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あの世の風景

そこは無限の広がりをもつ空間であった。
ただただ灰色の世界が果てしなく無限に続いていることが分かった。
そこには風もなく、音もなく、途方もなく静かな世界であった。
味も匂いもしない世界であった。
目も耳も鼻も口も全てが無用の世界であった。
もちろん空気もないが呼吸する必要さえない世界であった。
そこは物影1つなく如何なるものも存在しない完全無の世界であることが直ぐに分かった。
そこには自分の姿さえなかった。
そこには時間は存在せず、如何なる変化も、如何なる動きもない完全に静止した世界であった。
そこは途方もなく安定した世界であることが分かった。
そこは如何なる変化も、如何なる動きも受け付けない途方もなく安定した世界であった。
その中ではあらゆる物が意味を持たないことが分かった。
それが空間なのか平面なのか点なのか考えることさえ無意味であると気付いた。
そこは完全なる無の世界であった。
そこにおいては生前の行いなどありとあらゆるものが全て無意味であることが分かった。
これこそ正真正銘のあの世であることが分かった。
それと同時に途方もない安堵感と幸福感に包まれた。
暫くすると眠くなってきた。
もー何も考える必要はないのである。
そして眠入った。
もー永遠に目覚めることはあるまい。
 


人はあの世に旅立つとき、あの世の風景に出会うのではないでしょうか。

A 回答 (6件)

ちなみに、この世も無限の広がりをもつ”空間”ですね。

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死んだらわかりますよ!

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目も耳も鼻も口も全てが無用の世界であった。


   ↑
灰色の世界なのに、眼もいらないのですか。


その中ではあらゆる物が意味を持たないことが分かった。
    ↑
安定も意味を持たないんですね。
ならどうして安定だとわかるのですか。


そこは完全なる無の世界であった。
    ↑
冒頭で、灰色の世界、と言っているでは
ないですか。
色も無いのでは。
安堵感も幸福感も無いはず。
有ったら完全な無とは言えません。
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あの世などに旅立たなくてもそうですよ。


何もありはしません。時間、空間、なにやら、かにやらを存在させているのはあなたです。アルケーもね。
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好き勝手 に 持論展開してれば。



あの世の風景、あなた正気。

誰が証明 するの。
出来る訳無い だろう。

車窓からの風景 と、勘違い してないかい。
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お前が人の道ならば人の道をせよ。


私がこう述べたら、どうしてお前の心はいがむのだ。
お前が哲理を問うて私が哲理を述べたらどうしてお前の心はいがむのだ。
いがむ心に、ひねくれる心に真理は開示されない。
普通に普通の生活に真理が潜んでいるのだ。
今までのお前はだめだぞ。これは正月だから述べたのである。
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