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排水管の施工に関して教えて下さい。
管工事学科の一文より
【排水横枝管に器具排水管を合流させる場合には、排水横枝管の上部に接続する。】
という一文は適当ではなく模範解答として
【器具排水管を合流させる管は、水平又は水平と45度以内の角度で接続する。】
とありました。

しかし、下水道の本管と合流するする際は教本に
[取り付け部は本管に対し60度または90度とする]と記載されています。

器具排水の屋内接続と下水本管の埋設接続の角度の違いはとはなんでしょうか?
どの様な影響から角度に違いが出ているのでしょうか?

A 回答 (1件)

基本的には、下水道管と建築設備の屋内配管の接続継手が違うのが原因です。


建築設備配管の場合は、合流継手(TY、Y)などを使用した割込継手配管であるのに対して、下水道本管接続は、基本的に下水道配管に削孔して接続します。
つまり、下水道本管の場合は、配管頂部から120°以内に接続しないと、接続部からの漏水の危険性が高くなります。
建築設備配管の場合は、横枝管の口径が小さいので、T字継手などで、頂部に接続した場合は、排水の跳ね返りや、通気管として機能してしまう可能性があるので、そのような接続は基本的に行いません。(TYなどでの接続も通気として機能する場合があるので、同様です)
空調ドレン配管など、固形物が流れず、配管に対する流量が少ない場合は、T字継手で接続する場合もあります。
下水道配管は、取付管に対して、充分大きい場合が多いのと、接続桝で圧力が開放されているので、取付管が通気管として機能しても、排水の流下に支障は生じません。
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この回答へのお礼

解決しました

下水本管の接続は漏水も関係していたのですね。
屋内排水については跳ね返りや通気の関係でしたか。
納得です。

お礼日時:2015/10/31 13:33

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