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 音声訳ボランティアからの質問です。岩井三四二著「天を食む者 斎藤道三」に出てくる言葉です。文脈は、広川原での合戦の場面で、右手に鉄砲を一斉に放った轟音が轟いた、の記述の後、「一拍子置いて、左手でも喚声が起こった。」とあります。
 拍子(ひょうし、二びょうし・三びょうし)、一拍(いっぱく)は辞書にもありますが、「一拍子」の語は一般の辞書には記載なく、剣道の用語に一件見つけただけです、しかしルビを振っていない。
 文中の一拍子は、「一拍の間を置いて」の意でしょうから、「イッパクシ」と読むのがよいか。
 または、(一呼吸置いて、の言い方もあるので)「ヒトヒョウシ」なのか、しかし、戦いの場面の語感としては弱いなとも思います。
 NHK「ことばのハンドブック」、岩波「日本語の使い方考え方辞典」をしらべてもわかりませんでした。国語に詳しい方、あるいは剣道用語からでも、お教えいただけたら幸いです。お願いします。 

A 回答 (2件)

いちびょうし


ですね。
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この回答へのお礼

edo edoさんにはいつぞやもご回答いただきました。ありがとうございます。
「イチ(漢数詞)+漢語」の大法則にのっとって、「イチ」と読まさせてもらいます(歴史的に慣用的に「ヒト・ツ(和数詞)+漢語」もヒト呼吸、ヒト息のような場合もあるが)。
また、「イチ+拍子」は連濁するのが一般的だと思いますが、あまりにくっつきすぎる(個人的な感覚?)ので、「イチ(アクセントをつける、または切る切らずのほんの少しの間をとって)ヒョウシ」と音読すれば、連濁のルールに大きくは外れないかなと思っています。今後も機会があれば、ご教示くださいませ。

お礼日時:2014/11/17 22:39

いっぱくおいて、の意味で、「ひとひょうしおいて」ですね。


緊迫した戦場ですが、鉄砲の轟音がして、少し間をおいて、喚声(わめき声)が起こった、ということでしょう。右手は道三の軍、左手は敵軍かな。鉄砲発射から命中までに、しばらく時間がかかった。轟音がしても、鉄砲で撃たれたことなど分からなかった。しばらくして命中してから、大混乱に陥った、とでも解釈しましょうか。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/17 22:41

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