1.2ジオールの保護について教えていただきたいと思っています。2位の水酸基をトシル化させ、求核置換反応をしようと思っています。そのため、1位(末端)の水酸基を保護しようと思っているのですが、1位のみ選択的に保護できる方法についてご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

BulkyなTr等で保護するのがいいのではないでしょうか?


subtrate(1eq)vsTrCl(1eq)として、低温でゆっくり反応させれば求核性の違いから完璧な選択性とは言えないかもしれませんが、それなりに選択的に進行すると思いますよ。
こういう場合、早く作るのであれば保護基は何でもいいのでとりあえず低温でやってうまくいかなかったことは私はありません。
    • good
    • 0

シリル系でbulkyな保護基はTBDPS (tert-ブチルジフェニルシリル)やTBDMS (tert-ブチルジメチルシリル)でしょうか。

脱保護はTBAF (「てぃーばふ」と呼んでました、Bu4N+F-,テトラブチルアンモニウムフルオライド)かPyr・HFでしょうね。(シリル系はフッ素で落とすのが普通ですが、落ちない時は保護基の再検討が必要ですね。)
1年間強、有機合成をやっていたのですが、実際に私がやったことがあるのは、一級水酸基の保護にTBDPSを使い、脱保護にはTBAFでやりました。他に水酸基がなかったのでわざわざTBDPSを使わなくてもよかったのですが、UVを吸収するようになるのでTLCが楽ということで使いました。

Pyr・HFは使ったことがないですが、TBAF(THF溶液として売っているはずです)は混ぜてぐるぐるするだけだったような記憶です。反応が終わったら、エバポでTHFをとばして、溶けるもの(塩化メチレン等)に溶かして、分液ロートで洗って、硫酸ナトリウムで乾燥させて、エバポでとばして、カラムや分取TLCにかけて、濃縮して終わり!

まぁ、全合成のペーパーを読んでいくと(最初はScheme・試薬を眺めるだけでもいいけど)だんだん憶えていきますよ。合成をやっていくなら「Protective Groups in Organic Synthesis」(John Wiley & Sons, Inc.) は買うべきだけど、あくまで八方塞の時利用するぐらいでしょうか。全合成のペーパーを読んでいったほうが力はつくと私は思います。

http://www.chem-station.com/yukitopics/protectin …
http://www01.u-page.so-net.ne.jp/db4/laurel/pers …
http://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/~moik/index.html
http://www.rpi.edu/~wentmp/mophine-paper1-publis …
http://web.agr.ehime-u.ac.jp/kagaku/nouyaku/page …
http://133.3.40.20/member/TAKIMO/SHURON.html
http://www.tokyokasei.co.jp/newsletter/page/b190 …

こんな試薬もあるんですね。値段、高っ~!
http://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/~moik/drthesis …
    • good
    • 0

rei00 です。



> 実験化学講座早速調べましたが、・・・・載っていませんでした。

 そうですか。何かその類の講座でみた様な気がしたんですが,「新実験化学講座」とか「続実験化学講座」等の別のものだったかも知れません。すみません。

> 何かいい文献等見たことあるということでございましたら、是非紹介してください。

 とりあえず「Protective Groups in Organic Synthesis」(John Wiley & Sons, Inc.) の TBDPS の項を紹介しておきます。

【Formation】
1. TBDPSCl, imidazole, DMF, rt. (ref.1)
2. TBDPSCl, DMAP, Pyr. (ref. 2)
3. TBDPSCl, poly(vinylpyridine), HMPT, CH2Cl2 (ref. 3)
4. TBDPSCl, DMAP, triethylamine, CH2Cl2 (ref. 4)
 この反応は,2級水酸基存在下でも1級水酸基に高選択的だそうです(第一候補?)。

【Cleavage】
1. Bu4N+F-, THF, 25℃, 1-5 h, >90% yield (ref. 1)
2. 3% methanolic HCl, 25℃, 3 h, 71% yield (ref. 1)
3. 5N NaOH, EtOH, 25℃, 7 h, 93% yield (ref. 1)
4. 10% KOH, CH3OH (ref. 5)
5. Pyr・HF, THF (ref. 6)
6. Amberlite 26 F- form (ref. 3)
7. HF, CH3CN (ref. 7)

【References】
1. Can. J. Chem., 53, 2975 (1975); 55, 562 (1977).
2. Helv. Chim. Acta, 69, 1273 (1986); Carbohydr. Res., 139, 161 (1985).
3. Chem. Ind. (London), 643 (1983).
4. Tetrahedron Lett., 99 (1979); 26, 1185 (1985).
5. Org. Prep. Proc. Int., 18, 345 (1986).
6. J. Org. Chem., 44, 4011 (1979); J. Am. Chem. Soc., 103, 1222 (1981).
7. J. Org. Chem., 51, 1625 (1986).

その他,J. Org. Chem. 等の合成の報告を探せば(片っ端から見れば),いくつか実際の使用例があると思います。実際の反応条件はそちらを見た方が良いかも知れません。

この回答への補足

お返事有難うございました。週末にかけて、いろいろ忙しく返答が遅れてしまい申し訳ございませんでした。紹介していただいた文献すべて、見ました。保護の部分は、4番の方法で行う予定です。(これに関しては、近いものですが、実験項がありました。)ただ、脱保護ですが、5番の方法を用いる予定ですが、文献を見た所、25℃で過剰のフッ化水素・ピリジン、THFを用いると書いていたのですが、その具体的な手順については、いろいろ調べたのですが、ありませんでした。出きれば、脱保護の手順などお解かりでしたら、アドバイスいただけると幸いです。何度も質問してしまいまして、申し訳ございませんがよろしくお願い致します。

補足日時:2001/06/17 23:14
    • good
    • 0

rei00 です。



補足拝見しました。「あまり知識がなくて」との事ですが,こういった機会に少しづつ勉強して知識を増やしていくものです。

もしかすると実験化学講座等にも記載があるかも知れませんので,図書館ででも探して見て下さい。こういった本では,「1,2-diol の保護」といった項目が見付かるかと思いますので,保護基の知識が無くても充分調べられます。

ところで,保護基の選択ですが,これは保護基を付ける化合物に他にどんな官能基があるか,どんな保護・脱保護反応が使えるか,保護した後どんな反応を行なうか,・・・などを考慮して考えないといけません。したがって,単純に 1,2-diol だからコレと言った選択は出来ません。

一般論を言いますと,1,2-diol の末端(1級)OH だけを選択的に保護するには,1位と2位の立体的な違いを利用します。つまり,かさ高い保護基を使えば,より反応しやすい1級側(末端側)に選択性良く反応します。

で,アルコ-ルの保護基ですから一般的にはエ-テル型保護基かエステル型保護基です。後で求核置換反応を行なう事を考えると,エ-テル型保護基の方が良いと思います。

と言う事で,ごくスタンダ-ドな所では,シリルエ-テル系保護基になるかと思います。具体的には成書を御覧下さい。

この回答への補足

お返事有難うございました。実験化学講座早速調べましたが、残念ながら、保護基については、載っていませんでした。ただ、大学院講義有機化学をみていたところ、シリルエーテル系の保護基ということで、TBDPSは、嵩高い置換基のため、1級アルコールのみを選択的に保護すると書いてありました。ただ、この保護基を用いた保護、脱保護の実験例がなく探している状態です。何かいい文献等見たことあるということでございましたら、是非紹介してください。しつこく、聞いて大変申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。

補足日時:2001/06/14 00:03
    • good
    • 0

化合物は何でしょうか。

それがわからないと何とも言えませんが。

なお,保護基に関しては,類似質問(QNo.82440 ベンゾイル基)の回答中で紹介されている成書やペ-ジが参考になると思います。

参考URL:http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=82440

この回答への補足

アルキル基を持つトランス型アリルアルコールのSHARPRESSの不斉エポキシ化を行い、その後、DIBAH還元により、エポキシを開環させ、1,2ジオールに誘導する予定です。その1位のみ選択的に保護させ、2位の水酸基をトシル化させようと思っています。保護基の本を見れば分かると思い
ますが
あまり知識がなくて・・・。何かいい方法あれば是非教えてください。よろしくお願い致します。

補足日時:2001/06/11 23:41
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

QBoc脱保護の反応機構について

Boc脱保護の反応機構について
題の通りなのですがBocを脱保護する際の反応機構がわかりません。
わかる方がいらっしゃいましたら教えてください。

よろしくお願いします。

Aベストアンサー

酸性で落とすのが一般的ですよね.トリフルオロ酢酸なんかがよく使われますが.

プロトンがカルバメート(N-CO-O)に反応して、t-ブチル基からカルバメートの脱離、CO2の発生と順次進行して、イソブテン、CO2、アミン(プロトン化されてますよ)に分解します.

QEt3Nの効果について

アミド結合の保護基としてBocを入れる反応をしたのですが、その時Et3NもBocと等量入れました。このEt3Nの寄与がいまいちよく分かりません。反応を促進させている(何かを活性化させている)ために入れているのでしょうけれども、どこにどういった形でアタックしているために、反応が行きやすくなっているのでしょうか?ほかにもEt3Nを入れる反応はいっぱい見るのですが、Et3Nの効果が理解できていません。ご存じの方、是非、教えて下さい。よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

 御質問者からの反応がありませんが,#2 の方の回答を拝見して補足回答いたします。

 この様な反応でのアミンの効果には2種類あると考えられます。1つは,私が回答した求核剤として活性中間体を形成する事による反応の加速です。もう1つは,#3 で触れられている塩基として働いて反応性の高いアニオン種を形成する事による反応の加速です。なお,反応の加速から離れれば,塩基として生成する酸をトラップするという効果を期待している場合もあります。

 ここで3級アミンが求核反応を容易に起こす事は,トリアルキルアミンと塩化アルキルからのテトラアルキルアンモニウム塩の生成が容易に起こる事からも明らかですので,3級アミンがアミド窒素上の水素を引き抜ける程の塩基性を有しているかどうかについて検討します。

 3級アミンとして御質問にあるトリエチルアミンを考えますが,手元の「アトキンス 物理化学(上) 第6版」には,共役酸であるトリエチルアンモニウムイオンの pKa が 10.76 と出ています。一方,アミド窒素上の水素の酸性度については,手元の「Vollhardt-Schore Organic Chemistry 3rd Ed.」に R-CH2-CO-NH2 の CH2 の pKa が約 30,NH2 の pKa が約 22 と出ています。

 したがって,下記の酸塩基平衡を考えた場合,アミド窒素上の水素の酸性度よりもトリエチルアンモニウムイオンの酸性度の方がかなり大きく,平衡は殆ど左に偏っています。これでは,トリエチルアミンが塩基として作用して反応を促進するのは困難と思われます。

 RCH2-CO-NH2 + Et3N ⇔ RCH2-CO-NH(-) + Et3NH(+)

 実際,pKa 約 30 というと,メタノール(pKa = 15.5)よりも弱い酸であり,メタノール等のアルコールからプロトンを引き抜いてアルコキシドアニオンを作るのに強塩基が必要な事を考ええてみても,アミド窒素上の水素を引き抜くにも強塩基が必要と考えられます。

 御質問者からの反応がありませんが,#2 の方の回答を拝見して補足回答いたします。

 この様な反応でのアミンの効果には2種類あると考えられます。1つは,私が回答した求核剤として活性中間体を形成する事による反応の加速です。もう1つは,#3 で触れられている塩基として働いて反応性の高いアニオン種を形成する事による反応の加速です。なお,反応の加速から離れれば,塩基として生成する酸をトラップするという効果を期待している場合もあります。

 ここで3級アミンが求核反応を容易に起こす事は...続きを読む

QChem Drawの使い方

初期設定のまま、何もいじってないのですが、
ベンゼン環など構造を書くとやたら大きくて、
すぐスペースが埋まってしまいます。

ある程度縮小して書きたいのですが、
どのようにすればいいのでしょうか?

それから、Chem Drawの画面で表を書きたいのですが、等間隔で線を引いたり出来るのでしょうか?
出来るのでしたら、やりかたを教えて頂けると助かります。

よろしくお願いします。

Aベストアンサー

No.1です。もう少し詳しく書きましょうか。
>ある程度縮小して書きたいのですが、・・
もっとも単純な方法としては、その分子を選択し、適当な大きさになるまで右下の印をドラッグする方法があります。その後、"Do you want・・"の画面で、"Scale settings"を選択すれば、以降もその大きさで書くことができます。
もっとまじめに設定を変えたいなら、File→Document settingsを選択し、その中のDrawingを変更します。Fixed Lengthで結合の長さが変更できます。線の太さや二重結合の間隔等もここで変更できます。
また、Captionsで文字のフォントやサイズ等を変更できます。また、Atom labelsで化学式中の文字のフォント等が変更できます。
ここで、変更した設定がこの文書内での標準になります。
また、特定の雑誌で指定されている書式をそのまま利用するのであれば、File→Apply document settings from→・・・で雑誌名を選ぶこともできます。

線を等間隔にするには、等間隔にしたいすべての線を選択した上で、Object→Ditribute→Vertically(またはHorizontally)とします。左端を揃えたいなら、Object→Align→Left edges(またはRighyt edgesまたはR/L center)を選びます。

日本語マニュアルがあればそれを読むのが手っ取り早いですし、ヘルプもついてますよね(英語ですが)。
上述の操作は、versionによっては、少し違うかもしれませんが、基本的なことは同じですので、色々なところを探してみて下さい。

No.1です。もう少し詳しく書きましょうか。
>ある程度縮小して書きたいのですが、・・
もっとも単純な方法としては、その分子を選択し、適当な大きさになるまで右下の印をドラッグする方法があります。その後、"Do you want・・"の画面で、"Scale settings"を選択すれば、以降もその大きさで書くことができます。
もっとまじめに設定を変えたいなら、File→Document settingsを選択し、その中のDrawingを変更します。Fixed Lengthで結合の長さが変更できます。線の太さや二重結合の間隔等もここで変更できます...続きを読む

Q炭酸カリウムについて

ウィリアムソンのエーテル合成等でよく水素化ナトリウムとDMFを使ったりするのを目にしますが、
炭酸カリウムとDMFという組み合わせはあるのでしょうか?
炭酸カリウムを塩基として使用する場合、水が必ず必要で、炭酸カリウムは有機溶媒中では、塩基としての役割を果たせないのでしょうか?

Aベストアンサー

>炭酸カリウムとDMFという組み合わせはあるのでしょうか?
あります。

>炭酸カリウムを塩基として使用する場合、水が必ず必要で、炭酸カリウムは有機溶媒中では、塩基としての役割を果たせないのでしょうか?
そんなことはありません。ただし、溶媒にもよります。溶媒の極性が極端に小さかったりすれば難しいこともあるかもしれません。

Q環状アセタールの加水分解について

環状アセタールを保護基とし、脱保護を行ってからケトンに変えるという反応がありますよね?

その、環状アセタールを加水分解するときの反応機構は、ケトンから環状アセタールを作るときの逆でいいんですか?

どの教科書を見ても環状アセタールの加水分解反応機構がなくて困っています。よろしくお願いします。

Aベストアンサー

有機化学を勉強している薬学部の3年生です。

環状アセタールを加水分解するときの反応機構は、ケトンから環状アセタールを作るときの逆で良いです。おそらく、教科書に書かれている環状アセタールの生成反応機構では、各化合物・中間体の間に、平衡を表わす矢印が書かれていると思います。これは、ケトンから環状アセタールへの経路の逆をたどれば、環状アセタールからケトンへの経路を表わすことを示します。反応機構は、巻き矢印を逆方向に書くだけで大丈夫です。

ジョーンズ有機化学第3版を入手可能なら、問題16.39(a)の解答をご覧ください。環状アセタールからケトンへの反応機構の一例が示されています。

不明な点がありましたら、補足いたします。

Qエステルのヒドリド還元について

有機化学を独学で勉強しているのですが、エステルのヒドリド還元について理解できないところがあります。

アミドはLiAlH4を常温で反応させるとアミンまで還元されるますが、0℃で反応させると安定な四面体中間体で止まるため、クエンチすることとアルデヒドが得られます。

一方エステルはDIBALを-70℃で反応させると、アミドの場合と同様に安定な四面体中間体(ヘミアセタール)で止まるため、クエンチすることアルデヒドが得られます。

ここでわからないのですが、エステルにLiAlH4を0℃等の低温で反応させて、クエンチしても同様にアルデヒドは得られないのでしょうか(アルコールまで還元されてしまう)?反応中間体はDIBALの時と同じようなヘミアセタールだと思うので、低温であれば安定に存在し、そのままクエンチすることでアルデヒドが得られるような気がするのですが...。

どうぞよろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

補足について、
Li+ とAlH3
のルイス酸としての強さですね。
強い方がOに配位しやすいのはわかりますね。
ルイス酸の強さを比べるにはLUMOや電荷密度など
面倒なので
共役塩基の安定性を考えます。
Li+は最外殻に電子2つでHe型の電子配置ですね
これが酸素に配位したとき
酸素の非共有電子対とLi+の空の軌道がくっつきます。
するとLiの周りには電子が4つです。

AlH3のAl周りは電子が6つで
空の軌道が1つだけです。
Oに配位するとオクテット則を満たすことになります。

なので
O-Li<O-AlH3-
となります。

Qピリジンが弱塩基である理由

講義で
「ピリジンの塩基性が一般のアミンに比べて低いのはなぜか」
と問われました。そこで私は
「アルキル基から窒素へ電子が押し出されカチオンを安定化するためアミンの方が塩基性が高い」
と答えたのですが
「間違いではないがそれではアミンの塩基性が高い理由に過ぎない」
とあっさりつき返されてしまいました。

答えを知りたく、講義が終わってから質問に行ったところ、
“窒素上の孤立電子対”“s性”というヒントだけ頂けました。
が、s性と聞いても“電子がs軌道上にいる割合”というイメージしかなく、
ピリジンの塩基性とのつながりが良く分かりません。

どなたか、ご教授いただけないでしょうか。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

脂肪族アミンがアンモニウムになると、Nの混成はsp3になるのに対して、ピリジンがアンモニウムになったピリジニウムの場合には、Nの混成はsp2になります。

たとえば、sp2混成のエチレンとsp3混成のエタンとを比較した場合に、前者の方が強い酸であることはご存じですよね?
そのことからも類推できますように(というか、それと同様の理由によって)sp2混成であるピリジニウムの方が強い酸であるということになります。
これは、裏を返せばピリジンの方が弱い塩基であるというのと同じ意味になります(ブレンステッド-ローリーの酸塩基の定義を思い出して下さい)。

それでは、なぜ、エチレンの方がエタンよりも強い酸であるかということは、s軌道の方がp軌道よりも小さいために、原子核の近いところで強く引きつけられているからであると説明されます。つまり、s性の大きい軌道(ここではsp2)の方が、電子対が中心原子に強く引きつけられており、結果的にH+を放出しやすくなり強い酸になるということです。

・・・少し難しかったでしょうか?

Q“ in situ ” とはどういう意味ですか

科学の雑誌等で、“ in situ ” という言葉を見ますが、これはどういう意味でしょうか。
辞書では、「本来の場所で」、「もとの位置に」などと意味が書いてありますが、その訳語を入れても意味が通りません。
分かりやすく意味を教えていただけないでしょうか。

Aベストアンサー

「その場所で」というラテン語です(斜体で書くのが一般的です)。

in vitroとかin vivoと同じように、日本語のなかでも訳さないでそのまま「イン シチュ」あるいは「イン サイチュ」というのが普通でそのほうがとおりがいいです。うまい訳語がないですし。

生物学では、in situ hybridizationでおなじみです。この意味は、染色体DNAやRNAを抽出、精製したものを試験管内、あるいはメンブレンにブロットしたものに対してプローブをhybridizationさせるのに対比して、組織切片や組織のwhole mount標本に対してプローブをhybridizationすることをさします。
これによって、染色体上で特定のDNA配列を検出したり、組織標本上で特定のRNAを発現する細胞を検出したりできます。生体内の局在を保った状態でターゲットを検出するということです。

化学反応、酵素反応などでは、溶液中の反応のように、すべての役者が自由に動き回れるような系ではなく、役者のうちどれかがマトリックスに固着していて、その表面だけで反応がおこるようなケースが思い浮かびます。

「その場所で」というラテン語です(斜体で書くのが一般的です)。

in vitroとかin vivoと同じように、日本語のなかでも訳さないでそのまま「イン シチュ」あるいは「イン サイチュ」というのが普通でそのほうがとおりがいいです。うまい訳語がないですし。

生物学では、in situ hybridizationでおなじみです。この意味は、染色体DNAやRNAを抽出、精製したものを試験管内、あるいはメンブレンにブロットしたものに対してプローブをhybridizationさせるのに対比して、組織切片や組織のwhole mount標本に対...続きを読む

QpKa のリストを探してます

有機化合物・無機化合物のpKa (pKb) 値の充実したリストを探しています。できれば Web で手に入ればよいのですが・・・ よろしくお願いします。

Aベストアンサー

参考URLにあります。
ただし、はじめに表示されるのはDMSO中でのものであり、通常の水中のものとは少し違っています。水溶液中のものを見たい場合には、左のフレームの「water」をクリックして下さい。

参考URL:http://www.chem.wisc.edu/areas/reich/pkatable/

QMsClとTsClの使い分け

メシルクロライドとトシル酸クロライド。
どちらも同じような目的として利用する試薬だと思いますが、
この二つの違いとしてはどんなものがあるのでしょうか?

反応系の違いなどで使いわける?
溶媒の種類によって使いわける?
また、反応速度に違いなどあるのでしょうか?

御存知の方がいらっしゃいましたら、
また経験をお持ちの方、教えてもらえれば嬉しいです。

Aベストアンサー

メシルクロライドとトシルクロライドの違いは大まかに言うと
かかりやすさの違い、脱離能の違い、嵩高さの違いなどがあげられます。

使い分けする基準は、基質依存ですかね。
両方かけてみて収率のよい方を使うとか、その後の反応が上手くいく方を使うとか、嵩高さの問題でMsはかかるけどTsはかからない、逆にMsだと脱離し易すぎて副生成物が出来てしまう系など。

かける条件は今までにたくさん検討されてきた、標準的な条件にのっとることが多いです。
TsCl:Pyridine
MsCl:CH_2Cl_2、NEt_3

あとTsClの方が分子量がかなり大きいため、Ts化体は結晶化しやすいので保存には向いています。


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A

人気Q&Aランキング