。

音読みは漢語(古代中国語)の発音由来で、日本語の五十音で近い音を当てています。

 一方、路を「じ」と読むのは訓読みです(道の「ち」由来)。訓読みはもともと日本語にあった言葉(やまとことば)に漢字を当てはめたものです。読み(音)は、もとのやまところばそのままです。

 漢語の単語をそのままに、もしくは漢語的な造語を用いる場合には音読みとしてきました。英語などのヨーロッパ語や和製英語をカタカナ表記して音を真似ているのと同じようなものです。

 一方、もともとの日本語(やまとことば)を漢字を用いてい表記する場合は、原則としてやまとことばのままに発音しており、それが訓読みとなっています。ヨーロッパ語に漢字を当てはめる場合もあり、煙草(たばこ)、頁(ぺーじ)などはそうですし、アメリカを亜米利加と表記して略称を米(べい)としたのもそうしたやり方の応用です。
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ルールなんてありません。



元々あった日本の言葉に中国から輸入した漢字を充てたのが日本語ですから。
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