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「批判」を辞書で引いてみました
「物事の可否を論じ、判定すること。また、物事の欠点を挙げて反論すること(例:体制批判)」

とありました。
ネットでよく見る「批判」は
悪い点があった、書き手にとって不満だという意味だと思っていたので意外でした。

「欠点」という単語がある以上、
悪いところを挙げるというのも分かりますが
テレビ番組などのエンタメ作品への腹いせとばかりに
「××という点が物足りなかったため、大きな批判を招いた」と書いただけでは
可否を論じるや反論とは異なるような気がしてきました。

やはり正しく「批判」という言葉を使うのは不満に満ちた感情では難しいかもと思いました。

「批判」という言葉の正しい使い方をご指導お願いします。

A 回答 (4件)

おそらく、「批判」が「批難」と似ているので、ネガティブな反対意見をぶつけるほうにだけ誤解して育っている人がたくさんいるのだと思います。



「批評」「批判」はちゃんと理屈や理由あってのコメントや判断なのに対し、

「批難」は感情的な拒否反応も含めた、相手の意見を完全に否定する(人によっては人物像まで否定する)

という大きな違いがあります。

だから、事件の被害者は警察の対応を批難しても、部外者は理性をもって批判するにとどまるはずなのです(たとえ被害者に同情的でも)。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
>「批判」と「批難」
自分も両者混同していた感がありました。

ちなみに「批難」は人に対して使うと辞書に載っていました。

警察に対しての話も勉強になりました。

お礼日時:2014/10/11 05:33

>正しく「批判」という言葉を使うのは不満に満ちた感情では難しいかもと思いました


ということですよ。

批判は感情ではなく理性によって為されなければなりません。
自分の好き嫌いを正邪の判断の如く言っているのではないか、と常に顧みることが大事だと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
本当の意味で「批判」をする
というのは簡単にはできないことを知りました。

お礼日時:2014/10/11 05:37

 もうすぐれた回答があるのでこれは寝言です。



1。「批判」の場合、辞書では中立の、ネットでは悪い点があって不満だ、と言う意味がご指摘にありますが。これは言葉の意味が時とともに変わっている例のような気がします。

2。「評価」はその反対で、辞書には「物の善悪・美醜などを考え,価値を定めること」などと、「悪]「醜]が入っていますが、実際には「ほめる」時に使う傾向があります。

 このように辞書の定義から抜け出して、意味が動いて行く傾向が、上に行くのも下に行くのも見られ、「正しさ」も所と時で変わるように思います。
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批判の批は指をピッと伸ばして爪側で押し出したり強く打つ動作を意味しているので*元々批評・批判には評や判断を押しつけてくる、叩きつけてくるニュアンスがあります。

〈批:手を返して打つ動作←字統より。字統は比を擬声語としていますが、*比を「くらべる」意味とする説もあります〉
琵琶という楽器がありますが元はピパと読むそうでピ・比が手を伸ばして弦をはじきパ・巴が伸ばした指を曲げて弦を弾く動作を表すのだそうです。巴→把(握る動作)
日本ではバチで弾きますが。

評は平=秤を意味しており公平とか客観的というニュアンスを字に含んでいます。
また価=價もねうちという意味なので 價がある=良い ことなので良いところの量をはかってるというニュアンスを元々持っていると考えられます。

ですのでやはり批判は元々あまり好意的とか親切とかを含んだ言葉ではないのだと思われます。


関連語
批准、批難(批難には否定的な意味しかない)

字統【批】
—略—
[説文]12上に「手を返して撃つなり」とあり、[左伝]荘十二年「批(う)ちてこれを殺す」のように強く批(う)つことをいう。—略—
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