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「私は花が好きだ」の「花が」は、主語ではないですよね。何語でしょうか?
「花を」と言い換えられるから、目的語か補語かと思いましたが、そんな言葉は国語にないみたいでした。すると修飾語なのでしょうか。

「主格補語」は、こういうときの「花が」に当たりますか、それとも「私は」に当たりますか?

A 回答 (19件中11~19件)

#6です。


#8さんのご回答にちょっと興味が湧きましたので、またお邪魔します。

「月が出た」の「月が」が主格補語というのはわかります。
大辞泉の【1 動作・存在・状況の主体を表す。「山―ある」「水―きれいだ」「風―吹く」】という用法に該当すると思うからです。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/34931/m1u/% …
しかし、
「花が好きだ」の「花が」も主格補語になるんですかね・・・。
これは、【2 希望・好悪・能力などの対象を示す。「水―飲みたい」「紅茶―好きだ」「中国語―話せる」】という用法だと思いますので、「主格」という語が含まれている点に違和感を覚えるのです。
学校文法(橋本文法)では、「ガ格」はすべて主格補語、と教えるのでしょうか。
単純な疑問ですが、これは質問者さんも、おそらく知りたい点でしょう。
「花が咲いた」などであれば、主格補語(または主語)で納得できるのですが。
http://www.nihongokyoshi.co.jp/manbow/manbow.php …

ウィキにも学校文法(橋本文法)の例として、【太郎には 才能が ある。】という文を挙げ、【「才能が」は主格補語である。】と明記しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%BB%E8%AA%9E
ただ、大辞泉の【2 希望・好悪・能力などの対象を示す。「水―飲みたい」「紅茶―好きだ」「中国語―話せる」】という語釈に該当する例は載せていません。
この場合、主格補語ではないから載せてないのか、あるいは、主格補語ではあるが特に例として載せる必要を認めていないだけなのか。
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質問者は、どのようなレベルの答を要求されているのか分かりませんが、回答内容が難しくなりすぎているように思います。

私の知るレベルで議論をすることも可能ですが、それは質問者の要求とはかけ離れていると思いますのでこれ以上の議論はせず、前回の「学校文法」のレベルの回答で終わります。
 ただ答え忘れていました「主格補語」について追加します。この言葉は「日本語文法」で使われる言葉で、日本語文法では「文は(最低)述語だけで成り立つ」(主語は不要)と考えます。すなわち文は次の三種類があります。
 (何が)どうする→動詞文
 (何が)どんなだ→形容詞文
 (何が)何だ→名詞文
 しかし、「出た」という動詞だけでは意味が分からない場合があります。
  「月が出た。三池炭坑の上に出た」の場合、「月が」「三池炭坑の上に」のような「補足語(補語)が必要になります。この場合の「月が」を「主格補語」と呼びます。
 簡単に言ってしまえば、学校文法でいう「主語」すなわち「何が」は「主格補語」という補語の一種と考えます。 
 こういう結論に至った経過を書くと長くなるので、省略します。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。
求めていたレベルは
①いわゆる学校文法で。一文を分節に分けて、文の中でどういう役割をしているのかという意味で、主語、述語、修飾語、独立語、接続語、のうちのどれに入るのか知りたい。
②それが無理な時は、真剣に文法を考えたり、定義し直したりする場合の説明も少し視野に入れつつ…。
といったレベルでした。

主格補語について、
>「月が出た。三池炭坑の上に出た」の場合、「月が」「三池炭坑の上に」のような「補足語(補語)が必要になります。この場合の「月が」を「主格補語」と呼びます。
というのは、「同じ一文の中に主語が書かれていないとき、でも隣の文などから明らかに何が主語に当たるものか分かるとき、その主語を『主格補語』と呼ぶ」という意味でしょうか。

私が主格補語について質問したのは、「ガ」がついているけど主語じゃない困った分節をくくる、何かいい用語が②のレベルであるのではないか?と思ったからです。

でも
>学校文法でいう「主語」すなわち「何が」は「主格補語」という補語の一種と考えます。
ということは、そういう訳でもないんですね。
「牛が草を食べる」というときの「牛が」も「主格補語」ということになるのでしたら。(という意味で合ってるでしょうか?)

「私は花が好きだ」「象は鼻が長い」「彼はサッカーが上手い」などの、「ガ」がついているけど主語じゃない困った分節をまとめていうものがあるといいのですが。

お礼日時:2015/08/21 00:34

文法は主語、述語、目的語、がわかり、修飾語、修飾文がどれにかかるかがわかれば文章の理解はできます。


助詞、助動詞はおおくのケースに触れてから、文法によって整理すれば、自分で得た感性と文法によって整理された状況が理解できます。
私は(主語、主題の提示、以降私に関する内容)、花が(格助詞主格=主役のため以降の展開はいか様にも可能)、ああして、こうして、どうなった、のが、好きだ、嫌いだ、悲しい、心配だ、・・・・その他。
主語、述語があり目的語がなければ、あとはすべて修飾語または修飾文です。
参考 私の感覚です、花を好きだ×、花は好きだ○、花を好きに・・○、花を好む○、花を(動詞)する○。
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#5です。


読み返していて、若干、曖昧な印象を与えそうに思われる箇所があるので、もう一度お邪魔いたします。

「花が」に関して、ウィキが言うところの【文法的主語】は、#4でお示しした論文の【② 主語 (橋本 1969)⇒文法格(表層格)優先】に該当するのだと思います。
「花が」を【① 対象語(時枝 1950)⇒意味格優先】として支持する立場としては、むろん、「私は」を【心理的主語(主題)】として支持する、ということになります。
【文法的主語】として「花が」を主語とする説もある、ということ。
くどい説明になってしまったかもしれませんが、回答内容が誤解を受けないよう補足させていただきました。
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この回答へのお礼

#5、#6のご回答ともありがとうございます。

wikiの【文は前半部分「主語」と後半部分「述語」とからなるとされる。主語とは、それについて「何事か言われるもの」であり、述語とはその言う事柄のことである。】という記述は、すでに私には理解するのが難しいです。
主語の定義はそうだろうけど、「述語とはその言う事柄のこと」?なの?と思い、なんだかわからなく…。


そういえば、先ほど「対象語」があるといいと書きましたが、よく考えてみたら、もしそういうのを設けたら、「私はパンを食べる」の「パンを」が「対象語」ではない、と言うのが難しくなって来そうなので、やはり新しく立てるのはだめかも、と思えて来ました。


多分答えとしては
 ①現時点では、または学校文法では「(連用)修飾語」。
 ②学校向けではなく、真剣に文法を考えたり、定義し直したりする場合には、この「花が」等、ガを取っているけど主語と言い切れないものについては、共通見解は「ない」。
といった状況でしょうか。

お礼日時:2015/08/20 22:39

#4です。


「主語」について少し。
ワイキの記述を基にするのがわかりやすそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%BB%E8%AA%9E
まず、【文は前半部分「主語」と後半部分「述語」とからなるとされる。主語とは、それについて「何事か言われるもの」であり、述語とはその言う事柄のことである。】という定義があります。

「私は花が好きだ」という [ 文全体 ] の主語は何かと言われれば、「私は」になると思います。
ウィキが言うところの【心理的主語(主題)】です。
述部の「花が好きだ」に関して「花が」を主語だと言うことも可能でしょう。
同じくウィキが言うところの【文法的主語】と捉えて良いでしょうから。
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下記論文が面白いと思います。


http://www.i.hosei.ac.jp/odani/hakuba_2001.pdf
専門家の見解は、以下のように分かれているようです。
① 対象語(時枝 1950)⇒意味格優先
② 主語 (橋本 1969)⇒文法格(表層格)優先
③ 目的語(久野 1973,柴谷 1978)⇒文法関係優先
【「文法格」とは「が」「を」「に」のような表層格のことであり,「意味格」は動作主,被動作主,経験者のようなものであり,いわゆる意味役割と等しい概念である。そして最後の「文法関係」というのは,主語,直接目的語,間接目的語などである。】

「目的語」とする捉え方については、
(5)
a. 太郎は花子が好きだ。
b. ? 太郎は花子を好きだ。
という例文を挙げつつ、
【しかし例文(5b.)は(5a.)に比べて容認度が少し落ちる・・・】というのが筆者の評価のようです。
-------------------------------------------------------
詳しくは上記論文をご覧いただくとして、個人的には、
① 対象語(時枝 1950)⇒意味格優先
という説に賛同したい印象を受けます。

「修飾語」だとすれば「連用修飾語」ということになりますが、これは形容詞・形容動詞・副詞だと思うので除外して良いと思います。

「主格補語」は、たとえば、
「彼が社長だ」のように、「社長」と同格を表わす場合の「彼が」を指すのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
内容的に、「対象語」というのがあった方がよさそうですね。

…ただ、「一文」がまずあって、その文の成分を切り分けていく、外側から切り分けていくための用語として、「対象語」が「主語」や「述語」と並べられるかどうか、と考えてみると、なんだかわからなくなってきます…。
しかしやはり「好きだ」という部分の直接の対象に(主語ほどではないけど)なっているのを見ると、やはり「対象語」というのがあった方がよさそうな、…。


余談ですが、失礼を申し上げてすみません、
>「修飾語」だとすれば「連用修飾語」ということになりますが、これは形容詞・形容動詞・副詞だと思うので除外して良いと思います。
「私は学校に行く」の「学校に」も連用修飾語になるので、何かを修飾というか形容しているかどうかと、この語は関係ないと思います、すみません。

お礼日時:2015/08/20 21:32

学校で習う「学校文法」では、No.1の方がおっしゃるように、「私は」が主語と考えます。

「花が」は「連用修飾語」ですが、詳しく言えば「花が」は「好きだ」の「対象」を表すとして区別することがあります。(花)が「好きだ・嫌いだ」<好悪の対象>(歌)が「上手だ・下手だ」<巧拙の対象>(水)が「飲みたい」<希望の対象>(サッカー)が「出来る」<能力の対象>のように区別されることがあります。
 なお、余談ですが、「私は」のような「は」を伴う形は「主題」をあらわす。として「主語」と区別することがありますが、それは学校文法とは異なる文法(例えば「日本語文法」)ですので、区別して考えねばなりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり「連用修飾語」になるんですね。

>(サッカー)が「出来る」<能力の対象>
おお、これについて考えたことがありませんでした。
「私はサッカーが出来る」の「サッカーが」は、質問文に書かせて頂いた「花が」よりさらに「連用修飾語」としてしまうと何か違うような気がしますね。

まったくの余談ですが
>(歌)が「上手だ・下手だ」<巧拙の対象>
「私は歌が上手い」という文を考えると、「象は花が長い」に似て来ますね。ダブル主語になって。
主語を二種類に分けて、前者を題目主語、後者を対象主語、とでもすれば、解決するでしょうか(??)

お礼日時:2015/08/20 20:38

言語の成り立ちは それぞれによって違うはずです。



 よその言語の文法によって わが言語を分析するのは おかしいと考えます。

 【Q:日本語とはどういう言語か。】
  https://oshiete.goo.ne.jp/qa/6422669.html

 【Q:《ぼくハ 〔注文ガ〕 うなぎだ。》は 非線形だ。】
  https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8024959.html


           *


 日本語におけるハ格とガ格について その成り立ちを問い求めます。

 なぜなら

 ( a ) 私ハ お前ガ 好きだ。

 これは まづは

 (α)  《Aハ Bガ Cナリ。 / Cスル。》の構文

 と捉えますが このハ格とガ格の用法は 一筋縄では解けないと考えられるからです。次のようにまったく違ったふたつの解釈が ふつうに・そして互いに自由に対等に できるからです。

 ( a-1 ) 《 Aガ Bヲ 好く》という解釈例: 
  ・ 私が好きな相手は お前だ。

 ( a-2 ) 《 Aヲ Bガ 好く》という解釈例:
  ・ 私を好きなのは お前だ。


 言いかえると ハ格もガ格もそれぞれ同じように 主格(主語格)としてのガ格かまたは対格(目的語格)としてのヲ格かを意味しうるからです。
 言いかえると 文の意味連絡を確かめ明らかにする前の段階では ハ格もガ格(ガ格一般)もともにその意味は確定しない。こういうことになります。

      *

 そこで このように第二次の解釈作業を必要としてその結果明らかになる意味連絡のかたち――そのような文型――を 英文にならって次のように規定します。

 (ω) S(主格)‐V(述格)‐O(対格).

 すなわちこの言わば線形としての論理的な意味を示す S-V-O なる文型は 日本文の( a )文例が 解釈例の( a-1 )および( a-2 )として そのみづからの構文の中に含む文型である。言いかえると 次のようになりましょうか。


 (α) 《 A‐ハ B-ガ C-ナリ。 / C‐スル。》なる構文 ~~~~

   《 A-ハ       B-ガ         C-ナリ 。》
   中心主題‐ハ格  関係主題‐ガ格  論述主題‐述格・法活用(断定法)

   ○ ( a ) 私ハ お前ガ 好きだ。
   ・ 話し手は 《私》を中心主題として提出した。
   ・ そのあと中心主題にかかわる関係主題を《お前》として引き出した。
   ・ そのふたつの主題について 答えを出すとするなら 《好きだ》という内容とかたちで提示した。
   ・ この段階ではまだ文の意味が明らかではない。あとで分かることとしては ( a-1 )および( a-2 )の可能性をもって両義的である。
   ・ すなわち この(α)の構文は 全体として非線形の構造を有していて その中に線形の文型(ω)をも宿している。

  ○ (ω) S(主格)‐V(述格)‐O(対格).~~~~~~~~
  ( a-1 ) 《 Aガ Bヲ 好く》という解釈例: I love you.
   ・ 私が好きな相手は お前だ。

  ( a-2 ) 《 Aヲ Bガ 好く》という解釈例: You love me.
   ・ 私を好きなのは お前だ。
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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この回答へのお礼

>よその言語の文法によって わが言語を分析するのは おかしいと考えます。
ええ、なので
>目的語か補語かと思いましたが、そんな言葉は国語にないみたいでした。
と目的語や補語といった英文法の用語は排除し、国文法ではなににあたるか?というのが質問の趣旨でした。

申し訳ありません、最後まで読んでも、結局「花が」が何語ということになるとおっしゃろうとしているのか、読み取れませんでした。失礼いたします。

お礼日時:2015/08/20 20:24

その文だと「私は」が主語(動作や状態の主体)、「好きだ」が述語(主語の動作や状態を表す)、


「花が」の部分は修飾語ですね。
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