
こんばんは。
定冠詞について学習しています。
とある参考書を読んでいた際に、aとtheの違いについて下記のような説明がありました。
a:はじめて会話に持ち込む際の定冠詞
(話し手が認識している名詞でも、聞き手が想像つかないものであれば必要)
the:唯一のものであったり特定できるもの、過去の会話にでてきた際に使う定冠詞
上記のような認識のもと、下記の問題について疑問があります。
I've broken [ ] neighbor's window.
答えは「the」らしいのですが、この会話の文中において、「neghbor's window」
についてはっきり理解しているのは話者のみであるので、「a」が正しいと思うのですが…
分かる方、どうか教えてください。
宜しくお願い致します。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
(3)(6)のものです。
質問者さん不在で議論みたいになると、
このサイトの趣旨にそぐわないですが、
(4)さんも私も英語カテにはよくいるようなので
変なわだかまりをなくすように最後に補足します。
(4)さんは、あくまでも純粋に『英語文法』の観点から
英語を論じておられて、日本英語や受験英語に一石を
投じる点では非常に素晴らしいと思います。
一方私は日本在住で(4)さんには実地経験では劣ります。
(4)さんだけでなく他にも素晴らしい英語力の方は
たくさんおられる。そこで私のスタンスは、 質問者様
(多くは受験生)に感覚的に分かりやすく説明する
ことと、他者とは違う角度から分析考察をすることです。
専門家から見れば多少誤りはあっても、考察の過程
というのは特に受験生にとっては役に立つと思っています。
この質問を知り合いの英語教師に見せたところ、おまえ
みたいに深く考えたことはなかった、と言われました。
簡単な説明で次々に覚えていくのが高校英語の授業であり、
そういう意味で私も一石を投じようとしていることは
ご理解いただければと思います。
今回の neighbor については、私は
『そもそもどういうシチュエーションで使う単語か?』
という観点から日本の文化を踏まえて考察してみた次第です。
結論は『a neighbor』も『the neighbor』も可能だが、
どちらを使う可能性が高いだろうか、という考察です。
それは英語文法の話題を越えた考察ですので、(4)さんの
回答とは別次元のものとお考えください。
また私が伝えたかったのは、純粋に文法だけでなく、
単語そのものについて考察することの面白さです。
高校英語教育ではそんなことに時間はさきません。
以上を踏まえて私の回答を読んで頂くと、趣旨がご理解
いただけるかと思います。何か疑問点にぶちあたったときの
理系的考察は受験生の皆様には少しは参考になるかと
思っております。
回答して下さった4名の回答者様にお礼申し上げます。
中でも、より細かく助言頂きましたnolaneco様およびdorian様には感謝感謝です。
お二方のそれぞれのアドバイス・考察は非常に為になるもので、今私がぶつかってる定冠詞
(外大を卒業しているくせに理解できておりませんでした・泣)の解決の糸口を与えて頂きました。
どちらのアドバイスもきちんと受け止め、英語の理解を深めていきたいと思います。
また、回答が遅くなりました事、申し訳ありませんでした。
今後、引き続き語学に関する投稿を行うと思いますが、その際はまたどうぞ宜しくお願い致します。
No.7
- 回答日時:
No. 4 (5) です。
アメリカに25年以上暮らしています。アメリカでは表札がないので、個人的に付き合いがない限り、どこに誰が住んでいるかさっぱりわかりません。また、neighbors はすぐ隣に住んでいる人 (a next-door neighbor) に限らず、周辺に住んでいる人々のことなので、数百人に及ぶことは稀ではありません。
No. 3 (6) さんの、
「これは [neighbor という] 単語の性質によるものですね。」
「a neighbor をある程度の年齢の人が言うか?」
という考察を読んでいると、日本人が習う英語って「日本人的感覚」、「日本人の常識」に拘束されなければならないのか? と不思議に思いました。
日本人とアメリカ人(を含めた諸外国)の文化面・習慣面での違いが
日本人にとっては理解に苦しむ英語の部分に直結しているのですね。
No.4様にしても、No.3様にしても、お二方のそれぞれのアドバイスは
どれも一理あると思います。
どちらの意見にかたよるでなく、それぞれ頂いた回答を熟考して
その場面に適した英語を使えるように精進致します。
有難うございます★
No.6
- 回答日時:
(3)で回答した者です。
少し補足。(4)(5)さんの説明は、ああその手があったかと思いましたが、
私の考察は、a neighbor をある程度の年齢の人が言うか?という観点からでした。
周りに家がたくさんあって窓を割ったとき、
田中さんの窓を割った
佐藤さんの窓を割った
とは言っても、
隣の人(a neighbor)の窓を割った
と言うかどうか考えたとき、自分は言わないと思いました。
なぜ言わないかと言えば、名前を知っているし、
『隣の人』と言えば、『誰?』と聞かれて二度手間。
隣の人っていうのが、物理的、心理的距離関係から、聞き手にも
明らかなら、田中、佐藤の代わりに『あの隣の家の』(the neighbor)を使う。
周りに家が沢山あって、物心つかない子供なら
a neighbor と言う可能性はありますが、ある程度
年齢いった人が言うかと考えたとき、自分の経験上なかった、
つまり田中さんとか佐藤さんとか名前で指定してきた。
また『隣の人うるさいね』などいうときは、
常に隣の人が誰か分かっていて、これを訳すと『the neighbor』
このように日本人の感覚で『隣人or周囲の人』を考察
すると、『隣の人』と言うときは、大抵お互い分かっている、
つまりthe neighborになる。話者が分かって聞き手が
分からない場合はa neighbor と呼ばず、日本人の常識
としては、『田中さん』など名前をいう。
しかし、話者も聞き手も分からない場合はどうなるか?
日本語なら『隣の人の窓』ではなく、指さして『あの家の窓』
が最もありえそうで、指さして説明できないなら
『(知らない)近くの家の窓』って言いそうです。
これは訳せば a neighbor となりそうですね。
テキストの作者の頭の中にも、おそらく上記のような
ことがあったんでしょう。隣人なんて暗黙の了解だろ?って。
最近は人間関係希薄で近所付き合いがないなんていいますが、
大体高校英語の問題てのは理想的な状態を想定した上で、
文法的+日本人の常識 で答えが作られる事は多いです。
この例でも自分自身、経験的に a neighbor s window
を使うようなシチュエーションを思いつくのに非常に苦労しました。
物心つかない子供か、人間関係希薄な都会か、
『テキスト的には自然じゃない』と作者は(無意識に)思ったんでしょうね。
以上は文法理論というよりも日本人の実際的観点からの考察でした。
今は大分減ったかも知れませんが、日本人の常識が問われるような
英語の問題は結構ありますね。そういうのには、あまりハマらず
上手く付き合ってみてください(^-^)
すごく分かりやすいです。
日本語にはない部分は、やはり理解するのに苦労しますね。
「a neighbor」が必ずしも間違いとはならない事、非常に勉強になりました。
回答者様から頂いた回答の一つ一つを今一度理解し、一度ネイティブの友人にも持ちかけてみようと思います。
本当に有り難う御座いました★
No.4
- 回答日時:
結果から言うと、状況によるのでどちらか一方を正解とするには無理があります。
a/an は one of many、いくつもあるうちの一つのもの。聞き手にはどれのことかまだ分かっていない。
the は (話題に初出かどうかに関わらず) 話し手と聞き手が何を指しているか了解しているもの。特定できるもの。
neighbors は近隣に住む人々のことですので、neighbor を「隣り」に住む人と限定することはできません。
例えば、少年が野球ボールで遊んでいて、そのボールが近所の家に飛び込んで窓が壊れたとします。少年が家に帰って親に打ち明けます。
I've broken a neighbor's window.
もう一つの例: 少年が野球ボールで遊んでいて、そのボールが近所の家に飛び込んで窓が壊れました。そこでちょうどお母さんが買い物から戻ってきたので、お母さんに壊れた窓を指差しながら、
I've broken the neighbor's window.
場合場合によって「a」にも「the」にもなり得るのですね、フムフム…。
回答者様によって答えは変わるようですが、どれも一理ありますね。
とても参考になります。有り難う御座いました!
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
これは単語の性質によるものですね。
neighbor 隣人
ですが意味は『隣の人』ですよね?
隣の人っていうのは、誰か基準がいないと成立しない。
基準ていうのは、つまり隣人には必ず隣人がいる。
『私の隣人』『彼の隣人』『誰かの隣人』と言う風に
誰か必ず陰にいるわけです。隣人の横に隣人あり。
()は隣人の窓を割った
という文があったとしたら自然に考えると
()の人の隣人であるので、つまり隣人は既知とみなせるので
the neighbor とならざるを得ません。
しかし、私が知らない誰かの隣人の窓を割った場合は
どうなるかと言えば、これは日本語がおかしい。
『知らない誰かの隣人』てなんでしょうか?
隣人は誰かを基準にした概念なのに、知らない誰かを基準
にするなんておかしいですよね?ですので、
someone's neighbor ていうシチュエーションも
想像力を働かせればありそうですが、単にsomeone でいいでしょう。
親戚の親戚は親戚の論理です(笑)
この段落で何を言おうとしたかというと、
a neighbor ていうのは someone's neighbor
と同じような意味で、『誰か分からない隣人』
という感じで、ちょっと変な感じがしますよね。
ですので、neighbor はその性質上theを
つけざるを得なくなるとも考えられます。
英語よりも単語そのものについて考察してみましたが
たまにこういう考察をしてみると楽しいかもしれませんね。
言葉って改めて考えると面白いですね。
なるほど、私の認識としては、聞き手にとって、その「隣人」が誰かがはっきり分からない場合は、初めて会話に持ち込む際の「a」をつけると思っておりました。
よくよく考えてみると、「隣人」にもやっとした曖昧な感覚はそぐわないですもんね。
スッキリしました、有難うございます。
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