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「(自分が物を)借りる」の敬語は、「お借りします」は間違いなのでしょうか?

インターネットで調べると、
正しい!間違っている!など両方の答えがあります。

根拠や例などがあれば嬉しいのですが、
実際、「お借りします」は正しいのでしょうか?


※「拝借します」であれば無難なのは分かりました。


お手数ですが、よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

少なくとも、敬語ではありません、丁寧語、または丁寧な表現止まり。


敬語と言ってしまうと、名詞、動詞、形容詞・・・・敬語。
独立した品詞です、「拝借」なら敬語?といえるのかな。
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 ネットを調べると「間違っている!」という意見をたしかに目にします。

質問者が見たのはどのサイトですかね。できれば教えてください。
「間違っている!」という主張には2つの側面があるようです。
1)自分の行動に「お/ご」をつけるのはおかしい
2)「拝借する」(「拝借します」も同様)を使うのが正しい
 1)は間違っています。2)はちょっと微妙ですが、少し無理があります。
 
1)自分の行動に「お/ご」をつけるのはおかしい
 このように主張する人は多いようです。そのためか、先行コメントもこの観点で書いているようです。
「お/ご~する」が謙譲語の基本であることは先行コメントのとおりなので、詳細は省略します。 
 この点に関して、当方は下記のように考えています。
よくある誤用33──敬語編3 自分の行動などにつく「お/ご」
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n133134

2)「拝借する」(「拝借します」も同様)を使うのが正しい
 動詞のなかには、尊敬語や謙譲語が特殊な形になるものがあります。以下「特定形」と呼びます。
 特定形のあるものは、そちらを使うべき、という考え方があるようです。
 その意味では「お借りする」ではなく「拝借する」を使うべきかもしれません。そうするほうが「無難」ですが、一概には言えません。
「見る」を謙譲語にすると「お見する」とは言いません。「拝見する」と言うべきです。
「読む」の場合も「拝読する」でしょう。「(目の悪い人のかわりに)読む」なら、「お読みする」のほうが自然かもしれませんが。
 しかし、「借りる」の場合は、一般的に「拝借する」「お借りする」の両方とも使われています。「お借りする」が間違いということはありません。
「聞く」の場合は、「伺う」「お聞きする」の両方とも使われています。「拝聴する」を使うこともあります。 
 詳しくは下記をご参照ください。
【特定形の話 尊敬語 謙譲語I 謙譲語II 丁寧語(?) 資料編】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3038. …

『敬語再入門』http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2327. …の表の一部分を末尾に抜粋しておきます。
「お借りします」の回答画像6
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1。

  「(自分が物を)借りる」の敬語は、「お借りします」は間違いなのでしょうか?

    自分に敬語は使いませんから、間違いではなく、敬語は「無い」と思います。

2。  「(自分が物を)借りる」の謙譲語は、「お借りします」です。

3。  「(ひとが物を)借りる」の敬語は、「お借りになる」です。

4。  根拠や例などがあれば嬉しいのですが、

    根拠: 自分が誰かに何かする謙譲語=お(または御) + ○○する(申し上げる)。
    例:   お教えする、お見せする、お導きする、御案内する、御説明申し上げる。

5。  実際、「お借りします」は正しいのでしょうか?

    はい、正しいです。
   (インターネットで「お借りします」が間違いだというのは間違いです。立派な日本語です)
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借りますの敬語が、お借りします。



目の前の人に向かって、「借ります」とか、「お借りします」と言って、借りたい物を持ち去ることは可能だが、借りたい物の持ち主に向かって「借りる」などと、断定的に言うようなことは有り得ない。「借りる」と言い放って持ち去ったら、多分、持ち主は怒ると思う。

そういう意味で、「借りる」が「お借りします」という敬語に対応してはいないと考えるべき。
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 敬語表現として問題はありません。


そのものを「借りる」相手に対する敬意ですから、相手に対して「お借りしてもよろしいでしょうか」と伺いを立てる形です。
 拝借するは漢語表記ですから、借りると同じであって何れを使おうとも差違はありません。
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極めて正しい敬語表現です。


敬語に関しては、文化審議会答申<敬語の指針>の一読をお勧めいたします。
わかりやすく簡潔にまとめられていると思います。http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi …
今や敬語は5分類時代で、「お借りする」は謙譲語1に分類されます。
この指針によると謙譲語1とは、
『自分側から相手側又は第三者に向かう行為・ものごとなどについて,その向かう先の人物を立てて述べるもの。』です。(15ページ)
「向かう先=影響を及ぼす先」とお考えになっても良いでしょうが、敬語の指針では次のように説明されています。
(以下15~16ページより抜粋)------------------------------
【解説2:<向かう先>について】
例えば「先生にお届けする 「先生 」 を御案内する」などの「先生」は<向かう先>であるが,このほか「先生の荷物を持つ」「先生のために皿に料理を取る」という意味で「お持ちする 「お取りする」と 」 述べるような場合の「先生」についても,ここでいう<向かう先>である (例: 「あ,先生,そのかばん,私がお持ちします」 「先生、お料理,お取りしましょう 」)
また 「先生からお借りする」の場合は 「先生」は,物の移動の向きについて見れば<向かう先>ではなく むしろ 出どころ であるが 借りる 側からは 先生が<向かう先>だと見ることができる 「先生からいただく」「先生に指導していただく」の場合の「先生」も 「物」や「指導する」という行為について見れば 「出どころ」や「行為者」ではあるが 、「もらう」「指導を受ける」という側から見れば,その<向かう先>である。その意味で,これらも謙譲語Iであるということになる。
上で述べた<向かう先>とは,このような意味である。
-----------------------------------------------------------------
「お借りする」は、相手に向かう「借りる」という自分の動作をへりくだって表現する謙譲語1です。
「お(ご)……する」というのは、謙譲語1の典型的な構文のひとつ。(27ページ)
「先生、ペンをお借りします」の場合、「借りる」という自分の動作の向かう先が先生なので、「お借りする」と謙譲語1を使うわけです。
「借りる」という自分の動作が「相手の持ち物であるペン」に向かっていると考えても良いでしょう。
この場合は、ペンに対して向かう自分の動作にへりくだった表現を使うことで、その持ち主である先生に対しても敬意を示していることになります。
つまり、謙譲語1で表現される動作は、直接目的語(~を)に向かうこともできるし、間接目的語(~に)に向かうこともできるわけです。
むろん、この「~」の部分が相手自体であったり、相手の所有物である場合に限って謙譲語1を使うことができます。
この意味で、「お借りする」は謙譲語1という立派な敬語表現です。
そうでない場合、たとえば、「わたしは、今日、弟(自分・家族)のシーツをお洗いしました」のような表現はできません。
「洗う」という自分の動作が、(敬意を払うべき)相手や相手の所有物に向かっているわけではないからです。
  
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文法・語法の原則云々というのではなく、慣用的には正しい表現です。



 確かに、「借りる」のは私(発言者)であり、その私がする行為に「お」を付けるのは不適切であると考えるのは分かりますが、同じような表現に「お邪魔します」というものがあります。「邪魔する」のは発言者であり、これも「お借りします」と同じように変だと感じるかもしれませんが、では「お」を抜いたらどうでしょう?
 「邪魔します」とこちらの方が聞く側も無礼であると感じているはずです。

 学校で習う古文の文法などでは「偉い相手がする行為は尊敬語で、低い自分・人がする場合は謙譲語で」という教え方がありますが、「お借りします」などは、借りられる側の立場をも含んだものになっています。
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