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あの迷路の様なATの部品はどの様な役割を果たしているのでしょうか?

機能している場面を直接、見る事は出来ないのでなるべく分かりやすく文章でお教え頂くと嬉しいです。

宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。


その昔、よくATのOHや整備を経験していた者です。(今は現役引退です)
ご承知のように複雑なものなので、文章だけで説明するのはなかなか難しいのですが・・・

基本的なATの変速の仕組みはご存知でしょうか?
遊星歯車セットの各歯車に繋がる湿式多板クラッチやブレーキバンド・前進用湿式多板クラッチや後進用湿式多板クラッチ・オーバードライブ用湿式多板クラッチなどに掛ける油圧をバルブボディー内の幾本のも油道とシフトバルブなどにより断続制御して変速していきます。

バルブボディー内の油圧は、エンジン回転数に応じて掛かる油圧・一定の圧力を保っている油圧・車速に応じて変化する油圧などがあり、セレクター(シフト)レバーの位置(マニュアルバルブ)やエンジン回転数やスロットルバルブ開度(昔はケーブル、電子制御ではスロットル開度センサー)、車速の情報(昔はATアウトプット側回転数のガバナー、電子制御では車速センサー)などの情報により動きが変化するバルブにより、バルブボディー内の油道(通路)を変えて最適な変速段を選択し、AT内の湿式多板クラッチやブレーキバンドに通じる各シフトバルブの開閉を行っています。

このシフトバルブ、電子制御以前は上記のような各ケーブルやガバナーなどのアナログ油圧の変化により動いていましたが、現在の電子制御化されたATでは、各シフトバルブに付いたソレノイドバルブをAT・ECU経由で直接デューティー制御することによって変速させています。(よって電子制御化後は、+・ーなどのマニュアルシフトもずっと容易になりましたね)

昔は、整備解説書や分解整備解説書を手元に置きながら、OHPなどを使って半日掛りで勉強会などを開催していましたので、ここのスペースで簡易に説明差し上げるのはちょっと難しいかもしれません。
記憶の限りですが、少しでもご参考になれば幸いです。
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