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PVDの装置に使用している真空計のなかに、サーモカップルゲージ(T/Cゲージ)とピラニーゲージ(コンベクトロン)がありますが、測定範囲がほぼ同じであるにもかかわらず、前者は、クライオポンプに装着し、後者は、プロセスチャンバーに装着されています。測定原理も同じとおもいますが、使い分けの理由が分かりません。どなたか詳しい方の回答をお願いいたします。

A 回答 (2件)

クライオやTMPは、大気圧から排気することができないので、あらかじめクライオやTMPのバックからクライオやTMPが動作する事が可能な圧力まで大気圧で排気可能なロータリー(あまり使用しない)やドライポンプで荒引きしてあげる必要があります。

その圧力の測定は、大体でいいので安価で精度がいまいちなTCゲージを使用しています。(なのでクライオとドライの間のフレキに入っている、1Pa以下ぐらいでポンプがONしてもよくなるのでは?)。それで精度のよいピラニがチャンバに
ついているんだと思います。なんですが、普通チャンバには、電離真空計(高真空用、到達圧を測定)と隔膜真空計(プロセス中用、絶対圧なので気体種による依存なし、)が二つついているのが一般的だと思います、多分。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。自分の考えに自身がなかったのですが、一安心です。本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/06/21 21:53

ぜんぜん「詳しい方」ではありませんが…。


参考URL(↓)を見ると、おっしゃるとおり原理はほとんど同じですが、使い分けについては書かれていません。ただ、熱電対真空計の方が精度が劣るが、そのかわり安価でよく用いられる、とあります。
私の予想では、ポンプに備えてあるのは、運転状態の確認とか、単体での性能を確認するための「目安」であって、他方チャンバー本体は精度よく測りたい、ということではないでしょうか。
以上単なるしろうとの想像でした。

参考URL:http://www.nucleng.kyoto-u.ac.jp/people/ikuji/ed …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2004/06/21 21:54

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