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いろいろな無礼討ちのエピソードを教えてください。
できるだけたくさん知りたいです。

A 回答 (2件)

>無礼討ちのエピソードを教えてください


エピソードは沢山ありますが、大半はフィクションです。
下記サイトにいろいろあります。

松平兵部大輔斉宜 尾張領内での無礼討ちは史実かフィクションか ...
yubarimelon.blog.so-net.ne.jp/2010-09-28

そもそも無礼討ちなる言葉自体が存在していませんでした。

用語はともあれ
幕末の生麦事件などは、ある意味で無礼討ちです。
その他に、記録としては宇和島藩の記録があります。

宇和島藩 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/宇和島藩

上記のサイトの後半に「無礼討ち」という項目があります。

「無礼討ち」というのは所詮殺人行為ですから、時代諸説やTVの時代劇のように、バッサリという訳にはいきませんでした。
武家がうっかり町人や農民を手にかければ、まずは殺人犯として取り調べます。
弁明として、武士の体面を汚されて止む無くやった、と言いますが、証拠やら証人やら経緯など、全ての条件が揃わない限りは認められませんでした。
認められなければ、殺人犯として首を切られました。
武士としての扱いはされずに切腹ではなく斬首です。

江戸や京、大阪は天領ですから、幕臣以外の武家が町民に手を出せば、徳川家の領民に危害を加えた者と看做され、所属する藩の責任を問われました。
幕臣であっても、許可なく領民を殺害した幕命に背く行為とされていました。

詳しくは下記のサイトをご参照ください

切捨御免 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/切捨御免

これは名古屋や福岡、仙台などの大名領の都市でも同じことです。
その土地の家臣以外の武家がその土地で刀を抜けば、その藩へ含むところありと看做されてしまいます。
要は、殺傷能力のある日本刀を常時所有していた時代ですから、その取扱いには細心の注意が払われていました。
結果として、親子代々刀を抜いたことがないというのが実態でした。
刀はあくまでも身分の象徴です。
現代のサラリーマンのネクタイのようなものです。

史実は面白くもおかしくもなくてすみません。
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この回答へのお礼

ichikawaseijiさんありがとうございます。

いえいえ、いつも詳しい解説助かってます。

またお願いします。頼りにしていますので

お礼日時:2014/07/06 01:54

「会津藩家世実紀」には


寛文3年、水野某が知行地の百姓一人が悪口を
吐いたといって殺したが、藩は相手が百姓だから
みね打ちで済む所を、即座に切り殺したのが、
武士にあるまじき行為として知行召し上げに
(くびになる)なったとある。

「鸚鵡籠中記」には宝永6年松平周防守屋敷前を
戸田内蔵助の行列が通行中、一人の町人が供先
を割り、とがめると逆に悪口を言った。
地に投げても起き上がりさらに悪口を言う。
内蔵助の命で無礼打ちとなった。
幕府に町人切り捨ての旨を届け出たが、幕府より
なんのお咎めも無かったとある。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
おもしろかったです

お礼日時:2014/07/06 01:55

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