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省エネルギーや環境建築でよくきく煙突効果ですが、実際にどのようなシステムなのか、よく分かりません。熱い空気が浮力により上昇して、その内部は冷えた空間となるということでいいのでしょうか。しかし、風邪がある場合はその現象が効果的かと思うのですが、風邪がない場合、室内を通じて外気が入らないときは、空気の動きがなくその効果は全くないと思うのですが、どうなのですか??

素人考えで申し訳ないのですが、煙突効果そのものの意味と、空気の動きのあるなしに関わっているのかどうかも教えていただきたいと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

ご質問からだいぶ日にちが経っていますが,未だ締め切られていないところを見ると,まだ納得できない


ところがあるのかな,と思い,投稿させていただきます。

1.「煙突効果そのものの意味・・・」
 ここに一本の煙突があり,その中の空気は周囲の空気より暖かい,と仮定します。
 冷たい空気は暖かい空気より重いという性質があります。
 従って,重い空気(冷たい)は軽い空気(暖かい)の下に潜り込み,暖かい空気を上に押し上げます。
 この働きを「煙突効果」と呼び,この押し上げる力を「通気力」または「ドラフト」と呼びます。
 ドラフトを大きくとるためには,温度差の大きいことが要件であることが,お分かりいただけるか
 と思います。
 この自然力を省エネや建築技術に,積極的に利用しようという動きが出ているものと思われます。

2.「外気が入らないときは・・・」
 建物の気密がよいときは,煙突効果は発揮できません。
 窒息状態です。(^_^;)

3.「風がある場合は・・・」
 周囲の風は関係ありません。
 ただし,風が起きているときは,気圧も変わっているわけですから,そういう意味での影響はあります。

4.「実際にどのようなシステムなのか・・・」
 以上のことをご理解いただき,♯1さん,♯2さんのURLをご覧になられれば,「煙突効果を導入した
 建築技術」というものが,ご理解いただけるかと思います。

なお,「煙突効果」で検索すると,建築関係のサイトがいっぱい出てきます。

以上のご説明に疑問の点があれば,ご遠慮なく質問してください。
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簡単な実験ですが、良く分かると思います。



バーベキューなどで火をおこすときに、ひを付けてから空き缶の上下を切り取った筒を上に載せるとよく火がおきます。

何が起こっているのかは、下記の皆さんが書かれているとおりだと思います。
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 「煙突」のような筒状の空間で、(周囲よりも)暖かくて、軽い空気が上昇すると、中の気圧が下がります。


 筒の下のほうに穴が開いていると、その周りの空気を吸い込むことになります。このようにして「煙突」の中に上昇気流という風が起こります。

 「完全に密閉」されていれば、気圧が下がった状態で「風」は発生しません。少しでも隙間があればそこに風が発生します。

 筒の長さが長いほど、加熱の度合いが大きいほどその効果が大きくなります。

参考URL:http://www.sp-n.gr.jp/ie/aircon/007.html, http://www.kajima.co.jp/news/digest/jan_2003/tok …
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http://www.nihonsekkei.co.jp/s_services/kansetsu …
の栃木県合同庁舎の例が分かりやすいでしょう。

暖かく軽い空気を天井から排出すると、下の方は気圧が下がってきますので、
そこに向かって空気が入り込みます。(横から空気が来るようにすること)
気圧差で空気の流れが起こりますので、風の有無は関係ありません。
煙突自体を暖めると、さらに効果が増すらしいです。

一般人の素人ですので「自信無し」とさせていただきます。

参考URL:http://www.nihonsekkei.co.jp/s_services/kansetsu …
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