電子書籍の厳選無料作品が豊富!

大変恐縮ですが、質問させてください。

なぜIPO公開時にVC(ベンチャーキャピタル)はロックアップ契約を結ぶのでしょうか。
私は、早く株を売却したいVCにとってロックアップ契約は好ましいものでは無いと思います。
しかし、実際にロックアップ契約を結んでいるVCが多く存在するのはなぜですか。

どなたか知恵をお貸しください。

A 回答 (1件)

VCにすれば早く売りたいでしょうね。

ただ一度に売りに出せば価格が下がり、思うような利益は出ないかも知れません。
それなら少しづつ売却すれば良いですよね。でもロックアップに応じています。
その理由は、、証券取引法164条一項の「役員又は主要株主の不当利益返還」に関する規制の適用対象となる可能性があるからです。
この規制内容は、「上場会社等の役員や主要株主が、その職務・地位によって取得した秘密を不当に利用することを防止するために、その会社の株式を買い付けてから、6ヶ月以内に売却をした場合には、その利益を会社に提供するよう、会社が請求できる」、というものです。
つまり6ヶ月以内に売却し利益を上げた場合は、その利益を会社に返還させられてしまうのです。会社が返還請求しなかった場合は、株主が代わりに返還請求できる規定も二項に存在します。
これにより、どっちみち6ヶ月以内は売却できないのですから、ロックアップの要請に応じているのです。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!