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次の( )の中の動詞の活用の種類を答えなさい

(1)夏果てて秋の( 来る )には( あら )ず。
(2)言葉多からぬこそ、( 飽か )ず( 向かは )まほしけれ。
(3)まことに( さる )ことやは(侍る)。
(4)いづら、猫は。こち( ゐ )て( 来 )。
(5)日数の早く( 過ぐる )ほどぞ、ものにも( 似 )ぬ。
(6)花もみな( 咲き )ぬれど、音も( せ )ず。
(7)世の人の( 飢ゑ )ず、寒からぬやうに、世をば( 行は )まほしきなり。
(8)( 梅ゆれ )ども取り返さるる齢ならねば、走りて坂を( くだる )輪のごとくに衰へゆく。
(9)かの典薬の助は( 蹴 )られたりしを病にて( 死に )けり。
(10)前栽の中に隠れゐて、河内へ( いぬる )顔にて( 見れ )ば、

A 回答 (2件)

*活用形は「未然、連用、終止、連体、已然、命令」の順に統一してあります。


(1)「来る」は、カ変動詞なので、「こ、き、く、くる、くれ、けよ」と活用します。よって、「来る」は連体形と考えられます。一方、「あら」は、「ず」につながる形なので、未然形です。ちなみに「あら」は、ラ変動詞「あり」の活用形であり、「あら、あり、あり、ある、あれ、あれ」と活用します。

 Point1 動詞の活用形で「ア段」であれば、それは未然形です。また、「ず」につながるものも未然形です。
 Point2 ラ変動詞には、「あり、はべり、いまそかり」があります。

(2)「あか」は、Point1より、未然形と言えます。「向かは」もPoint1より、未然形でしょう。「まほし」が未然形接続する助動詞だからという方向から攻めるのもありだと思います。

(3)「さる」は、「こと」という体言につながっているので、連体形と考えられます。「はべる」はその前に係助詞の「や」があるため、係り結びとなっており、連体形が答えとなります。また、「はべる」がラ変動詞の「はべり」の活用形だということがわかれば、そちらから攻めてもいいでしょう。

(4)「ゐ」は、助詞「て」に接続しているので連用形です。「来」は特に係り結びというわけでもなさそうなので、終止形だと考えられます。但し、こういう形で聞かれるときは命令形でも丸になることがあるので注意してください。

少し長くなってしまったので、続きは次のものに投稿します。
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この回答へのお礼

ご丁寧に有難う御座いました
助かりました
本当に有難う御座いました

お礼日時:2014/06/19 22:29

細かいことまで書いているときりがないので、ここからは答えのみ記述します。

もう少し詳しいことが知りたければ、言ってください。
(5)「すぐる」は、上二段活用動詞「すぐ」の活用形なので連体形です。「似」は未然形です。

(6)「咲き」は連用形、「せ」は未然形

(7)「飢ゑ」は未然形、「行は」も未然形

(8)「くゆれ」は已然形、「くだる」は連体形

(9)「蹴」は未然形、「死に」は連用形

(10)「いぬる」は連体形、「みれ」は已然形

以上です。最後のほう簡易版にしてしまって申し訳ありません。
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