プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

MRI(1.5T)やCT(34列)の保守契約は、本当に必要でしょうか?業者からは当然保守契約のほうが“お得です”的な見積もりが出されておりますが、当院での検査件数は残念(はずかし)ながら投資額を回収できるところまで行っていないのです。であれば切れるものは切りたい、しかし見積もりが本当なのかにわかに信じがたい疑念を抱いているのも事実。
お詳しいかたからのご教示をお願いします。

A 回答 (2件)

機種選定委員会でいつももめます。

が、結局のところ、修理代はエ―――という程高額なので、保守契約を含めた額で競争させます。
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技師をしています。


装置は壊れるものです。突然基盤回路が壊れることもあれば、経年劣化で傷んだり磨耗する部品もある。
CTならばスリップリングのブラシ、回転部分のグリス、寝台の上げ下げのモーターやギアのグリス…
MRIも寝台の上げ下げ、前後送り…受信コイルも劣化します。
管球やヘリウムは保守契約には含まれないと思いますが、その他の細々した部品の保守は大事です。

車はお持ちですか?エンジンオイルは定期的に交換しなきゃ走れなくなります。
タイヤだって磨り減るし空気だって抜けます。
保守契約は車の点検と同じことです。
ユーザー車検があるように、装置だってユーザにできるものならそれでもいいでしょう。
でも実際問題、技師や医師にそれができますか?
普通に免許を取っただけのドライバーに車の整備ができないように
検査をする知識、技術じゃ装置の維持管理はできません。
始業点検程度、車で言うところの長距離走行出発前に空気圧やエンジンオイルのチェック程度
が限界でしょう!?

※経験上、CT、MRIは壊れやすいです。
CTで突然アーチファクトが発生した!←検出器の故障でした。
寝台が動かなくなった!←ギアの歯が欠けていました。
MRIで装置が立ち上がらない!←コンソールPCの電源が壊れていました。
画像にノイズが目立つようになった!←受信コイルが劣化していました。ケーブルの接続部が傷んでいました。
等々挙げればきりが無いですよ。

もし今のところ故障経験が無いのであれば、
点検のみの契約で、もし故障時には全て実費で修理という最低限の契約を検討されては。

保守契約の維持すら困難な検査件数なら、その装置は廃止して地域の病院へ依頼すべきではないでしょうか。
経営的に考えても。
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