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引退後どうするんですか???

A 回答 (2件)

プロ野球最年長勝利記録保持者の山本昌(やまもとまさ)が50歳で引退した。

大きな悔いが残るという山本が野球への未練を吐露する。

 できれば生涯現役でいたかった。僕が2軍で一つもアウトを取れないとか、このストレートじゃ無理だと思えれば、納得して引退しました。けど、まだ勝負できる球を投げられてましたので。ただ50歳という年齢と、今のチーム状況を考えたら「やめなきゃいけないな」と。その決断自体に悔いはないです。やり残した悔いはたくさんあるんですけど。

 なんといっても世界最年長勝利記録に届かなかった。大きな悔いです。自分だけの話じゃなく、「中年の星」だとファンの皆さんが注目して応援してくださって……その期待に応えられなかったのが一番悔しい。でも、そのときそのときはきっと一生懸命やっていたはずだし、今、間違いなく一生懸命やったな、という自信はあります。だから、悔いはあるけど後悔はないんです。

 引退を決めたとき、一番に報告したのは星野(仙一)さんです。親よりも先に電話しました。「よく頑張ったな。お前は本当に体が強くてよかった」と言われまして、僕は涙があふれてきて何もしゃべれませんでした。「野球のことだけ考えて人生終われ」とも言われ、遊んでる暇はないぞと。とんでもないこと言う人ですね(笑)。僕という人間をわかってるから、そういう星野さんらしい激励をくれたんだと思います。

 32年間で思い出深い試合は1989年の5月末のジャイアンツ戦ですね。前年にアメリカ留学から帰ってきて5連勝、優勝も経験した。それまで毎年クビになるのが怖くてビクビクしてた僕が、「よし! これからだ」と迎えたシーズン。4月から13試合投げて、まったく勝てなかったんです。「去年の好調は夢か」「まぐれだったんだ」と。自信を失いかけていたとき、ジャイアンツ戦に僕が先発した。どう考えても勝ち目ないんですよ。相手は7連勝中で、先発は桑田(真澄)投手。そんな試合を1対0で勝てましてね。完封です。「これでやっていける! 大丈夫だ!」と確信できる試合だった。試合が終わった瞬間に泣いてました。終了と同時にマウンド上で泣いたのは、あの試合と引退試合の二つだけです。

 引退してから、ゆっくりしたいという感覚がないんですよね。もっとやりたかった気持ちのほうがずっと強い。趣味のラジコンしたいと思わないですもん。今は野球に触れていたいなと。たまに球場に来て、練習の声が聞こえてくると、「ああ、もうあの仲間には入れないのか」とさびしくなります。

 休むのが気持ち悪いので、引退後は毎日1時間くらい散歩してます。将来野球に携わりたいし、老けちゃいけないなと思ってますので。

 この年までやれたのも体を動かし続けてきたから。僕らの世代に伝えたいのは、最初は動かなくても、やり続ければ意外と全盛期と変わらない動きができるということ。毎日少しずつでも苦しくない努力、やれる範囲の努力を続ける。心なんて自分の持ちよう。気持ちの継続よりも、体を動かす継続が大事です。昔できてたのなら今できないことは絶対ないと伝えたいですね。

http://dot.asahi.com/wa/2015110400069.html?page=1
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基本的に金は十分に持っているのです。


ですから金でなくて自分がやりたい仕事をすると思います。
無料で少年野球のコーチをしても良いし、野球解説でも良いのです。たいていの野球人なら一番やりたいのは監督でしょうから、今後監督を目指して仕事をされると思います。
 一番見苦しいのは野球人がお笑い芸人なる事ですね。清原みたいにはならないで欲しいと思います。
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