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算数の問題で困っております。色々なサイトを見ましても下記問題の類題が見当たりません。解法をよろしくお願い申し上げます。

(1)15%の食塩水 □g から、水を40g蒸発させると、濃度が20%になります。

(2)14%の食塩水 □g から、水を120g蒸発させると、濃度が20%になります。

もとの食塩水の重さを(□g)を求めなさい。

A 回答 (7件)

(1)濃度15%の食塩水100グラムがあったとすると、15グラムの食塩と、85グラムの水でできています。


一方、15グラムの食塩で濃度20%になる食塩水は、
  15(g) ÷ 0.2 = 75(g)
です。水の量は
  75(g) - 15(g) = 60(g)
です。
 減った水の量は
  85(g) - 60(g) = 25(g)
です。40g 蒸発してこの関係になるには、最初にあった食塩水を 40/25 倍して、160g にします。

 そうすれば、
   最初:濃度15%の食塩水160g = 食塩 24g 、水 136g
      ↓ 水 40g が蒸発
  蒸発後:食塩水120g = 食塩 24g 、水 96g
      濃度は、24(g) ÷ 120(g) = 0.2 = 20%
ですね。

 ですから、最初の食塩水の量は「160g」です。

(2)同じようにやってみます。
濃度14%の食塩水100グラムは、14グラムの食塩と、86グラムの水でできています。
一方、14グラムの食塩で濃度20%になる食塩水は、
  14(g) ÷ 0.2 = 70(g)
です。水の量は
  70(g) - 14(g) = 56(g)
です。
 減った水の量は
  86(g) - 56(g) = 30(g)
です。120g 蒸発してこの関係になるには、最初にあった食塩水を 120/30 倍して、400g にします。

 そうすれば、
   最初:濃度14%の食塩水400g = 食塩 56g 、水 344g
      ↓ 水 120g が蒸発
  蒸発後:食塩水280g = 食塩 56g 、水 224g
      濃度は、56(g) ÷ 280(g) = 0.2 = 20%
ですね。

 ですから、最初の食塩水の量は「400g」です。
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この回答へのお礼

ご丁寧におしえていただき誠に有難うございます。
皆様のご回答甲乙つけがたいのですが、このご回答をベストアンサーにさせていただきます。

お礼日時:2015/12/28 21:29

>色々なサイトを見ましても下記問題の類題が見当たりません。


濃度問題は今後もとても大事な概念ですから、しっかり身につけておきましょう。
いちいち方程式を立てていたら大変ですし、方程式を作るときも絶対に必要です。
★それを身につけるために「色々なサイトを見ましても」はダメなのですよ。まずは教科書の基本を身につけること。5年生の[割合]あたりですね。
[割合] = [ある量]/[基準の量]
   [ある量] = [割合] × [基準の量]
   [基準の量] = [ある量]/[割合]
 濃度の場合は、
[割合] → [濃度]
[ある量] → [溶質の量]
[基準の量] → [溶液の量] = [溶質の量] + [溶媒の量]
となるだけです。
 この基本さえ身についていれば、「色々なサイトを見ましても」の必要はないはずです。
 解けないということは、たったこのひとつの原理さえ身についていないということです。

★濃度の場合は常に溶質、溶媒、溶液を個別に考えること。
★解法ではなく、何を考えているかを理解しながら読む。
(1)15%の食塩水 □g から、水を40g蒸発させると、濃度が20%になります。
 溶媒の量、溶液の量が40g減ったけど溶質の量は変化していない。
 point: [基準の量]が40g減ったけど[ある量]は変化していない。

★算数的な解き方
 濃度が 15% から 20% に高くなっているので、溶質の量が変化しないのなら、
 溶液の量は、85% から、80%になっているということ。
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 言い換えると、その差の5%が蒸発した水の量なので、
  [ある量] = [割合] × [基準の量] から、[ある量] = 20% × 40g = 8g
  それは、まさに「溶液の量は、85% から、80%になっている」の(5%)なので
    8g/5% = 8/0.05 = 160g
    ※1 [20%/(20-15)%] × 40g

★数学的解き方
問題文に書かれているのは
[ある量] = [割合] × [基準の量]
     = 20% × [元の食塩水の量 - 40g]
[ある量] = [割合] × [基準の量]
     = 15% × [元の食塩水の量]

すなわち、
20% × [元の食塩水の量 - 40g] = 15% × [元の食塩水の量]
20% × [元の食塩水の量] - 15% × [元の食塩水の量] = [20% × 40g]
(20% - 15%) × [元の食塩水の量] = [20% × 40g]
[元の食塩水の量] = [20% × 40g]/(20% - 15%)   ※2
[元の食塩水の量] = [20% × 40g]/(5%)
[元の食塩水の量] = 20/5 × 40g
[元の食塩水の量] = 4 × 40g
         = 160g

(2)14%の食塩水 □g から、水を120g蒸発させると、濃度が20%になります。
解き方同じなので詳細は省く
★算数的解き方
  ※1 [20%/(20-15)%] × 40g
     [20%/(20-14)%] × 120g
   = 400g
★数学的解き方
  ※2 [元の食塩水の量] = [20% × 40g]/(20% - 15%)
   = [20% × 120g]/(20% - 14%)
   = [20% × 120g]/(6%)
   = 400g

※ 類題を探すのではなく、解けないということは基礎ができていないことの証なのですから、基礎に帰りましょう。必ず道が見えてくるものです。
 濃度や割合の基礎とは、[基準の量][ある量][割合]が夫々何であるかを、読み解くこと。
 これは、算術だろうが数学だろうがまったく変わりません。
 読書--絵のない奴だよ--をしっかりして、言語能力を身につけること
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No.5さんの考えを借りた上で天秤図を考える。


濃度20%の食塩水(□-40)gと
濃度0%の食塩水40gが
濃度15%のところで釣り合う(0%からの長さ:20%からの長さ=3:1)
□-40=40×3=120
□=160
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> (1)15%の食塩水 □g から、水を40g蒸発させると、濃度が20%になります。



そのビデオを逆回転で見ると、

濃度20%の食塩水?gに水40gを加えたら、15%の食塩水□gになった、

でしょう。
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この場合は「塩の量は変わらない」所がポイント。



(1)では、まず一定量の食塩を何gかの水で希釈し20%の濃度の食塩水を作るための計算式を作る。
 次に、そこへ一定量の食塩を何gかの水で希釈し15%の濃度の食塩水を作るための計算式を作る。
 共通なのは食塩の量。(食塩の量はaでもyでもよい。どうせ計算途中で消えてなくなる)
 水の量は、
 15%の時を知りたいのでxとする。
 20%の時はxから40gを引いた量とする。
 あとは連立方程式を解くだけ。

(2)も同様。

・・・
No.1でも指摘されているが、質問の意味を理解していないのではないかと思う。
「何を求める」のかを設問から正しく読み取ろう。
(理解を促すために今回のように、あえて数式を示さない回答に徹することがある。
 他社が示してくれるだろうから…と、それを当てにしているわけではない)
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(1)


15%の食塩水は、0.15×□gの食塩と0.85×□gの水でできています。
ここで、水を40g蒸発させると、
0.15×□gの食塩と(0.85×□ー40)gの水でできている食塩水になります。
これが20%なので、
0.15×□÷(0.15×□+0.85×□ー40)=0.20

0.15×□÷(□ー40)=0.20

0.15×□=0.20×(□ー40)
というわけで

0.15×□=0.20×□ー0.20×40

0.15×□=0.20×□ー8

ー0.05×□=-8

□=-8÷(-0.05)=160

(2)
同様に
0.14×□=0.20×□ー0.20×120

0.14×□=0.20×□ー24

ー0.06×□=-24

□=-24÷(-0.06)=400
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高校の理科の教師です。


こんな問題は小学校でできる必要はありません。
それよりも中学校以降で文章を読んで方程式を作れる能力の方がずっと大事です。
旅人算や鶴亀算ができて神童と言われた小学生が高校で伸びない理由はこれです。
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