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名望家政党は戦前の初期に代表されるもので、戦後はそのような特徴はないということですが、何か引っかかるというか、本当にそうなのか疑問です。

 実際は強力な地盤を持つ代々の政治エリートが保守層を取り込んでいるような、それも、自分の支持者が固定化されていてパトロヌスとクリエンテスのような関係があるのではないかと気になったのです。

 投票行動で言う政党帰属意識が強いのかなと思ったのですが、政治学では合理的な投票行動を前提にしているらしく、必ずしもそうではないと言われているそうなのですが、かつて良く聞いた「○○王国」とかはその表れなのではと思いました。

 若い世代は争点とかで投票しようとするのでしょうけど、昔から代々この人を政党を応援してきたからという理由で投票する有権者も意外といるんじゃないかと思ったのですが、どうなのでしょうか?

A 回答 (2件)

あなたの指摘はもっともです、マックス・ウエーバーはマルクスが資本論で「食い物恨みは恐ろしいぞ」と言ったのは尤もだけど、既に産業革命後で収奪の形式がマルクスの指摘からずれ始めている事、つまり食い物の恨みだけじゃ無い、だって死人が街の真ん中に転がってはいない。

ウエーバーは巨大な宗教社会論集や入門書の資本主義の倫理とプロテスタンティズムで、中間層の行動の規範がマルクスの予見とずれ、文化には自律性がある事を主張しました。またマルクスも後にレーニンも「帝国主義論」で熟れた資本主義が銀行資本主義へと変貌する事を予見しました、二人とも社会主義革命は倫理性の高い労働者が搾取に反発して組織化され社会主義へ移行するシナリオを描き、二人とも「ルンペンプロレタリアート」を非常に嫌悪しました。だが二人のシナリオは実現しなかった、一つには支配者側が搾取ばかりでは中間層が反発することに気が付いたからです、で、社会保険を導入した、中間層はかなり満足しました。だがロシア、中国では農奴レベルで教養の全く無い巨大な層が爆発しかかっていた。レーニンはロシアとドイツの軋轢を好機と捉えざるを得ず、亡命先のドイツからロシアに戻り、小さな中間層で「革命」をおこなわざるを得なかった、ロシアは日露戦争で莫大な出血を余儀なくされていたので、中間層は否応なく着いて行くしか無かった。農奴層など扇動に乗っただけ。以前司書だった毛沢東は非常に大きな視野を持っていたが、レーニンの死後、独裁体制を作ったスターリンに刃向く事が出来なかった、中国の中間層など無いに等しい、孫文などの硬骨漢はいたが、カリスマが足りず多くの勢力にもみくちゃにされ、担がれて上に立ったが無力だった。あとは誰でも知っている。
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投票行動については、米国でいくつかの


調査がなされています。

1,コロンビアモデル 
 属性によって投票する。農民だから自民党。
 労働者だから民主党という具合です。

2,ミシガンモデル
 心理的共感 農民は自民にシンパシーを感じる。

3,実績 
 俺の利益になるかどうか。


当初はコロンビアモデルが典型的と言われましたが
その後調査が進み、ミシガンモデルを経て
現在では実績に基づいて投票する人間が多い、と
言われています。


”若い世代は争点とかで投票しようとするのでしょうけど、
昔から代々この人を政党を応援してきたからという理由で
投票する有権者も意外といるんじゃないかと思ったのですが、
どうなのでしょうか?”
   ↑
昔から代々てのは田舎に多いですよ。
群馬県の農家などは、福田、中曽根、といっった総理大臣
経験者の写真が、神棚に飾ってあります。
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この回答へのお礼

神棚政治ですか。面白いですね。

お礼日時:2016/01/22 22:59

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