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ドラマやアニメには多く聞くのは【お前ら】という言い方です。

1 【お前ら】は【お前たち】と比べて話簡潔の時に使いますか。こんなことがありますか?
2 それとも、【お前ら】は純粋に人を貶すときに使いますか。
3 どんなとき【お前たち】と言いますか

A 回答 (5件)

1 【お前ら】は【お前たち】と比べて話簡潔の時に使いますか。

こんなことがありますか?

いえ、そういう目的で使うわけではありません。

2 それとも、【お前ら】は純粋に人を貶すときに使いますか。

貶すときにも使いますが、それ以外にも使います。
「お前ら、良くがんばったな」のように褒める場合にも使える。
「お前」は、
a.親しみを込めて、同輩や目下の人間を呼ぶ場合。
b.少し見下した感じで、同輩や目下の人間を呼ぶ場合。
に使います。
【お前ら】の場合、「ら」が蔑視の意味で使われているため、b の意味になります。
因みに、「貶す」と「見下す」では意味が少し異なりますので、ご注意を。

3 どんなとき【お前たち】と言いますか
:
基本的には2と同じで、 a と b 2とおりの場合に言います。
ただ、「たち」は単純に複数を表わす接尾語で、「ら」のような「蔑視」の意味はありません。
そのため b の場合でも、「見下す程度」は「お前ら」よりも低いと言えます。
丁寧に言いたい場合は、「あなたがた」と言います。
・あなたがた>あなたたち>あなたら>お前たち>お前ら
の順に敬意は低くなります。
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尊称・謙称・卑称という敬語の意味を加えた呼び方は、「あなた」・「君」・「おまえ」のような「人称」とそれに付く「たち」・「ら」・「ども」のような「接尾語」との組み合わせで決まってきます。

人称については、多分始終使っていてご存じと思いますから、「たち」・「ら」・「ども」などの接尾語について説明します。
 昔使用は、「たち」=尊称(複数を含む)、「ら」=親愛・謙譲・卑称の意味合いがあり、やはり複数を含みました。「ども」は人間以外にも使い、敬意を離れた用法もありましたが、人間に使う場合は卑称が多かったようです。
 「たち」は「君たち」から「公達(きんだち)」のような言葉が生まれました。
 「ら」は万葉の「憶良<ら>は 今は罷らむ 子泣くらむ…」の歌で知られる「謙譲」の意味や、やはり万葉の「あま乙女<ら>が 乗れる舟見ゆ」のように複数を表しました。「あま乙女<ら>」親愛の感じと捉えてもよさそうです。
 「ども」は複数を表すとともに、見下した意(卑称)を兼ねていました。「犬ども」「こまごましたことども」のように人間以外に使うこともあり、卑称として「子ども」のような言い方も残されています。中世以後は「者ども、進め」と言ったり、「野郎ども」のようなヤクザ言葉もありました。その一方で「私ども」のように謙称に使われました。
 こういう区別は今も残していることがあって、関西の一部では他人の子を「子たち」と呼び、自分の子を「子ども」と呼ぶ人がいます。
 さて、現代ではどうなっているかが問題です。
「ども」昔でも「卑称」の意味合いが強かったので、今はほとんど使われなくなりましたが、わずかに「子ども」という語に形を残すか、「私ども」という謙称で使われるのみです。残されたのは、「たち」と「ら」だけですが、「たち」が昔のように尊称として使えるかというと、「あなたたち」「君たち」だと何とか品位は保てるが、「お前たち」やさらに「てめえたち」になると、尊称どころか卑称にもなりかねない。江戸末期のヤクザを主人公にした,芝居の台詞「赤城の山も今宵限りか。可愛い子分のてめえ達とも別れ別れになる旅出だ」のように子分に対する呼び方です。
 「ら」に至っては、「あなたら」「君ら」「お前ら」「てめえら」、全部この後に「の世話になるものか」というような否定的な言葉が付きそうです。そこで尊称として使えそうなのはNo.4の方もおっしゃった「方(かた)」の登場です。卒業式などで「先生たち」ではむしろ失礼で、「先生がたにお礼を申し上げます」とするべきところです。ただ、「ぼくら」「ぼくたち」「わたしたち」のように自分の側に使うと、なんとかなりそうです。
 あと、複数だけを考えるなら、「これら」「あれら」「馬ら・馬たち」の形で言うことが可能です。「日本語には『複数』を表す表現がない」と言われるが、実は昔はあったのです。それが敬語と重なったため失われていったのです。「など」という助詞を使ったり、「等(とう)」という漢語を使うこともあるが、それが複数を表すかどうかははっきりしないのです。
 以上、長くなりましたが、現代語の部分だけでも理解してもらえばありがたいと思います。
>3 どんなとき【お前たち】と言いますか
 複数人に向かって使い、ほとんど尊敬の意味がなくて、むしろ対等以下の人間に使います。そのような意味合いは「たち」ではなく、「お前」から来ます。「あなたたち」だったら、対等以上の人にも使えます。
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どちらも目下・下位の者(複数)に対するぞんざいな言い方ですが、


「たち」よりも「ら」のほうが、ぞんざいな感が強いと言えます。
社会人の世界では、どちらも使わないほうがよい&使ってほしくない言葉です。

辞書によれば、
「たち(達)」は古くは主として神や貴人だけに使いられたそうです。
「ら(等)」は親愛・謙譲・蔑視の気持ちを表すとあります。

今どき、小学校の熱血教師が児童に向かって親愛の情を込めて「お前ら」と言ったりする場面は考えにくい。
下町ロケットで佃社長が社員たちに向かって「お前ら、本当によくやった。ありがとう!」と呼びかけていました。よほど親密な関係がないと「お前ら」とは呼べませんね。「何やってんだ、お前ら!」はパワハラになりかねない。
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「お前ら」は、かなり男性的で荒っぽい言葉です。

タイプとしては、「俺」「~しろよ」なんかと同じ。貶す為の専用ではありません、ただ荒っぽいだけです。大勢いる中で、威勢の良さを表現したい時なんかにも使ったりする人はいます。
仲間内や目下に使う人も中にはいますが、男性でも使わない人は使わないです。ネイティブでない人は基本的に使う機会はない言葉だと思います。
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(1).人を表す名詞・代名詞,また指示代名詞に付いて,複数であることを表す。


(2).目上の人を表す語には付かない。
 例 「ぼく-の誓い」 「われ-」 「おまえ-」 「こども-」 「やつ-」 「これ-」
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