プロが教えるわが家の防犯対策術!

この10数年、O157 ウェルシュ菌など新顔のように見える食中毒が発生します。

O157は重篤な症状を起こすことがあります。
しかしながら20年前も30年前も、生焼けの肉を食べてしまうことはあったし、ユッケを食べる人もいたでしょう。
日本国内だけ考えても、日本中の焼き肉店で、ユッケや生レバーは食されていたと思います。
また、浅漬けの漬物でO157の発生も見られます。 

二日目の煮物 カレー類での食中毒 嫌気性細菌のウェルシュ菌
加熱すれば大丈夫という「神話」を覆すような菌です。

・・・・・・・
質問

1.なぜ最近になりクローズアップされたのでしょう。
  菌が突然変異で発生したとは思えません。
  
  発生のメカニズムが特定できなかっただけ?

  保健当局の発表が活発になり、マスコミの発達で報道されやすくなった。

2.昔から重篤な食中毒は起きていなかったのでしょうか。
  特に、生焼けの肉、起因のものはいつ発生しても不思議ではないと思うのですが。
  特に注意せず、二日目の食事を食べていたと思いますが。

3.昔より、意外なところで衛生状態が悪くなったのでしょうか?
  あるいは衛生管理に関する、「生活の知恵」が伝承がされなくなった。
  (バーベキューの生焼けの肉でぞっとしたことはあります。)

4.現代人の抵抗力が弱くなったのでしょうか?
  

・・・・・・・・・・・
私の場合は。親から・・・イモは足が速いからすぐ食べろと言われていました。

肉は良く焼けと言われていました。特に豚と鶏は生はダメと言われていました。

カキが原因と思われる食あたりになったことはあります。

A 回答 (8件)

(Q)なぜ最近になりクローズアップされたのでしょう。


菌が突然変異で発生したとは思えません。
発生のメカニズムが特定できなかっただけ?
(A)O157が歴史上に登場するのは、1980年代のことです。
それまでは、技術的な問題で、検出できなかったと思われます。

では、どうして有名になったのか?
1996年の集団発生です。
「カイワレ大根」事件として有名です。
このとき、カイワレ大根は、無実だったのですが、
マスコミの報道で、O157の名前が一般に知られたのです。
集団感染で、約15000人もの患者が出た。

この年以来、O157をはじめとする病原性大腸菌による
食中毒が起きると、マスコミが取り上げるようになった。

(Q)昔から重篤な食中毒は起きていなかったのでしょうか。
特に、生焼けの肉、起因のものはいつ発生しても不思議ではないと思うのですが。
特に注意せず、二日目の食事を食べていたと思いますが。
(A)日本で焼き肉が一般的になったのは、戦後です。
それも、いわゆるバブル時期以降。
一人当たりの消費量は、昭和30年頃と比べると、約20倍に増えている。
それも普通は、すき焼きや焼き肉などの十分に加熱した料理中心で、
「生」や「半生」で食べるようになったのは、
ここ20、30年のことで、歴史的には、新しい。

(Q)昔より、意外なところで衛生状態が悪くなったのでしょうか?
あるいは衛生管理に関する、「生活の知恵」が伝承がされなくなった。
(バーベキューの生焼けの肉でぞっとしたことはあります。)
(A)衛生状態は、言うまでもなく、良くなっている。
食べ方が変わったのです。

(Q)現代人の抵抗力が弱くなったのでしょうか?
(A)わかりません。
その可能性はありますが、具体的なデータを見たことがない。

最後に……
集団食中毒というのは、発生源から多くの人が「食べる」ことが
条件となります。
なので、「外食産業」や「スーパーの食品」のように、
大量に扱うところで発生すると、すぐに、人数が増えます。
これが集団発生の最大の原因です。

昔のように、個人経営の店から、家族分だけを買って……
という生活ならば、問題が起きても、
その店の客だけ、その家族だけということで、
大勢の発生になりにくかったのです。

また、O157のような病気は、病原菌が特定される前は、
出血性大腸炎という病名で処理されていました。
    • good
    • 2

ブドウ球菌にも種類が有って


傷口に居るのが
黄色ブドウ球菌ですが
ブドウ球菌自体は
鼻の中にも居ますよ(^_^;)
食中毒予防で重要なのが
菌が食品に付かなくするのも重要ですが
菌が一定以上増える前に食べることも大事です
菌数が少なく発症するのが
冬に多いノロウィルス
これは10ー100菌数で発症するとされて居るために
集団食中毒がすぐ発生します(急性胃腸炎と混同されていました)
ブドウ球菌も菌数が少なくても発症します
これは潜伏期間が短いのが菌数が少なくても発症する特徴です
宴会自体は昔はお客様数が少なく安全だったのが
この頃は人数が多くなって
調理場の冷蔵庫の容量が足りず
十分な保冷が出来ない場合や
加熱が足らなかったり加熱した後時間がたち
菌数が増えて発症することが多くなっています
貴方が言っているのは
毒素型で細胞分裂する時に毒素を出すのですが
毒素は加熱しても冷凍しても
解毒出来ませんので細菌が増える前に食べることも大事です
    • good
    • 1

157番目だから、昔からではない。

それも157それ以降もすべてが毒性ではない。
    • good
    • 0

1.マスゴミがアホだからです。


2.昔から起きてますよ。肉は腐る直前が一番上手いって知りませんか? カレーも2日目が旨いでしょう。熟成って、上手に腐らせるッてことです。
3.生肉は上手いのです。生の魚介類も上手いのです。
4.小さい頃から、塩素のきいた水道水と、消毒薬だらけの野菜で、過保護に育ってますから。
    • good
    • 2

【構造的に、何か食品衛生に対しもろくなったことがあるのではないかと感じたのです。



これはね、衛生的というなら、はるかに昔より、衛生的ですが、だからかえって、増えたともいえる。
流通経路が長く、時間も長い。
その間、冷蔵保管です。

ちなみに、各家庭に冷蔵庫が完備されるのは、1970年代ぐらいではないでしょうか?
冷凍庫もとなると、もっとあと?

菌は1個2個でも、ないと言うことは、まずないのです。
あるいみ、良い加減の保存で、持たせて、その間にたべる。

さらに、個別に作られたものを個々人が食べると言う大昔の習慣から、
料理店でも、結婚式の仕出しでも、大量調理の時間の経過したものを、集団で・・・が、目立つから。

それと、もう一つは、コレラ(弱毒性)なども、海外で感染するのは、日本人だけだそうです。

これはね、腸内のフローラが貧しいからです、多分。
もう、何種類もの細菌がひしめき合って、それぞれに、バランスをとって、人の腸内で生きている。
その中で、多少の、人にとっての病原菌が入ってきても、
細菌同士の戦いに負けちゃうのです、だから、人にダメージを与える前に、仲間?に撲滅される。

ひしめき合う、細菌叢が変わったのが、大きな原因。
滅菌、殺菌、抗菌だけでは、だめなんです、人にとっては有益、あるいは、無益でも、
人にとっての、有害な菌に対して、ガードしてくれる、’常在菌’との、共生をないがしろにするからです。

そして、どんなにがんばっても、’0’にはならない、菌を結果的に、のこして、生かして、時間的には増やしていく
冷蔵と言うシステムです。

賞味期限・消費期限という、表示だけにこだわるが、その間の保存状態は一切問わない。
腐臭でもなければ食べる。
腸内では、細菌叢が有害菌の繁殖を許すわけです。
    • good
    • 3

微妙なとこですね、


1.昔よりも検査体制が整ってきたこと、原因の究明が早期にできるようになったこと。
2.原因菌は昔からあったのですが、現在の食生活がかわった。
3.4.前記にも通じるのですが、食生活に肉が大量に入ってくるのは戦後のことで
それも当初はレストランなど衛生設備が整っていたところだった、
家庭で肉食が豊富になるのは冷蔵庫の普及にともなってのこと、
冷蔵庫の普及と減塩という世論が高まってきて
保存に対して過信がうまれている、ということでしょう。

複合的に食中毒が起こりやすくなってきた、と言えます。
生野菜を食するという習慣も以前はなかったです。
昔は、野菜は漬けるか煮る、それもかなり味付けを濃くするなど冷蔵庫へ頼らなかったですし、
毎日、主婦が朝、昼、晩と新鮮な食材を調理していたので
菌が増殖する前に食べ終わっていた、
ま、いろいろありますが、昔とはかわってしまった、ということです。
    • good
    • 1

昔は原因不明な食中毒がかなり有りました


又現在ほど外食は多くなく
家庭で食中毒になる自家食中毒も有りました
その分、集団食中毒は少なかったです
昔の水当たり等は現在では菌が特定されているものも有るなど
昔は菌が特定されて居なかっただけのも沢山有り
人間の免疫力も弱くなったことも事実です

この回答への補足

・原因が特定されなかった
・自家食中毒は保健所にも届けられない
ということですね、

婚礼などで仕出しなんかは昔でもあったと思うのですが、大丈夫だったのでしょうか。
(仕出し弁当での食中毒は古典的ともいわれるぐらい報道されていました。)

補足日時:2014/08/10 06:39
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
私は手で握ったおにぎりが怖くて食べられません。(すぐならOKだが、朝作ったものを昼は嫌)
若いころに、ブドウ球菌の怖さを図書室の本で知ったからです。
小さな傷口から菌がつく。その菌は時間経過とともに毒素を作る。臭いではわからない。

しかし、今でも家庭では意外に皆さん 手で握っている。 変なにおいしなけりゃ大丈夫という人が今もいる。
私のところではおにぎりは、ラップを使って握ります。

お礼日時:2014/08/10 06:31

若い世代かな?1996年に凄いニュースで話題になり連日報道していましたよ。

ちょっと調べれば分かることです。


日本では1996年(平成8年)5月28日に岡山県邑久郡邑久町(現在の瀬戸内市邑久町)の学校給食に起因するO157食中毒事件を、岡山県保健福祉部環境衛生課が発表した際に、マスコミを通じて名称が知られるようになった。

1996年(平成8年) - 邑久町を始めとしてO157の集団感染が多発し、被害は、発生件数179件、患者数14,488人、死者8人。連日の報道で多くの人々にO157の危険性を知らしめることになった。この一連の事件を契機に、学校給食の衛生管理の徹底、食材納入時の食品チェック、温度計を使った中心温度の確認などが行われるようになり、給食の検食保存の条件強化と保存期間延長がなされるようになった。また、HACCPが注目を浴びた。



A. O157の名前・存在を知らなかった。食中毒=食中毒と思われていただけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。でもそのことは知っています、大騒ぎになりましたから。
過剰反応なのでしょうが職場での懇親会 食品の調達に厳しい通知が出されました。

18年前の1996年は私にとってはそんなに昔という意識がありません。
(でも確かに時が経ちましたね。)

構造的に、何か食品衛生に対しもろくなったことがあるのではないかと感じたのです。
(わたしはむかしから、親や祖母から屋台の食べ物は不衛生だから避けろと言われていました。
 お金はどんな人が触ったか分からない 落ちたかもしれないし トイレに行った後、手も洗わない人がつ  かったかも。 屋台って、それを平気で触って、食品にも手に触れている。お店の人も手を洗えない。)

お礼日時:2014/08/10 06:25

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!