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「過当競争」という言葉がありますが、本当にそれは存在するのでしょうか?存在するとしたら、それはどのような状態を指すのでしょうか?経済学の知識と絡めてご教授頂けないでしょうか?

私の(うろ覚えな)ミクロ経済学の知識では競争は進むほどよいとされていたように思います。私は「過当競争」とは、生産者が価格影響力を行使できないことに不満を持って創りだした言葉(「生産者にとっては過当」というニュアンス)なのかな、もしくは過剰生産のことなのかな、と考えはしたのですが、自信が持てません。皆様の意見を伺いたくお願い致します。

A 回答 (4件)

一時期の牛丼チェーンの値下げ合戦のようなものです。



需要を超える供給をしなければ利益が発生しない状態になることです。

商売の元々は物々交換から生まれたもので原理は『等価交換』でしたが、それではたちゆかなくなったので価格差の補填や代金としての貨幣という存在が生まれた。
つまり、何が言いたいのかというと消費者にとって安ければ安いほど良いんだよという経済学者は信用ならない人間だということ。

生産者にとって安ければ安いほど良いんだよということが自分たちの労力を買い叩かれていることと同義です。
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「過当競争」いくらでもあるでしょうね。


駅前のコンビニ、ラーメン店、居酒屋、珈琲ショップ、ケーキ店など。
製造業、建設業にもあるでしょうね。
バブル崩壊後は価格競争になったからです。
企業でも個人でも、安いものを追い求めたからです。
過当競争は、需給バランスの崩壊によって起こります。
例えば、過当競争によって供給側のかなりが倒産したら需要側は困ります。
そうすると、品薄になって価格が高くても購入するようになります。
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>それはどのような状態を指すのでしょうか?経済学の知識と絡めてご教授頂けないでしょうか?



「過当競争」の明確な定義はありません。概念としては、「売上高は伸びているのに儲けが全く伴ってないとか赤字である」などのほか「競合各社が共倒れする」ような状態を言います。

要は白か黒かという境目を指し示すのは困難ですが、コスト上昇分を価格に上値のせできる状態なら「過当競争」とは呼べません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。
やはり造語というか、曖昧な言葉なんですね。

お礼日時:2015/04/02 12:53

過当競争とは、単に薄利多売での価格競争の話です。


なので、生産者が関わる状況は、主に道の駅などで販売もする農家の話です。

今までならJAが市場で直接売るので、あまり生産者は意識していなかったと思われます

過当競争は、主にサービスのみを提供する業種で顕著です。

例えば床屋さん。
安床などは、概ね1000円ですが、普通の床屋さんは3000円に消費税です。
これは話になりません。
じつは技術的には雲泥の差があったりするものなんですが、消費者には差は分かりかねます。
感じで書くと、職人と見習いの差です。

家電企業もそうですかね。
今までならTV単体で売れれば良かったんですが・・・
DVD録画やPCなども付属しなくてはならなくなりました。
また、新品なら30万円が基本でしたが、それも価格破壊で壊れました。
精々20万円です。
それも販売から1年過ぎれば半額です。
そんなにPCのようには発展していないのが現状です。
PCも新品で5万円でかなりのスペックです。
なので高額家電がサッパリというのは現状ですね。
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