IS＝イスラム国、壊滅・消滅・抹殺させる気って、米・英・仏・独・露…って、本当に本気なんですか…？

よく全く解りません、なので教えてください。

IS＝イスラム国、空爆しているだけでは、壊滅・消滅・抹殺…、なんてできる訳がないだろう、てなことは、米・英・仏・独・露…その他、皆が解っていることでしょ？

陸軍を侵攻させれば、まぁマズは完膚なきまでに、叩きのめして、終結させられる、ってコレも皆が当然に解っていることでしょ？

米・英・仏・独・露…その他、どれでもどこでも何でもいいですけど、装甲車や戦車やで、陸軍が攻め入ってしまえば、簡単に済んでしまって完結なんでは…？
なんせ相手は、乗っているのがトヨタのランクルで、振り上げて持っているのはカラシニコフなんですから…。

そりぁ、陸軍を投入して地上戦になれば、多少成りとも犠牲兵が出るでしょうけど、それを危惧して嫌がっての地上戦拒否…なんですか？そうなんでしょうか？

そんなことでは、ヤッパリ、IS＝イスラム国って、壊滅・消滅・抹殺なんて、されないでしょうねぇ、永遠に多分…。

で、結局、どうなんでしょうか？このシリアの事態は？
教えてください。

No.2 ベストアンサー 回答者： tanzou2 回答日時： 2015/12/01 08:12

そもそもですが、シリアに石油はほとんど出ません

から、欧米諸国はシリアなどどうでもよいのです。

しかし、シリアは、親ロシア、親イラク、反イスラエル
です。
放置して、アサド派が勝利してしまえば、ロシアが
喜び、イスラエルが困ります。

一般市民に犠牲者が出ていることもあり、欧米は
渋々重い腰を上げた結果が、空爆でお茶を濁す
という作戦です。

だから、犠牲者まで出して、何とかしよう、なんて
ことは毛頭考えていません。

それどころか、混乱が増せば増すほど、得するのは
イスラエルだし、低迷している石油価格高騰も
期待できます。

ということで、御指摘の通り、壊滅しよう、なんて
ことは考えていないと思われます。

この回答へのお礼

なるほど、「イスラム国と対話すべき…」などと言っているTVのコメンテーターって何を考えているんでしょうかねぇ、ありがとうございました。

お礼日時：2015/12/01 09:03

No.3 回答者： bettybanana 回答日時： 2015/12/01 13:11

皆が解っていることでしょ？

彼らが国を主張していても、現実、国境は持ちません。アフリカ、中東、アフガニスタンあたりまで拡散していて、ヨーロッパ各国にも影響を受けている人たちが潜んでるようですから、ラッカあたりが拠点ではないかと伝えられていても、各国の民間人と区別がつかない以上は、地上戦は難しい。その段階は、過去の対米戦で終わっていると聞かされました。　今は、資金源になっている施設を破壊したり、武器庫や武器の輸送ルートを破壊するほか無い分けです。そうすればISは、いずれは活動できなくなり縮小してゆくでしょうし、風邪などの疾患ウイルスと一緒で、一定上に増殖しなければ人体にとっても、それほどの脅威では無い分けで、犯罪レベルまで抑制できます。その為に各国協力での対策が必要な様子です。

現在は、カラシニコフの他、小型のミサイルや弾薬、ロケットランチャーなんかも使われているようですよ。

現シリア、元々は、石油の買い付けが、ISの資金源になるっているということでの紛争のようですが、大国も関ってきているので、このまま状況が進むと、世界にとっても、かなり苦境に陥る危険が予測手できます。彼らが何処の国の支援で、どういう団体で、なぜアサド・シリアを攻撃しているのか、まだ良く分かりませんが、反体制派も含めて、ISを共通の敵とすれば、ひとまずは方向性も見出せるはずなのだろうけど・・

この回答へのお礼

なんだかなぁ、ですね、どうもありがとうございました。

お礼日時：2015/12/01 13:57

No.1 回答者： benesuto 回答日時： 2015/11/30 23:40

＞米・英・仏・独・露…その他、皆が解っていることでしょ？

はい、そうです。
＞陸軍を侵攻させれば、まぁマズは完膚なきまでに、叩きのめして、終結させられる、ってコレも皆が当然に解っていることでしょ？
それは、不可能です。
＞装甲車や戦車やで、陸軍が攻め入ってしまえば、簡単に済んでしまって完結なんでは…？
これも、不可能です。
＞陸軍を投入して地上戦になれば、多少成りとも犠牲兵が出るでしょうけど、それを危惧して嫌がっての地上戦拒否…なんですか？そうなんでしょうか？
地上戦を行えば膨大な犠牲者と第二、第三、第四の反西側勢力が生まれ、決して勝利する事が不可能だと知っています。

＞どうなんでしょうか？このシリアの事態は？
今のイスラム国が勢力を保っている状態が、世界や周辺国にとって最良の状態です。なので、このままの状態が続けば良いと思っています。

まず、シリアにはアサド政権とイスラム国、アルカイダ系のヌスラ戦線、シリア自由軍（という寄合所帯）の他に、7,000ほどの武装組織が存在します。それらは全て反西側、反西欧です。唯一、理解があるのはアサド政権なのですが、打倒アサドで戦争を始めた欧米側からすれば手を組むことはできません（アサド政権も報道されないだけで、イスラム国以上に非道です）。
次に、シリアに介入している国は米・英・仏・独・露以外にサウジアラビアとイスラエルの湾岸連合（対イランで手を結びました）、イラン・イラク連合、トルコ、中国（武器の供給）があります。その内で、イランのみが革命防衛隊という地上軍とイラクのシーア派民兵をシリアへ派遣していますが、それでも勝てていません。

仮に、米・英・仏・独・露の一国もしくは全てが地上軍を派遣すれば、戦争は反アサド政権対アサド政権擁護対イスラム国、クルドから、欧米対スンニ派対ロシア・シーア派同盟という第三次世界大戦となってしまいます。ちなみにクルドはイラク側は親米、シリア・トルコ側は親露となっているので、クルドのみで国家が成立することはないでしょう。

この回答へのお礼

ひぇー、超複雑奇々怪々なんですね、ダメだコリァ状態ですか、詳しいご説明どうもありがとうございました。

お礼日時：2015/12/01 08:58