立て替え金を現金精算された場合の仕仕訳

お世話になります。

私は個人事業主でＡ会社から業務委託されています。

一定期間会社に出向いて仕事するため、定期を立て替えて購入しており
購入した際の領収書を提出することでその金額を現金でいただいています。

この場合の仕訳ですが

定期購入日に
借方　旅費交通費　10000円　／貸方　未払い金　　10000円

ここまではなんとかわかるのですが現金精算された際の記帳方法がわかりません。

また、高額になるとクレジットカードで立て替え購入することもあり、その場合も同じ仕訳方でよいのでしょうか。

よろしくご教授ください。

No.2 ベストアンサー 回答者： hinode11 回答日時： 2015/02/13 13:25

正しい仕訳は次の通りです。

◇現金で定期券を買う場合：

・購入日
〔借方〕立替金　１０，０００／〔貸方〕現　金　１０，０００
※〔借方〕は旅費交通費ではありません。立替金です。質問者とＡ会社との契約で、Ａ会社が負担することになっている旅費交通費だからです。

・清算日：
〔借方〕現　金　１０，０００／〔貸方〕立替金　１０，０００



◇クレジットカードで定期券を買う場合：

・購入日
仕訳なし。

・クレジットカードの代金が事業用口座から引き落とされる日
〔借方〕立替金　１０，０００／〔貸方〕普通預金　１０，０００

※もし家事用口座から引き落とされるなら：
〔借方〕立替金　１０，０００／〔貸方〕事業主借　１０，０００


・清算日：
〔借方〕現　金　１０，０００／〔貸方〕立替金　１０，０００


以上です。

No.3 回答者： keirimas 回答日時： 2015/02/13 16:30

「委託元から支給される交通費を売上に含めたうえで貴方の経費（交通費）にする」方法も正しいのですが、「支給された交通費の額を正確に区別して【立替金】とすることで、売上に含めないかわりに経費にも計上しない」方法も認められます。

　
立替金を使う仕訳は
・定期購入日
立替金　10,000　現金　10,000
・清算日
現金　10,000　立替金　10,000
が基本となりますが、あえて「旅費交通費」を使うのであれば
・定期購入日
旅費交通費　10,000　現金　10,000
・清算日
現金　10,000　旅費交通費　10,000
でも問題ないでしょう。ただし購入日と清算日の間に年をまたぐと不都合ですから、やはり「立替金」を使うのがお勧めです

カードで定期を買った場合（仕訳の一例です）
・購入日
　　立替金　50,000　未払金　50,000
・清算日
　　現金　50,000　立替金　50,000
・引落日
　　未払金　50,000　普通預金　50,000　（引落が事業用口座の場合）
・引落日
　　未払金　50,000　事業主借　50,000　（引落が家事用口座の場合）

No.1 回答者： mukaiyama 回答日時： 2015/02/13 13:05

＞一定期間会社に出向いて仕事するため、定期を立て替えて…

立て替えて？
あなた個人事業主なんでしょう。

八百屋が本店のほかにスーパーへテナント出店して、スーパーへ毎日通うのと同じで、立て替えなどでなく自分の経費ですよ。

＞購入した際の領収書を提出することでその金額を現金…

それは「売上」のうちです。

＞借方　旅費交通費　10000円　／貸方　未払い金　　10000円…

未払金って、クレジット払いですか。
クレジットなら確かにそれでよいです。

ついでに言っておくと、クレジット代金が引き落とされた日に、
【未払金 10,000円／普通預金 10,000円】
です。

＞現金精算された際の記帳方法…

【現金 10,000円／売上 10,000円】

＞高額になるとクレジットカードで立て替え購入することもあり…

はあ、では先の未払い金は何？
現金で定期を買うのなら未払金などでなく、
【旅費交通費 10,000円／現金 10,000円】
ですよ。

いずれにしても、サラリーマンが本来は会社支給の定期を事前に自分で買うのとは訳が違い、“立て替え”などという概念が間違っていますのでお気をつけください。