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PTA役員を数年持たせていただき、学校統合に関わっております。
子供が通学している学校は、私も卒業した学校ですが生徒数も30人をやっと超える小規模校です。
4年前くらいから学校統合の話が出てきており、今年から統合準備委員会が設置され来年度から隣の小学校(100人くらい)に移る予定です。(2校⇒1校に統合)

統合に向けては、田舎の学校なので「過疎化が進む」「前年保育所もなくなり小学校もなくなっては何もなくなってしまう。」という意見もあり行政と対立傾向にあったのですが話し合いを重ねていく中で地区が歩み寄り統合の方向に進んでいます。
が、私は統合の話をストップ(中止ではなく)できないか考えています。

地域(保護者)の不安理由として
○学年によっては2人しかいない学級もあり、今後も継続すればクラスとして成り立たなくなるかも知れない。
○現在複式学級ではないが、今後児童数減少が続けば複式学級になる可能性が高い。
○通学がどうなるのか。朝は集団で通うことが出来るが、帰りは1年生一人で帰宅することも考えられる。その対応はどうなるのか。
○廃校になる学校の児童は、通い慣れた学校や今までのスタイルが変わってしまう。両校が新しい学校としてスタートするために「吸収合併」ではなく「統合」して新しい学校に通うという思いでスタートして欲しい。両校の歴史を切って新しい学校として進んで欲しい。アウェー感を子供に作りたくない。
○学校をなくしてすべて(市内の学校)の学校を同じ人数配置、同じような規模にする必要があるのか。小さな学校だから「ダメ」ではなくその学校の特色を生かす方法で存続することはできないのか。文科省や教育委員会が推奨する学級人数に馴染めない児童は行き場がなくなるのではないか。小規模学校だからといってデメリットばかりではない。メリットを活かすことは考えないのか。

など色々な思いがあります。

私はPTA会長をしており、小さな地域なのでいろいろな意見が耳に入ってきて推進派・存続派の思いもよくわかります。私としては中立の立場を取りたいのですが個人の思いとしてグループワークや集団スポーツの難しい状況を考えると統合側に思いは寄っています。

ただ行政は地域住民や保護者には見えない水面下で話を進めており、私たちの思いや提案を訴えても「できない」「他地域で行った経緯もあるがうまくいっていない。」「統計ではこうなっている。」等の返答しか帰ってこず保護者住民が訴えても行政からは強い口調で返答される。曖昧な返答しか帰ってこない。というような話し合いの中で進められています。行政の敷いたレールからはみ出さないように誘導されているようにも思います。とても不安です。

現在、統合準備委員会では各校区から保護者、地域役員が同数出席しています。
校名も対等な統合と言われながらも話し合いの結果、相手校の校名になり(反対をしましたが)保護者からは不安不満が強く出ています。「新しい学校と言いながら結局合併なんだ。」と言われる方もあります。

そして勉強不足だったのですが、この統合委員会も議会に通っていない中で進められていることが分かり、それを承知で教育委員会は進めていること。今後私の地区以外にも統合を行う地区は数箇所あります。このような行政のやり方は正当な方法なのでしょうか。私の地区が市内で最初の統合です。他地区にも影響します。

ちなみに校長先生、教頭先生は統合推進です。私はきちんと説明ができるように順序を明確にし慎重に進んでくれることを願っています。大切なのは「子供たちの学校環境」「ふれあいを通して心も身体も育ってほしい。」だと思っています。

勧める行政に不信感を持っており、他地区の統合がどのように進められているのか知りたく質問させていただきました。

質問者からの補足コメント

  • へこむわー

    行政と話をすることは数回行われましたが、回数を重ねることに不安も感じます。話し合いの回数を重ねると例え反対意見が多くても「これだけの回数説明会を開き、ある程度の了解は得られた。」との判断材料にカウントされるようで怖いです。行政も国や県の方針や補助金の件もあると思うので焦っていると思いますが、しっかり話し合って行きたいと思っています。強硬に進めていく思いが強いように感じています。他の行政機関や県に相談することも考えましたがどうしていいのか解決方法がわかりません。保護者は「どうせ止まらないから」と諦めておられます。

      補足日時:2015/09/01 11:26

A 回答 (2件)

あえて反対意見を書かせて下さい。

相手の考えがわかれば、策も練られるかもしれない、そういう意味での助言・支援になることをお許し下さい。

私は質問者の学校と同程度の規模の少人数校(小学校)出身です。既に廃校・吸収合併され、校舎跡さえ残されていません。その経験からいえば、少人数「クラス」は支持できますが、少人数「学校」は全く支持できません。

おそらく校長・教頭は口に出せないことと思いますが、在籍する子どもの選択肢があまりに少ないからです。家内と話していても、家内が当然のように経験していることが、私には全くわかりません。友達や教師との人間関係だって、大規模校少人数クラスであれば隣のクラスへ逃げ道もあります。小規模校には逃げ道がないのです。
複式学級で過ごすことの長期的デメリット、多くの子ども集団のなかでもまれたことがないという経験の少なさ、どれも子どもの教育には致命的です。質問者も挙げていますが「グループワークや集団スポーツの難しい状況」を、この少子化のなかで、あえて逆行する意味が理解できませんし、子どもの教育にとって有益とは考えにくいのです。環境が変わることについても、日本全国の転校生が経験していることで、特に大きな問題とは感じません。デメリットばかりとまでは言いませんが、メリットが少なすぎるのです。

つまり、質問者の主張は、子どもの教育上の視点からには聞こえないのです。大人のため、地域振興のため、というふうに聞こえます。当の子どもにとって、学校の「吸収合併」か「統合」だって、そんなに大きな問題でしょうか(そんなこと言えば、なじみの店の閉店、自分が仲良しの友達グループの解体、祖父母の死、別れはみんな悲しいことです)。未来を背負う子どもたちにとって、ノスタルジーに浸る余裕などないのではないかと思います。

言い換えれば、議論をストップさせるためには、私のような「反対」論者を論破する説得力ある強い論調が必要なのだと思うのです。
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元教師です。

私が元いた勤務校でも、同じように合併の危機にさらされました。相手の学校までは8kmも離れていて、市内でも有数の大規模校です。当然地域を挙げて反対運動が起こりました。それは、すごい反対運動でした、地域の全家庭の老人が学校に集まりました。多くの市会議員の協力も得て、教育委員会にも何回も陳情に要っています。合併反対の旗が学校周辺にたくさん立ちました。
 結局、その学校は、市内の全ての学校から、不登校や、自閉症、などの学習障害がある子ども達を全て受け例れる特別な学校として今でも残っております。
 大牟田市の上内小学校です。よろしかったらこの学校の合併反対運動は参考になるかと思います。
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