プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

当方大学受験生で、昼食後の眠気を抑えるためにいろいろ調査しております。

血糖値を緩やかにあげるためには以下のような食品群が有効だとききました。
・大麦......β-グルカンによる働き
・酢,柑橘類......酸の働き
・難消化性デキストリンによる糖の吸収を阻害する働き
・蕃爽麗茶(特保)......グァバ葉ポリフェノールの働き
・アラビノシュガー(特保).....L-アラビノースによる働き
・グルコデザイン(特保).......小麦アルブミンによる働き

それぞれどのような作用機構によって、糖の吸収速度を下げているのですか?

A 回答 (3件)

血糖値は糖新生という体内合成メカニズムによってほぼ一定に保たれています。


糖新生のみで、人間が必要とするすべての糖を賄うことができます。

つまり、食事を通じて糖を摂取する必要性はそもそもまったくないのです。
よく糖質(炭水化物)は脳の唯一のエネルギー源だから、ある程度は食べないとだめ、という人がいますが、この人は糖新生のことをよく理解していないデタラメな論を展開しているだけです。

糖質を食事を通じて摂取すると、血糖値が上昇→インスリン大量分泌→糖新生がストップする一方で、血糖値急降下→低血糖状態になって脳が機能不全となり、眠くなったり頭の働きが鈍る、ということになるので、食後も頭の働きをキープしたいなら、なるべく糖質を摂らないほうが正解、ということになります。

よってそもそもあなたがいっているような「血糖値をゆるやかに上げる」必要がそもそもありません。必要な糖はすべて体内で合成されるのですから。

あなたが質問しているそれぞれ食品群がいかなる作用機構で糖質上昇を抑えるか、は判りません。そもそもそれらの食品が血糖値上昇を本当に抑えられるものなのか、抑えたところでインスリンが分泌(インスリンの追加分泌)されてしまったら、糖新生が止まってしまって結果は同じ(食後に眠くなる)ですよ。

この回答への補足

>糖新生のみで、人間が必要とするすべて の糖を賄うことができます。
これが本当なら常識が覆されるのですが、確信が得難いですね。人による実験統計がなされたものなのか興味深いです...。
>いかなる作用機構で糖質上昇を抑える か、は判りません
やはり一般的に知られているものではないようですね。

インスリン追加分泌は食事に単品加えた程度ではとめられないのでしょうか。また、眠気を催すのがおにぎり1つ程度のインスリンの分泌量に左右されるのか、疑問が残ってしまいました。

眠気の原因が血糖値上昇ではなくインスリンによるのだと、改めて気づかせていただきました。ご回答ありがとうございました!引き続き回答を募ってみたいとおもいます。

補足日時:2014/08/01 11:24
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その酵素名、成分名をGoogleで調べただけですぐ出てきた。

どれもWikiやメーカーや製薬会社、その他然るべき機関の、一定の信頼性のあるところのページ。なんで調べずに質問したのか、興味があるのでよかったら補足願いたい。

自分で検索したほうが質問するより早いし、出処不明な情報より安心だと思う。
受験生で調べる時間がないから、代わりに調べてくれということか?


>β-グルカン
>難消化性デキストリン

どっちも水溶性食物繊維。水溶性食物繊維には粘性があり、糖質を吸着して腸内の体重時間を長くして吸収を妨げることで、急激な血糖値の上昇を防ぎます。
http://www.otsuka.co.jp/oms/quality/
http://www.dietitian.or.jp/consultation/e_07.html

>アラビノシュガー(特保).....L-アラビノースによる働き

小腸で吸収されにくく、α-グルコシダーゼの活性を抑えるためグルコースの吸収を抑える作用があり、血糖値の上昇を抑制する作用がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9% …

>グァバ葉ポリフェノール

でんぷんや砂糖等の糖質を分解する消化酵素(α-アミラーゼ、マルターゼ、スクラーゼ)の働きを弱めます
http://institute.yakult.co.jp/japanese/dictionar …

>小麦アルブミン
同じくアミラーゼの働きを穏やかにする
http://www.mikiprune.co.jp/products/foods/arubum …

>酢
同じく酵素の働きを弱める
https://www.google.co.jp/search?client=badoo&sou …


ちなみに、どれもこれも眠気を抑えるほどの効果があるとは思えない。普通のバランスの良い食事を摂れば、食物繊維も入っているし、酢豚なら酢も入ってる。そんな食事なら眠くならなかったなんて聞いたこともないし、経験も無い。グァバ茶飲んでも食べた後は眠くなる。柑橘類については知らない。というか柑橘自体に糖分が入ってるんだから本末転倒。

食後の眠気を抑えたいなら、最初からパンや麵や米や飲料などの炭水化物を食べないのが最も良い。頭がすっきりしていて集中力が高まり勉強が捗る。腹が減って昼食にご飯やパンを食べた途端にそのペースは崩れる。眠くなりたくないなら食事は肉魚野菜中心にして、炭水化物はトマトジュースぐらいにしといたほうが良い。

自分が受験生に戻れて今と同じ知識があるなら、絶対そうしてる。炭水化物をあまり食べないようになって仕事の効率も上がったし、睡眠不足でも眠くなったりしない。

この回答への補足

>なんで調べずに質問したのか、興味 があるのでよかったら補足願いたい。
調べていないわけではないです。複数の情報ソースを比較検討するためにも質問するのが効率的かとおもいました。
> 食事は肉魚野菜中心にし て、炭水化物はトマトジュースぐらいにしといたほうが良い。
たしかにこれが理想的ですね。 しかし図書館など出先ではおにぎりくらいで済ませたいところ、便利な食材があればと思ってしまいます。

なるほどそもそも炭水化物の必要性を疑問視する必要があるのですね...
ご回答ありがとうございました!

補足日時:2014/08/01 10:56
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>糖新生のみで、人間が必要とするすべて の糖を賄うことができます。


>これが本当なら常識が覆されるのですが、確信が得難いですね。人による実験統計がなされたものなのか興味深いです...。

これは医学的・理論的に確立された常識ですよ。何を言っているのですか。
人間の"必要糖質摂取量"はゼロです。

理由は人間の体には糖質を合成する機能が備わっているからです。
必須アミノ酸や必須脂肪酸はあっても必須炭水化物は存在しないのです。
つまりアミノ酸や脂肪酸の中には人間の体内で合成できず、食事を通じてでしか得られないものがありますが、
糖質についてはそういうものはありません。

そもそも糖質を食べ物から摂取しなければならない哺乳動物はいません。
肉食動物は肉しか食わないから糖質をほとんど摂取しない(だけど体内で必要な糖質はすべて合成できる)。
草食動物は草を体内にいる微生物に分解させてその副産物であるアミノ酸や脂肪酸を摂取して生きている。

人間だけが糖質を摂取しないと生きられない、ということ自体がおかしいですよね。
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