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日本相互証券のホームページにある30年債の国債ですが、利率が2.3%、残存期間が20年のものは利子は元本の5割以上あるということですか?(⒈023^20=1.5758?)
http://www.bb.jbts.co.jp/marketdata/bb_hikene.ph …

A 回答 (2件)

随分と国債を勉強されているようですね。



日本国債は半年ごとに利払いがあり、一般的に単利計算です。

従って、1.023^20では、1年複利での利息(以下、クーポン)計算となってしまいます。


貼り付けられたURLの18回債をご覧になっているとの想定で書きますが、単価が120.83円となっています。ということは、以下簡略化のため、税金を考慮しない前提で計算しますが、当該30年債(残存19.98年)を償還まで保有しても、年利(1年あたりの利回り)は、

(2.3×19.98-20.83)÷120.83÷19.98=1.041%

となり、単利欄にある1.040%と概ね一致します。つまり、当該国債をその時にその値段で購入した場合、償還までの年平均利回りは1.04%(単利)であるということです。言い換えれば、額面100円あたりのクーポンが毎年2.3円入ってきても、償還差損が20.83円発生するため、年利はその程度ということです。

逆に当該30年債がパー発行(額面100円あたり100円)されたとして、その時にその値段で購入した投資家が、お貼りになったURLの時期、値段で売却したとすると、年平均利回りは以下のようになります。

(2.3×10.02+20.83)÷100÷10.02=4.379%

これが、当該投資家が約10年保有して稼いだ年平均利回りです。クーポンの2.3%の倍近くの利回りです。簡単に書くと債券には時間の概念が株などと比べて重要で、ローリング効果というものが発生するからです。

なお、上記2式ともにクーポンにかかる税金は考慮していないので、個人投資家が保有する場合、運用利回りは下がるとご理解ください。

失礼ですが、もし国債で儲けたいと考えているのであれば、もう少し勉強された方が良いのではないかと感じます。頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

なんとなくわかりました。ガツガツ儲けようとは思ってませんが、老後に向けてできるだけ貯めようとしてます。興味もあったので。もう少し勉強します。

お礼日時:2015/04/09 08:20

そのとおりですね。



債券相場というのは、その残存期間が短ければ短いほど
値上がりするわけです。
それに微妙に変動する金利で上下するということです。

余談ですが....

今から30年前には郵貯の定額貯金の金利は10%を
超えていました。
アルバイトで貯めたお金が社会人になってほっておいて
10年たったら、倍以上になって返ってきました。

インフレ政策というのはそういうものです。
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