
中国軍は100万人だそうですが100万個の手投げ弾が訓練で一斉に投げられたとして、100万個もあれば一個ぐらいは安全ピンを抜いた瞬間に爆発する欠陥品が混ざっててもおかしくないと思います。
迫撃砲、榴弾砲、小銃、機関銃なども、マニュアル通りに正確に操作しても、兵器を製造するのも扱うのも人間だから100万回やれば一回くらいは大なり小なり事故があり得ると思います。
自衛隊以外の、口鉄砲で訓練しない国はその辺どうなってるんでしょうか。
銃はそうでもないと思いますが、砲は空気が濁って見えなくなるような大量の有毒ガスを含む煙や難聴になりそうな大音量に、初めてそれを見たときは迫力に感激しても2回目3回目になれば飽きて、健康リスクが気になると思います。
自衛隊以外の口鉄砲をしない国はその辺のリスクを下っ端にどう納得させて実弾で訓練をさせてるんでしょうか。
そこで働く人たちには不満や恐怖、自衛隊のような口鉄砲を望む声はないんでしょうか。
実弾訓練がないなら暴発事故が起きる可能性がなくて、発射しないなら銃も砲も消耗しない、訓練で大量に弾を必要とせず、品質の高い弾薬を少量そろえるだけでよくて管理が楽。
いいことづくめだと思います
なぜ口鉄砲は日本のみで広まり、世界の軍隊で主流にならなかったのか教えてください。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
>自衛隊以外の口鉄砲をしない国はその辺のリスクを下っ端にどう納得させて実弾で訓練をさせてるんでしょうか。
自衛隊を含め、軍隊は2階層から成り立ちます。「兵・下士官」と「仕官・将校」です。
下士官から仕官に上がる者もいないわけではありませんが、アルバイトから社員管理職になる以上の差があります。戦時には、兵、仕官の消耗が激しいので武勲を立てた下士官が仕官に昇任することもあります。平時では武勲など立てれませんので、そういう理由の昇任はありません。
こういう前提を説明して、初めて回答できるのですが、「下っ端の納得」なんて不要です。仕官・将校の命令は絶対、しかしながら根性論に基づく不合理な命令は仕官・将校からは来ません(来るとすればいじめですが、尉官以上のものが下士官を無視して兵に命令することは基本ありません)。いわゆる軍隊の中のいじめは、この越えられない川を越えてのものはセクハラを除いて存在しません。兵クラスの者がいじめで自殺して、仕官が知らなかったと言うようなニュースがときどき出ますが、このような理由によります。
下士官は上の命令を下に伝えます。非合理かもしれない命令は下士官が受諾し、下士官が兵に課します。なので納得させる必要性自体がありません。
>100万個の手投げ弾が訓練で一斉に投げられたとして、100万個もあれば一個ぐらいは安全ピンを抜いた瞬間に爆発する欠陥品が混ざっててもおかしくないと思います。
仰るとおり。事故が起これば事故として処置され、殉職というだけです。
>健康リスクが気になると思います。
使い捨てとまでは言いませんが、無駄な事故死を防ぐ以外の健康被害、戦死は織り込み済みのものです。兵では100%近く、下士官でも100%未満、仕官で20~30%は「戦闘で死んでも仕方無い」のです。もちろん、効率を考えますので、先進国になればなるほど、なるべく戦死、戦傷しないように考えます。でも青天井で防護予算が割り当てられるわけではありません。
>働く人たちには不満や恐怖、自衛隊のような口鉄砲を望む声はないんでしょうか。
戦争に関わる仕事をしている人は、ママゴトよりは実戦に即した実践的な訓練を望むでしょう。「君も今日からレーサーだ」といわれても、コースや実車を一切使わずに出走するまではひたすらシミレータということをイメージして下さい。不安、不満が出ますよ。
>実弾訓練がないなら暴発事故が起きる可能性がなくて、発射しないなら銃も砲も消耗しない、
充実した実弾訓練をしている国は、実弾も自国で大量生産しています。もちろん、銃も砲もです。すると単価は下がります。豊和のライフルが20万円したとしても、AK47系統を使う国ではライフル単価は3万円以下です。日本製の銃弾は1発100円かもしれませんが(私は調達価格は知りませんけど)、AK47系統の弾(7.62mmx39)であれば10円以下、実際には2円とか3円です。そもそも7.62mmx39は薬莢が鉄製ですので腐食に弱いので長期在庫はできないので、がんがん訓練で消費します。
>訓練で大量に弾を必要とせず、品質の高い弾薬を少量そろえるだけでよくて管理が楽。
つまり単価が高いので、無駄使いできず、でも有事に備えて大量にストックしておく必要がある。大量に部隊毎にストックすると叛乱の危険があるので、どこかにまとめてストック。というのが自衛隊です。
管理は楽ですが、有事の際、車を走らせて銃弾、砲弾を取りに行くそうです。どこに取りに行くかは公開情報でトレースできるので、北朝鮮軍もご存知のはず。気付いていないかもしれない相手の燃料は投下できないんで、ここでは書きませんけどね。
>口鉄砲は日本のみで広まり、世界の軍隊で主流にならなかったのか教えてください。
口鉄砲は訓練にならないから諸外国では採用しない。
日本では、自衛隊員に対しても銃弾を与えることに禁忌感があること、更に単価が高いので予算に響くこと(消費しないので単価が上がるという悪循環)、そんなところですね。
No.4
- 回答日時:
報道管制などと言う言葉があります。
目隠しをすればあるものもないことになります。欠陥品で死傷者が出ても握りつぶせば、「演習は死傷者も無く成功裏に」終わります。あるアジアの国では鉄道事故で死者が39名以上出ると関係エリートの首が飛ぶので、死者はいつも38名と聞いたことがあります。
また、別のアジアの某国では「我が方の損害軽微なり」という大本営発表からほどなく敗戦を迎えたそうです。
で「自衛隊以外の、口鉄砲で訓練しない国はその辺どうなってるんでしょうか」
他の方法で訓練しているのでしょう。本当の方法は公表しないのでないでしょうか。
No.3
- 回答日時:
そもそも「自衛隊は軍隊」ではありません。
富士演習場で「たった1発の実包の紛失」が有れば全員で探しまくります。
不発弾でも同じです。 危険性や紛失でも広い射撃場を探しまくります。
これは、警察の射撃訓練場でも同じで 渡された実包の数と薬きょうの数を照らし合わせます。
この行動は、外国の軍隊では考えれない行動であり軍隊として非常識な行動です。
ですが・・日本は軍隊でなく「自衛隊」と言う保守部隊ならでの武器使用に関しては厳しい制約がつけられています。
それと軍隊は、非常時に体が自然と動けるように 行動出来るように毎日、訓練を重ねるのです。
私は、ある格闘技の有段者です。
若くて血気盛んな頃にケンカに巻き込まれました。
その時に殴られた友人を助ける為に蹴りを入れたりしながら助けました。
でも正面から来る相手を倒そうとした時に 自然と「寸止め」で殴れませんでした・・・二回も・・
いつもの行動が自然と身に着いていた行動でした。
でもこれが兵士で戦争の場なら「役立たず」で使い物にならず 万一躊躇した事で仲間が死んだら・・
軍事裁判にかけられ 営倉行きでしょうね・・・
軍隊は、戦争と言う殺し合いをする集団です。 口鉄砲では非常時に役に立ちません。
高校の時の同級生が航空学生から当時のF4EJの複座式の後部ナビゲーターになった時に語った言葉があります。(後部席は、ナビや兵装システム担当士官)
いつ訓練や事故でパイロットが死んでも良いように 予備のパイロットと戦闘機は有るんだよ・・と。
数年前の事ですが、某テレビ局で自衛隊の女性自衛官の特集をした時、話題作りか女性パイロットが取材対象になり彼女を追いかけていました。
その女性自衛官は自身の昇進で初の機長としてのC130輸送機の任務で千葉の下総航空基地から浜松基地まで飛行している時に女性機長は、御前崎沖で旋回飛行し敬礼しながら一筋の涙を流しましていました。
テレビクルーが理由を聞いても嗚咽を我慢して答えられない状態だったと思います。
(その後は、カットされ別の隊員の動きが映されていました)
しばらくして女性機長は、数少ない同期女性訓練生の墜落での殉職現場だと言葉少なに答えていました。
彼方の言う「大なり小なりの事故です」。
着陸後は、もう普通に笑顔でクルーに話しかけていました。
(表情を部下やテレビの前で読まれない・・無理して作った顔だったとも感じました)
因みに私の高校の時の同級生も沖縄沖で墜落していて彼は脱出しましたが機長のパイロットは、ギリギリまで被害を出さない海域まで操縦し殉職、同級生は発見されるも爆音には、異常な反応を示し 暴走族の音にも過敏に反応するので長らくの入院と休職のすえ退官しました。
事故後、交流がないので今は何をしているか知りません。
ですが・・世界の軍隊や紛争地域の軍隊では、事故や戦死は当たり前で自分や仲間を守る為には実弾訓練は必要不可欠な訓練です。
それと実弾は少量の保管で管理が楽と言う事はありません。
実弾は、劣化するのでドンドン消化しながら訓練に使用されます。
これは自衛隊でも同じです。 いざ・・と言う時に「不発弾」だった為に手元で暴発したら
必ず死亡事故に繋がりますよね。 これはミサイルでも同じです。
多少は、劣化弾の中身を取り変える場合もありますが・・銃弾は使い切った方が安いです。
世界の軍隊で「口鉄砲」が主流にならないのは、無意味の訓練で戦争訓練にならないからです。
No.2
- 回答日時:
>100万個もあれば一個ぐらいは安全ピンを抜いた瞬間に爆発する欠陥品が混ざっててもおかしくないと思います。
手榴弾は、構造上、安全ピンを抜いただけでは爆発しません。
握った状態で安全ピンを抜くと、握りレバーがフリーの状態になり、手榴弾が手から離れると、バネで握りレバーが外れ、握りレバーが外れるとハンマーが火薬を叩いて時限式の火薬が発火し、数秒後に爆発します。
なので、安全ピンを抜いただけでは、何も起きません。
暴発が起こるとしたら、手から離れて握りレバーが外れた瞬間に至近距離で爆発する、というケースです。
>自衛隊以外の口鉄砲をしない国はその辺のリスクを下っ端にどう納得させて実弾で訓練をさせてるんでしょうか。
「実弾訓練を疎かにしたら実戦で死ぬぞ」って言って納得させます。
>なぜ口鉄砲は日本のみで広まり、世界の軍隊で主流にならなかったのか教えてください。
戦後の日本には「武器=悪」ってイメージがあって、訓練にお金を掛けられないという事情があります。
火器銃器は「実弾を撃ってみないとわからないこと」がいっぱいあって、実弾射撃に慣れてない「自衛隊」は、たぶん、実戦になった時に「実弾による訓練の不足」が露呈して、他国の数倍の「殉職者」が出る筈です。
海外は「お金よりも人間の命の方が大事」と考え、お金をかけて実弾での訓練を行って「実弾を撃ってみないとわからないこと」を兵士の身体に嫌というほど叩き込みます。
日本は「人間の命よりもお金の方が大事」と考え、お金をかけずに実弾訓練をせず「実弾を撃ってみないとわからないことなんか覚えなくていい」と、口でバンバン言わせて「訓練したつもり」になっています。
言い換えれば、日本の自衛隊は「自衛官の命よりも、お金の方を重視している」のです。
口鉄砲を海外でやったら「兵士の命を何だと思ってるんだ!戦争で死ぬのは兵士なんだぞ!実弾で訓練させろ!訓練に金かけろ!」って批難されちゃいます。
自衛隊伝統の「口鉄砲」ってのは「自衛官の命を粗末に扱っている、恥ずべきこと」なのです。
No.1
- 回答日時:
いや、外国でも必要なシーンでは口鉄砲やってますが。
特に屋内戦の訓練の場合誤射や跳弾で見方にあたる率が高くなるので、いつも実弾射撃で訓練と言うわけにはいきません。
ではなぜ実弾訓練を行うかとなると、それはやはり訓練なのでできるだけ実戦に近い状態で行うのが基本になります。
特に銃の場合は音や衝撃がともなうので、そんななかきっちり二発なり3発なりの切り打ちを行えるようになり命中させるには、実弾で多くの訓練をしないといけません。実際に銃を打ってみるとやはり反動で銃口が跳ね上がり、それを抑え込まないと弾が上にそれます。音と臭いは人を興奮させ冷静さを失わせます。実戦になったらそれが何百倍にもなり兵士を襲うのです。
そんななかきちんとした対応をできるようになるためには、やはり実弾訓練は必要なのでしょう。
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