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電気工事初心者です。

 動力の活線作業中に奇妙な出来事があったのですが・・ご存知の方に是非教えていただきたいです。

 活線の電源ケーブルを延長して分電盤を設置する、という作業をしていました。
 その接続作業の時に、赤のみ接続した状態にもかかわらず、延長ケーブルの白・黒に電圧がかかっていました。
 電源ケーブルではなく、あくまで未接続(赤のみ接続)の延長ケーブルの白・黒です。

 検電器のみで調べたので、具体的に何Vかはわかりませんが、実際のところ私はパニックになってしまいました。

 延長ケーブルの端末は、分電盤に接続していましたが、主・子ブレーカーはOFFであり、負荷の接続もありません。

 もし仮に、赤の電圧がブレーカー経由で、白黒に流れている場合、それはブレーカー内で短絡していることになり、それはありえません。

 驚いていた私に、先輩は「動力はそうなるから、感電に気をつけろよ」と説明してくれましたが、電気的な問題として納得がいきません。

 私の予想では、ブレーカー内で、電磁誘導的な事象が起きているのか?とも考えましたが、動力では発生して、単三では起きない理由などもわかりません。

 なぜ、このような奇妙な現象が起きるのか、ご存知の方に是非教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

補足説明ありがとうございます。


容量分割による静電誘導について説明します。

VR:R相に印加されている電圧
VT:T相に現れる電圧
C1:R相とT相の間の線間容量
C2:T相と大地(アース)間の容量
とすると、
VT=(C1/(C1+C2))VR=(1/(1+C2/C1))VR

つまり、どの相も無負荷(負荷電流が流れていない)なので、
R相への印加電圧を単に容量C1,C2で分圧した電圧が容量比C2/C1に応じてT相に現れます。
仮に、C1=C2とすると、
VT=(1/2)VR=(1/2)200V=100V
となり、バカにできない電圧値になりますね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました!

 ようやく納得できました。
 今回のことで、自分の不勉強を再び痛感しました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/24 11:06

このケースでは活線(赤線)には電流を流していないので「静電誘導」と考えられます。


・赤線―白線間の静電容量と白線―アース間の静電容量とによる容量分割による電圧
・赤線―黒線間の静電容量と黒線―アース間の静電容量とによる容量分割による電圧
が白線と黒線にも誘導電圧として現れます。

ここで注意が必要なことは、検電器によるチェックでは、万一線同士の短絡や絶縁劣化が
あってもそれを区別できないので、思わぬ感電事故に繋がる恐れがあります。
従って、最初にケーブルの「線間絶縁」のチェックをしておくことが肝要です。

なお、ご存じかと思いますが600V以上の高圧では「活線作業」は禁止されています。

この回答への補足

ご返事ありがとうございます。

 静電誘導については、詳しいことを知りませんので、詳細にご説明いただければ幸いです。
 私も電験三種の理論・電力に合格した程度の基礎知識はございますので、数式などでご説明いただいてもかまいません。

 よろしくお願いいたします。



 現場状況について補足させていただきます。

 電源は動力三相200Vです。延長ケーブルはCVT100sqで長さは4~5mです。
 またこの延長ケーブルに併走するケーブルはありません。
 電源ケーブルは枝線を併せて250mほどで複数の盤が接続されており、負荷を使用中でした。

 私の疑問は、
1、この4~5mのCVT100sqのR相に、単相200V(負荷なし→→電流なし?)を印加した程度で
2、普通の低圧用検電器で検知可能な電圧(たぶん90V以上)を
3、他のS・T相で発生させるほどの起電力を持ちえるのか?
 の3点です。

  

補足日時:2014/08/22 21:27
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併走する他の活線ケーブルからの、電磁誘導によるものと思われます。


周辺の状況により、誘導が起きる場合と起きない場合があるようです。

この回答への補足

早速のご返事ありがとうございます。

 ご指摘の事柄について、私も考えました。
 現場状況について、詳細を説明させていただきます。

 電源は動力三相200Vです。延長ケーブルはCVT100sqで長さは4~5mです。
 またこの延長ケーブルに併走するケーブルはありません。
 電源ケーブルは枝線を併せて250mほどで複数の盤が接続されており、負荷を使用中でした。

 私の疑問は、
1、この4~5mのCVT100sqのR相に、単相200V(負荷なし→→電流なし?)を印加した程度で
2、普通の低圧用検電器で検知可能な電圧(たぶん90V以上)を
3、他のS・T相で発生させるほどの起電力を持ちえるのか?

 と考え、R相による電磁誘導を否定し、ブレーカーの方を疑ったのです。

 4~5m程度でもありえることなのでしょうか。

 私も電験三種の理論・電力に合格した程度の基礎知識はございますので、数式などでご説明いただいてもかまいません。

 よろしくお願いいたします。

補足日時:2014/08/22 21:21
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>ブレーカー内で、電磁誘導的な事象が起きているのか?


おしい! 実はケーブル内で起きてます
http://www.fujielectric.co.jp/technica/QA/31/qa_ …

ケーブルラック上を長くケーブルを引っ張るとどこにも接続してなくとも
ケーブル線間に20~30Vくらいの電圧が発生する事が有ります
ビリビリ来るけれどただそれだけの事

びっくりして天井ラックから落ちないようにね
ゼロ災で行こうヨシ!ご安全に

この回答への補足

早速のご返事ありがとうございます。

 ご指摘の事柄について、私も考えました。
 現場状況について、詳細を説明させていただきます。

 電源は動力三相200Vです。延長ケーブルはCVT100sqで長さは4~5mです。
 またこの延長ケーブルに併走するケーブルはありません。
 電源ケーブルは枝線を併せて250mほどで複数の盤が接続されており、負荷を使用中でした。

 私の疑問は、
1、この4~5mのCVT100sqのR相に、単相200V(負荷なし→→電流なし?)を印加した程度で
2、普通の低圧用検電器で検知可能な電圧(たぶん90V以上)を
3、他のS・T相で発生させるほどの起電力を持ちえるのか?

 と考え、R相による電磁誘導を否定し、ブレーカーの方を疑ったのです。

 4~5m程度でもありえることなのでしょうか。

 私も電験三種の理論・電力に合格した程度の基礎知識はございますので、数式などでご説明いただいてもかまいません。

 よろしくお願いいたします。

補足日時:2014/08/22 21:20
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